“日本最大級”のメガソーラー「瀬戸内Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」排水ポンプ・非常用発電設備が完成

-瀬戸内市への寄贈記念式典を実施-

岡山県瀬戸内市錦海塩田跡地で日本国内最大級となる約230MWの太陽光発電所を建設中の瀬戸内Kirei未来創り合同会社(代表社員:くにうみアセットマネジメント株式会社)は、本プロジェクトの安全安心事業の一環として「予備排水ポンプ増設工事、ポンプ場補修工事及び非常用発電機新設工事」を進めてきましたが、このたび無事工事が完了、瀬戸内市にこれらの設備を寄贈しました。2016年4月21日(木)、これを記念する式典が錦海塩田跡地のポンプ場前で行われました。  

 

(左から) GEエナジー・フィナンシャルサービス マネージングディレクター クリス マテソン(Cris Matteson)氏、瀬戸内市 市長 武久顕也氏、くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長兼CEO 山﨑養世


寄贈記念式典には、市長、副市長をはじめとする瀬戸内市関係者、事業者、施工を行った東洋エンジニアリング関係者を中心に約70名様が出席し、式典終了後にはバスによる建設サイト見学が行われました。
式典挨拶の中で、くにうみアセットマネジメント株式会社代表取締役・山﨑養世は、「瀬戸内Kirei太陽光発電所の建設工事は順調に進んでおり、会場にいらっしゃいます市長、瀬戸内市、岡山県、工事関係者のみなさまはじめ、多くの地域のみなさまのお支えにより、この日を迎えることができました。引き続き、太陽光パネルの設置、堤防建設の工事と進んで参ります。今後もみなさまの厚く温かいご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。」と語りました。

式典でポンプ稼働のスイッチを押す武久市長式典でポンプ稼働のスイッチを押す武久市長

 

これに対し、式典に参列した瀬戸内市の武久市長は、「500haの錦海塩田跡地を瀬戸内市が引き取った背景に排水の問題がございました。市民のみなさまの安全安心の確保が最大の目的で、排水ポンプを増設、整備していただき、非常時用発電設備を新設いただけたことは私たち市民の大きな喜びです。市民、関係者のご協力と願いがあったからこそ、また事業会社のみなさまの誠実な対応があったからこそです。このとても大切な設備を維持し、安全にこの事業が遂行されること、発電所が完成することに尽力していきます。」と語りました。





排水ポンプ増設・非常用発電機
本プロジェクトでは地域を災害から守るための安全安心事業も行っています。その一つが排水ポンプの増設と非常用発電施設の新設です。錦海塩田跡地には、錦海堤防下部から常に海水が流入し、跡地南側で塩性湿地が形成されています。また、周辺地域から雨水等も流れ込んでいるため、瀬戸内市が保有・管理するポンプ場に設置された3台のポンプによって塩田跡地内の水位を調節してきました。本プロジェクトでは、排水機能の信頼性向上を図るため、既設ポンプ故障時のバックアップとして排水ポンプを1台増設して4台とするとともに老朽化したポンプ場建屋を補強しました。また、停電時に備え、非常用発電設備も設置しました。これらは瀬戸内市に寄贈され、今後は市の管理のもと近隣地域への安全と安心を提供します。

<建屋(上屋)改修>  
築60年近く経過して老朽化したポンプ場建屋の改修工事を実施

<予備排水ポンプ増設>

1号機から3号機に加えて、今回1台増設(4号機)
流量 6900m3/h (各ポンプとも同流量)

手前が増設4号機手前が増設4号機

<非常用発電設備新設>

発電機出力 1000kVA
常用電源が使用できないとき発電機を使用することにより、排水ポンプ2台を同時に72時間連続運転可能

非常用発電機(手前)及び新電気室(奥)非常用発電機(手前)及び新電気室(奥)

新電気室(内部)新電気室(内部)











 

  • 「瀬戸内Kirei太陽光発電所建設プロジェクト」 概要
瀬戸内Kirei未来創り合同会社は、2019年春の発電事業開始を目指して約500haの塩田跡地のうち約265haに瀬戸内Kirei太陽光発電所を建設中です。事業用地の所有者である瀬戸内市とは、施行協定及び土地賃貸借契約を締結し、再生可能エネルギーの普及だけでなく地域の発展、安全安心、自然との共生を目指して事業を進めています。

 現在の様子 現在の様子

完成予想図完成予想図

 












【特別目的会社「瀬戸内Kirei未来創り合同会社」の概要】
瀬戸内Kirei未来創り合同会社
所在地:岡山県瀬戸内市邑久町尻海4382番地3
代表社員:くにうみアセットマネジメント株式会社
会社設立年月日:2012年8月17日
ホームページ:工事の進捗が掲載されています。
http://www.setouchimegasolar.com/
英語サイト http://www.setouchimegasolar.com/en/

【出資各社の概要】
GEエナジー・フィナンシャルサービス(EFSジャパンB.V.の親会社)
所在地:800 Long Ridge Road Stamford, CT 06927 U.S.A
代表者:David Nason, President and CEO
事業:エネルギー関連ファイナンスサービス
会社設立年月日:2004年
資本金:160億円 (2013年12月31日現在)

東洋エンジニアリング株式会社
所在地:千葉県習志野市茜浜2丁目8番1号
代表者:取締役社長 中尾 清 
事業:産業施設の設計、調達、建設、運転支援等を行う総合エンジニアリング業
会社設立年月日:1961年5月1日
資本金:181億9千万円 (2015年3月31日現在)

株式会社 中電工
所在地:広島県広島市中区小網町6番12号
代表者:代表取締役社長 小畑 博文 
事業:電気設備工事をはじめとした総合設備エンジニアリング業
会社設立年月日:1944年9月29日
資本金:34億8千万円 (2015年3月31日現在)

くにうみアセットマネジメント株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 新日石ビル3階
代表者:代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO) 山﨑 養世
事業:再生可能エネルギー発電および理想の地域作り
会社設立年月日:2012年2月16日
資本金:2億5千万円 (2015年4月1日現在)

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会社概要

URL
http://www.kuniumi-am.co.jp/
業種
電気・ガス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 新日石ビル3階
電話番号
-
代表者名
山﨑 養世
上場
未上場
資本金
-
設立
-