村田製作所ヨーロッパ、サムライインキュベートとハッカソン開催〜IoT分野の新事業アイデアを求め、イスラエルのスタートアップを募集〜
株式会社サムライインキュベート(本社:東京都品川区 代表取締役CEO:榊原健太郎)とMurata Electronics Europe B.V. (Headquarter: The Netherlands, President Glenn Palmer)は、2015年11月30日-12月1日、イスラエルにてハッカソンを開催いたします。ムラタは、イスラエルのハイテクベンチャー企業の技術を活用し、斬新なアイデアの創出に期待しています。
■「イスラエル概要」
イスラエルは、中東のシリコンバレーとして定評があり、年間500社以上のハイテク
ベンチャー企業が設立され、多くの欧米大手テクノロジー企業が進出、R&D設立、CVCとしても進出されています。また、SequoiaCapital/KPCB/IntelCapitalなど一級のVCが良質なスタートアップへ投資をし、グーグル/マイクロソフト/アップル/インテル/シスコシステムズなどがそうした企業をM&A、$100Mを越えるディールも多く、世界最高レベルのエコシステムが出来上がっています。
■「ハッカソンとは」
ハッカソンは、ハックとマラソンを組み合わせた造語です。エンジニアが集まり一緒になって、プログラミングを書き、数日間でサービス開発をするイベントのことを云います。Google、Facebookのような企業で開催されることが多く、近年では日本国内でも事業会社が新規事業創出のために行う事例が増加しています。
■「イスラエルでのハッカソン開催の背景や目的」
<1>日系大手部品メーカーとイスラエルのスタートアップが起こす科学反応に期待
欧米では、AppleやGoogleなどの大企業が、M&Aや事業提携などを通し、イスラエルのベンチャー技術を取得しています。これにより、最先端技術をいち早く取り入れ、人々の生活を刷新するような新しい製品を開発しています。一方、これまでの日系企業は既成概念にとらわれがちなアイデア発想や製品設計をしていました。そして今回、ムラタヨーロッパが、イスラエルが持つ創造的な発想やハイテク技術に目をつけ、自社の新製品・サービスの種を求めようとハッカソンを開催することになりました。ムラタがテーマとして挙げるのは『IoT』。ムラタの機能性の高い電子部品を用い、イスラエル人がいかにイノベーティブなプロダクトを生み出してくれるか、期待してハッカソンを開催します。
<2>日本大手企業のイスラエル進出の流れを作る
サムライインキュベートのイスラエル拠点設立から1年半が経過し、現地のスタートアップコミュニティ形成が十分整ってきております。そこで、ムラタのような大手部品メーカーと、新しいIT時代を切り拓くサムライインキュベートが組むことで、日本に新しいムーブメントを創出し、イスラエルの最先端技術と、日本の伝統的な製造技術を掛け合わせることで、グローバルに戦える革新的な事業を創り出す狙いです。
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