テックビューロがプライベート・ブロックチェーン環境「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始 - その場で仮想通貨や金融機関の実証実験が開始可能に
~無償で利用環境とウォレットアプリケーションを提供し、その場で仮想通貨や電子マネー、銀行の実証実験が可能に~
テックビューロ株式会社(代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)は本日より、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始いたします。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用する事により、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などの様々な実証実験がその場で開始可能となります。
報道関係者各位
テックビューロ株式会社(代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)は本日より、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始いたします。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用する事により、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などの様々な実証実験がその場で開始可能となります。
フィンテックの最新技術を無償で体験
ブロックチェーン技術(*1)を用いると、残高やデータの整合性を崩さないままに、ダウンタイムを撤廃した分散型の勘定エンジンが低コストで構築可能であり、且つ記録されたデータの改ざんが困難なため、近年ではフィンテック(*2)を代表する新技術として注目を集めています。
好評を頂いた実証実験環境の共用版
本プログラムは、2016年12月に発表され、15カ国167企業からお申し込みを頂いた実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」の共用版にあたります。
全ての機能は両プログラムで共通となり、本オープンβプログラムにおいても全ての機能がお使い頂けますが、今回は使用するネットワークが他の多数のβテスターと共用となる点のみが前回のものとは異なります。
独自の仮想通貨実験がその場で可能に
本プログラムでは、「mijin」ネットワーク上で無償のウォレットアプリケーション「Light Wallet(ライトウォレット)」が利用可能です。
発行された仮想通貨(トークン)は、ブラウザ上の同アプリケーションから送金や管理が可能であり、無駄なコストや工数をかけることなく、その場で今日から仮想通貨や独自トークン、ポイント、銀行、電子マネーなどの実証実験を開始できます。
様々な実験が可能なフル機能環境
mijinでは、ドメイン概念である「namespace」が実装されており、その下に設定の異なったアセットをツリー状に複数作成することができます。
本プログラムで提供されるmijinネットワークでは、上記の「namespace」や、既に実装されている「multi-signature(複数鍵署名)」などを含む全ての機能がご利用頂けます。上記ウォレットアプリケーションからだけではなく、用意されたAPI上にアプリケーションを作成することも可能であり、単なる仮想通貨やポイントサービスに限らず、認証システムからアセット管理、取引所、メッセージングなど、様々な実証実験が実施可能です。
オープンβプログラムの詳細について
本オープンβプログラムは、2016年6月末まで無償で解放されます。詳しくは以下のページをご覧下さい:
http://j.mp/mijinopenbeta
テックビューロの今後の取り組み
2016年夏の世界販売開始を目指して、テックビューロではmijinの最終的な汎用化と最適化を推し進めております。今後も、mijinの利用を活性化するためのツールや環境と、詳細な技術情報を順次公開して参ります。
■「テックビューロ株式会社」について( Webサイト http://techbureau.jp/ )
テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
■「mijin」について( webサイト http://mijin.io/ )
「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。2013年からの開発経験を持つプロジェクト「nem」のチームがテックビューロに合流して開発した、汎用性の高いブロックチェーンプラットフォームです。
用語解説
※1:ブロックチェーン技術とは、 ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。
※2: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的小規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。
テックビューロ株式会社(代表取締役:朝山 貴生、以下「テックビューロ」)は本日より、プライベート・ブロックチェーンPaaS「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始いたします。同環境は一般に解放され、無償のウォレットアプリケーションを使用する事により、仮想通貨の発行や金融機関の模擬などの様々な実証実験がその場で開始可能となります。
フィンテックの最新技術を無償で体験
