ブランド価値世界一は今年も「アップル」。 日本は「トヨタ」が復調、「ユニクロ」が躍進

~世界最大手の広告会社WPPグループによるブランド価値ランキング~

市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、取締役社長:大竹秀彦)は、世界最大手の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリューピーピー)の子会社です。本日、WPPグループは、今年で8回目になるブランド価値ランキング(『BrandZ TM TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』)を発表します。ブランド価値の算出およびランキングを行ったのは、同じグループに属するミルウォード・ブラウン・オプティモア社です。

 

(図1)ブランド価値ランキング(10位まで)

 

■ スマートフォン市場の成長とともに価値を高めるブランド

 ランキングの中で注目されるのは、スマートフォン関連市場で存在感のあるブランドが前年よりも価値を高めている点です。

  • Apple(アップル)が1位を維持(価値は前年より+1%)
  • Google(グーグル)が前年の3位から2位に上昇(価値は前年より+5%)
  • Samsung(サムスン)が30位に躍進(価値は前年より+51%)

 

(図2)Samsungのブランド価値の推移

<ニック・クーパー(ミルウォード・ブラウン・オプティモア社、マネージング・ディレクター)のコメント>

 スマートフォン市場においてリーダーの座を争う中で、Samsung(サムスン)は、並外れたイノベーションの実行とマーケットシェアの伸長を両立し、ブランド価値を飛躍的に向上させました。昨年Samsung(サムスン)が広告に費やした費用は16億ドル超に及びます。

 市場の競争が激しくなり、他の競合がじりじりと追い上げてきているにもかかわらず、Apple(アップル)は、ブランド価値で世界一の座を維持しました。これが意味するところは、強いブランドを持つことが事業を繁栄させるということです。株価が下落していても、人々はやはりこのブランドが好きなのです。

 

■ 「トヨタ」が復調、「ユニクロ」が躍進
 日本のブランドでは、海外市場で存在感を増しているブランドの価値の向上が目立ちました。

  • Toyota(トヨタ)が前年より価値を高める
  • NTT Docomo(NTTドコモ)が前年より価値を下げる
  • Sony(ソニー)が前年の86位から100位圏外へ
  • 100位圏外ではあるものの、Uniqlo(ユニクロ)が価値を高める

 

(図3)日本のブランド

 また、自動車部門だけで見ると、Toyota(トヨタ)は、昨年1位の座をBMW(ビーエムダブリュー)に譲りましたが、今年のランキングでは1位に返り咲きました。

(図4)自動車部門

<ピーター・ウォルシュ(ミルウォード・ブラウン・グループ、グローバル・ブランジー・ディレクター)のコメント>

 トヨタは、ブランドの本質的な強さを発揮して、信頼性を回復し、危機を乗り切りました。自動車ブランドは、中国のような急成長する市場で新車販売(台数)を伸ばし続けています。同様に、アメリカでも消費者がショールームに戻り始めており、2012年には13.4%新車販売(台数)が成長しました。トヨタもこの上昇気流に乗り、アメリカで26%新車販売(台数)を伸ばしました。

 

■ 『BrandZ TM TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』について
 このブランド価値ランキングは、WPPグループが年1回発表しているもので、今年で8回目になります。ブランド価値の算出およびランキングは、ミルウォード・ブラウン・オプティモア社が実施しています。

 ここでいうブランドとは、主に個々の製品・サービスブランドの集合体を指しています。例えば、コカ・コーラは、飲料のコカ・コーラを意味します。

 ブランド価値の算出は、各企業の公開財務情報やミルウォード・ブラウン・グループが年一回実施しているブランドに関する消費者調査(『BrandZ TM(ブランジー)』)の結果などを用いて行われます。

 『BrandZ TM TOP100 Ranking(ブランジー・トップ100ランキング)』(英語)は、WPP及びミルウォード・ブラウン・グループのウェブサイトで公開しています。

 ・WPPのウェブサイト:http://www.wpp.com/wpp/
 ・ミルウォード・ブラウン・グループのウェブサイト:
http://www.millwardbrown.com/BrandZ/Top_100_Global_Brands.aspx

 

■ WPPについて
 WPP(ダブリューピーピー)グループは、2012年の売上高が100億ポンド(日本円で約1兆4,000億円。1ポンド140円で計算)を超えるグローバル企業であり、広告業やパブリック・リレーション(PR)業などのマーケティングに関連するサービスを提供しています。

 WPPの調査・コンサルティング事業部門の総称がカンター・グループであり、カンター・ジャパンおよびミルウォード・ブラウン・グループ(ミルウォード・ブラウン・オプティモア社を含む)はそこに属しています。

 ・社名:ダブリューピーピー(WPP PLC)
 ・本社:イギリス・ロンドン
 ・代表:マーティン・ソレル
 ・事業内容:広告・メディア投資、調査・コンサルティング、PR、ブランディングなど
 ・上場市場:ロンドン証券取引所、ナスダック

 

■ ミルウォード・ブラウン・グループについて
 ミルウォード・ブラウン・グループ(本社:イギリス・ロンドン)は、ブランド領域や広告などのコミュニケーション領域における調査・コンサルティングに強みを持つ企業です。その中で、ブランドの価値評価やそれに基づくコンサルティングを中心に行っているのが、ミルウォード・ブラウン・オプティモア社です。

 

■ カンター・ジャパン会社概要
 カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。13の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。

 ・社名:株式会社カンター・ジャパン
 ・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
 ・取締役社長:大竹秀彦
 ・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
 ・ウェブサイト:http://www.kantar.jp

 

■ 本件に関するお問い合わせ先
 株式会社カンター・ジャパン 広報 東園  E-mail:Marketing@kantar.co.jp  Tel:03-6859-3229

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