日本人管理職が選ぶ海外勤務先

シンガポール、オーストラリアが人気国に

エンワールド・ジャパン

グローバル企業向けに管理職、プロフェッショナル人材の採用支援を行うエンワールド・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表:鈴木 孝二)は、この度、アジア太平洋地域での管理職を対象に海外勤務に関する意識調査のレポートを発表しました。
調査概要
実施時期:2016年5月~6月
対象者:アジア太平洋地域(日本、韓国、オーストラリア、インド、シンガポール、タイ、ベトナム)で働く管理職
有効回答数:約2,400

日本人管理職はシンガポールとオーストラリアで働くことを望む結果に
海外で新しい文化を体験しながらより良いキャリア開発を行いたいという理由から、日本からの回答者38%が海外勤務の機会があればシンガポールを選ぶことが分かりました。次に35%の回答者がオーストラリアを選択しています。国外からの回答者を含めると、約過半数の管理職は働きたい国としてシンガポールを選択しています。
また、日本人管理職は「勤勉さ、高い責任感、質の高い仕事」の3つが海外で誇れる日本人の資質と回答しました。

海外勤務における障害
回答者は海外で働くために移住しても良いと回答しているものの、現実的に行動を起こしている方々はまだ少ないと言えます。主な理由の一つは、滞在先の国の外国人労働者に対する政策や関連する法律についての十分な情報がないためです。また、海外での治安問題も懸念材料となっています。 

人材紹介会社の重要な役割と準備期間
日本人回答者の38%が、海外で働きたい場合、日本国内の人材紹介会社を利用すると回答しています。また、回答者の31%は就業希望国の人材紹介会社を利用すると回答しています。
また、56%の回答者が移住する準備として最低3カ月が必要だと回答しています。

将来的には日本に戻りたい
51%の回答者が滞在先の国に家族を連れていくと回答していますが、66%の回答者は機会があったとしても滞在先の国には永住せずに将来的には自分の国に戻りたいと回答しています。海外の結果と比較するとインドやベトナムの回答者の過半数は海外に永住しても良い意志があることが分かりました。

今回のアンケート結果に関し、エンワールド・ジャパンのヴァイスプレジデント佐藤有氏は次のように述べています。「今回実施した調査結果によると、日本人の管理職が海外勤務に対するネガティブな要因は言葉ではなく、外国人の仕事環境と滞在先の治安であることがわかりました。この結果は、対象国から必要な情報の詳細が提供されれば、この問題が解決することを示しています。実際に、アジア太平洋地域の国では大きなキャリアアップを目指せたり、給与も短期間で大幅に上がる可能性をもっています。そのため、対象国に関する情報がもっと提供されれば、海外で働くために移住する日本人管理職が増えていくでしょう」。

調査レポートの詳細はこちら
https://www.enworld.com/jp/employers/advice-employers/mobility-trend-in-japan-2016/

エンワールド・ジャパン株式会社について
外資系企業や、 グローバルな視点を持つ日本企業を対象に、 業界専任コンサルタントと職種専任コンサルタントとの二軸からのキャリアコンサルテーションにより、 きめ細かいマッチングを可能にします。 エンワールド・ジャパンは、 金融、 財務を専門分野とするウォールストリートアソシエイツとして1999年に設立されました。 その後、 多岐に渡る業界や職種においてサービスを展開、 2010年にインターネットベースの採用ソリューションでは国内トップクラスである、 エン・ジャパン株式会社のグループ会社となりました。

en world グループについて
アジア太平洋地域7カ国を拠点に、 スペシャリスト・管理職のリクルーティングサービスを提供。 また、 海外拠点との連携によりクロスボーダーリクルートメントでグローバル企業の人材戦略サポートも実施しています。
*en worldはエン・ジャパン株式会社の登録商標です。

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会社概要

URL
http://enworld.com/jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン12階
電話番号
03-4578-3500
代表者名
金 太浩
上場
未上場
資本金
6500万円
設立
1999年10月