ISOFIXジュニアシートで「2013年度 グッドデザイン賞」を受賞
~確実に車の座席に固定。継続的な安全意識の向上に期待~
今夏より販売を開始した「takata312-i fix junior」は、国内初の体重15~36kg(3歳~12歳頃)まで使えるISOFIX対応のジュニアシートです。車の後部座席に装備されているISOバー(ISOFIXアンカー)に本体のコネクターを確実に固定することで、従来のジュニアシートのような不安定さを解消しました。さらに直接乗員に衝撃が伝わる危険性の高い側面衝突に備えて、頭部、肩部、腰部を保護するサイドガード構造も採用しています。
今回受賞した「グッドデザイン賞」は、総合的なデザイン評価制度で、単に美しさだけではなく、「くらしを、社会を、豊かにしうるのか」といったデザインの効果・効用などの視点から評価、授与される賞です。その中でtakata312-i fix juniorシリーズは、子どもの成長に合わせ視覚的にサイズ調整ができる操作性に加え、今後の安全意識の向上にも貢献していける製品として高く評価いただきました。
タカタは、ISOFIXチャイルドシートやジュニアシートのさらなる普及を目指して、安全性のみならず操作性や子どもの快適性なども考慮にいれた開発を進めております。
車のあらゆる乗員と、それを取り巻く社会全体を見据え、タカタの夢である「交通事故による犠牲者がゼロになる日」を願って、これからも自動車の安全システムを追求し続けてまいります。
<参考資料:製品概要>
【takata312-i fix juniorシリーズ】
車の後部座席に装備されているISOバー(ISOFIXアンカー)にジュニアシートの本体コネクターを差し込みロックすることで、従来のジュニアシートのような不安定さを解消しました。子どもが乗るときや降りるとき、乗っていない時にも本体がズレたりすることなく安心です。
■グッドデザイン賞審査員のコメント
車のジュニアシートのデザインでは,安全のためのサイズ調整をどのように実現するかが問われるといっていい。確実に車に固定できるISOFIXジュニアシートは国内初であり,頭・肩・肩の3か所を,身長目安を確認しながら調整できるパッケージとしたことで,継続的な安全意識の涵養が期待できるデザイン提案となっている。
※1ISOFIX
取り付けミスの防止、自動車への適合性を向上、取り付け方法の国際的な統一を目的とした ISO(国際標準化機構)規格のチャイルドシート固定方式。
※2グッドデザイン賞
「グッドデザイン賞(Gマーク)」は、1957年に通商産業省によって設立された「グッドデザイン選定制度」を継承し、1998年より財団法人日本産業デザイン振興会の主催事業として運営される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度。これまで50年以上にわたって新しい時代の文化と生活を創造することを目的に「より豊かなライフスタイル」と「良いビジネス」を導く運動として展開され、制度創設以来の受賞件数は39,000件以上にのぼり、国内外の多くの企業や団体が参加している。
※3 欧州安全基準(ECE R44/04)
ECE R44はチャイルドシートにおける国連欧州委員会の統一規則44のことで、ヨーロッパ統一規則、または国連統一規則(国連基準)と呼ばれている。
■ 会社概要
・会社名 : タカタ株式会社
・創業 : 1933年
・本社住所 : 東京都港区赤坂2-12-31
・代表者 : 代表取締役会長兼CEO 高田重久
・資本金 : 41,862百万円(2013年3月時点)
・連結売上高 : 415,521百万円(2013年3月期)
・従業員 : 36,152人(2013年3月時点) ※連結ベース
・グローバル生産拠点: 日本・アジア・欧州・米州で、20カ国 55工場(2013年3月時点)
・事業内容 : シートベルト、エアバッグ、ステアリング・ホイール、トリム
チャイルドシートなどの製造販売
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