ブロックチェーン技術(*1)を用いると、残高やデータの整合性を崩さないままに、ダウンタイムを撤廃した分散型の勘定エンジンが低コストで構築可能であり、且つ記録されたデータの改ざんが困難なため、近年ではフィンテック(*2)を代表する新技術として注目を集めています。
テックビューロでは、同社で開発するプライベート・ブロックチェーン構築プラットフォーム「mijin」のPaaS版である「mijinクラウドチェーン」のオープンβプログラムを開始することにより、誰でも簡単にブロックチェーンのテスト利用が可能となる環境を提供いたします。
好評を頂いた実証実験環境の共用版
本プログラムは、2016年12月に発表され、15カ国167企業からお申し込みを頂いた実証実験環境「mijinクラウドチェーンβ」の共用版にあたります。
全ての機能は両プログラムで共通となり、本オープンβプログラムにおいても全ての機能がお使い頂けますが、今回は使用するネットワークが他の多数のβテスターと共用となる点のみが前回のものとは異なります。
独自の仮想通貨実験がその場で可能に
本プログラムでは、「mijin」ネットワーク上で無償のウォレットアプリケーション「Light Wallet(ライトウォレット)」が利用可能です。
同アプリケーションはWindows環境で動作し、mijinのネットワークに接続することにより、ブラウザから独自の仮想通貨やアセットを自由に発行することが可能です。
アセット発行時には、小数点以下の桁数や、発行総数、必要手数料など詳細な設定が可能です。
発行された仮想通貨(トークン)は、ブラウザ上の同アプリケーションから送金や管理が可能であり、無駄なコストや工数をかけることなく、その場で今日から仮想通貨や独自トークン、ポイント、銀行、電子マネーなどの実証実験を開始できます。
様々な実験が可能なフル機能環境
mijinでは、ドメイン概念である「namespace」が実装されており、その下に設定の異なったアセットをツリー状に複数作成することができます。
例えば上図の場合、米ドル残高と日本円残高を「mijin」というネームスペース下の「fiat」というサブスペースで管理し、ポイント残高を別途「mijin」のネームスペース下で直接管理しています。この構造を組み合わせることにより、数字の残高に限らず、ブロックチェーン上で複雑なアセット管理とアプリケーションが設計が可能です。
本プログラムで提供されるmijinネットワークでは、上記の「namespace」や、既に実装されている「multi-signature(複数鍵署名)」などを含む全ての機能がご利用頂けます。上記ウォレットアプリケーションからだけではなく、用意されたAPI上にアプリケーションを作成することも可能であり、単なる仮想通貨やポイントサービスに限らず、認証システムからアセット管理、取引所、メッセージングなど、様々な実証実験が実施可能です。
オープンβプログラムの詳細について
本オープンβプログラムは、2016年6月末まで無償で解放されます。詳しくは以下のページをご覧下さい:
http://j.mp/mijinopenbeta
テックビューロの今後の取り組み
2016年夏の世界販売開始を目指して、テックビューロではmijinの最終的な汎用化と最適化を推し進めております。今後も、mijinの利用を活性化するためのツールや環境と、詳細な技術情報を順次公開して参ります。
■「テックビューロ株式会社」について( Webサイト http://techbureau.jp/ )
テックビューロ株式会社は、暗号通貨技術とブロックチェーン技術に基づいたソフトウェアとサービスを開発しているクリプト・フィンテック・ラボ(Crypto-Fintech Lab.)です。ビットコインを含む暗合通貨の為替取引プラットフォーム「Zaif」やプライベート・ブロックチェーン基盤ソフトウェア「mijin」の他、ブロックチェーン技術導入の受託開発やコンサルティングサービスを提供しております。
■「mijin」について( webサイト http://mijin.io/ )
「mijin」は、クラウド上や自社データセンター内に、企業内や企業間で利用可能なプライベート・ブロックチェーン環境を構築できるプラットフォームです。既存のデータベースや勘定システムを置き換えて劇的にコストを削減すると同時に、改ざん不可能なセキュリティ環境が構築できる他、実質ゼロダウンタイムを実現します。金融機関から電子マネー、ポイント、オンラインゲーム、ロジスティクスまで、幅広くご利用頂けます。2013年からの開発経験を持つプロジェクト「nem」のチームがテックビューロに合流して開発した、汎用性の高いブロックチェーンプラットフォームです。
用語解説
※1:ブロックチェーン技術とは、 ビットコインによって発明された、P2P方式によるデータ処理の基盤技術です。複数のコンピューターが分散型合意形成を行い、暗号署名しながらブロック単位で複数データを処理するのが特徴です。安価なコンピューターで稼働し、ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを実現します。バックアップや冗長化も必要なく、劇的なコスト削減が可能であり、キャパシティを超えても落ちないため、金融機関にも注目されています。
※2: フィンテック(FinTech)とは金融(Financial)と技術(Technology)を掛け合わせた造語で、金融とITを融合させた金融システムの革新的活用を意味します。従来は、このフィンテックが担う分野は金融機関向けにサービスを提供する大手ITベンダーが関与するものでした。しかし、ここ数年は技術革新とともに比較的小規模のベンチャー・スタートアップ企業の参入が多くなり注目を集めています。
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