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一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー
会社概要

旅行者の多くが「伝統・産業・自然環境」への配慮を意識。沖縄が推進する新たな旅のかたち「エシカルトラベル」【沖縄観光における最新情報(ニュースレター)】

沖縄県の県外からの観光客数は、23か月連続で前年同月比増と回復傾向

沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)

 一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー(会長:下地芳郎、以下OCVB)では、新しい沖縄観光のかたち「エシカルトラベルオキナワ」を提案・推進しています。

 沖縄県外からの観光客数は、2023年10月末時点で498万4,300人となっており、2019年の同時期と比較して約80%と回復傾向にあり(*1)、対前年同月比でみても、23か月連続での増加となっています(*2)。

 一方、コロナ禍を経て、全国的に人材不足などの観光産業積年の構造的課題が顕在化、また2000年以降インバウンドの急増により、経済メリットと同時に、過度に旅行者が集中することによる負の影響も問題視されています。これら様々な要因を背景に、訪問客、産業、環境、受け入れ地域の需要に適合しつつ、現在と未来の環境、社会文化、経済への影響に十分配慮した観光「サステナブルツーリズム」が注目を集めています。

 このような状況を鑑み、沖縄県・OCVBでは“地域とすごす旅”「エシカルトラベルオキナワ」として、持続可能な観光地づくりに向けた取り組みを推進しています。


 発信にあたり国内でエシカル消費の考え方に関する普及啓発活動を行う一般社団法人日本エシカル推進協議会とも連携。生駒芳子氏(同会代表理事・会長)、足立直樹氏(同会理事・副会長)のご助言をもとに「エシカルトラベルコンテンツの考え方」の整理も実施し、県内の観光事業者と共に、観光情報メディア「おきなわ物語」で発信しています。


 さらに、2023年10月26日(木)~29日(日)にインテックス大阪で開催され、148,062人(11月6日確定数値)が来場した「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」で実施したアンケートでは、「沖縄ブース」の来場者(10~60代の男女901人)を対象に『旅行する際に、意識していること』を調査。最も多かった回答が『地域で採れた食材を使った料理をいただく』で56.2%、次いで『地域の伝統(文化・芸能・工芸など)に触れる、体験する』が52.6%という結果となりました。

 多くの旅行者が、自然環境への配慮といったことだけではなく、住民や伝統など、幅広い分野でエシカルトラベルを意識した旅を実践しているという実態が分かりました。


 今後もOCVBでは、旅行者、観光事業者、沖縄県民が互いを尊重しあい、共に伝統・産業・自然環境の面から「沖縄らしさ」を育み、発展させ、沖縄の資産を次世代へ繋いでいく持続的観光「エシカルトラベルオキナワ」を推進してまいります。



  • 「エシカルトラベルオキナワ」について

《 新しい沖縄観光のかたち“地域と過ごす旅” 》


沖縄県・OCVBは、新しい沖縄観光のかたち「エシカルトラベルオキナワ」を提案しています。沖縄の自然、伝統、産業に触れながら“地域と過ごす旅”を通じ、訪れる観光客一人ひとりが地域の一員のように過ごすだけでなく、迎え入れる観光事業者、沖縄県民も同様の考えを持ち、双方が地域の暮らしや自然環境に配慮した旅を心がけるきっかけになればと考えています。






《 沖縄観光コンベンションビューローが考える「エシカルトラベルオキナワ」 》


共関・共感・共環する持続的観光

「エシカルトラベルオキナワ」では、持続可能な観光地づくりに向けた取り組みとして、沖縄を訪れる観光客・観光事業者・沖縄県民が共に「沖縄らしさ」を育み、発展させることを目指しています。エシカルトラベルオキナワの取り組みを通じて、沖縄の伝統・産業・自然環境を維持・発展させ、沖縄県への成長へと繋がる持続可能な観光を目指します。

 ※エシカル(Ethical)とは、「倫理的な、道徳的な」という意味




《 エシカルトラベルコンテンツの考え方 》

「エシカルトラベルオキナワ」を発信していくにあたり、国内でエシカル消費の考え方に関する普及啓発活動を行っている一般社団法人日本エシカル推進協議会にご相談し、生駒芳子氏(同会代表理事・会長)、足立直樹氏(同会理事・副会長)のご助言をもとに「エシカルトラベルコンテンツの考え方」を整理しました。

【エシカルトラベルコンテンツの考え方(抜粋)】

● 自然環境を大切にしている

● 人と動物の命を大切にしている

● 地域文化と伝統を大切にしている

● 公平性・透明性を大切にしている

※詳しくは以下よりご確認いただけます

https://www.okinawastory.jp/feature/ethical_travel/business/


一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューロー 会長 下地芳郎 コメント

沖縄県・OCVBでは、令和3年度より持続可能な観光地の形成に向けて、迎え入れる県民の生活と調和した観光という視点で、観光客の皆様にも訪れる地域に対して理解をしていただくための取り組みとして「エシカルトラベル」プロモーションを展開しています。

沖縄県の調査によると、沖縄を訪れる観光客の93%がリピーターという調査結果が出ていることから、このように何度も沖縄を訪れて下さる観光客の皆様の満足度を上げていく取り組みを進めていくと同時に、沖縄が世界水準の観光地であり続けるためには沖縄観光の魅力を維持し、次世代に繋げていくための取り組みが重要となってきます。

沖縄県が全国に先がけて実施する、持続可能な観光地づくりに向けた「エシカルトラベル」プロモーションの取り組みにご注目ください。




<参考資料>

1 これからの旅行業界に求められる「持続可能な観光地域づくり」

2000年以降、インバウンドが急増したことにより、経済メリットと同時に、過度に旅行者が集中することによる負の影響も問題視されています。例えば、交通渋滞や環境破壊、ごみ問題、マナー違反など、各地でオーバーツーリズムを始めとする諸問題が起こっている現状があります。またコロナ禍によりデジタル化の遅れに象徴される生産性の低さや人材不足といった観光産業の構造的課題が一層顕在化するといったことも起こっています。

それらを背景に、2023年6月13日に政府が発表した令和5年(2023年)版「観光白書」(https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001613736.pdf)でも、これらの課題について触れ、観光分野の「稼ぐ力」(付加価値)の好循環による持続可能な観光が必要であると述べており、各地域で取り組みが急務になっていると言えます。


2  旅行者の多くが、「伝統・産業・自然環境」への配慮を旅行の際に意識。

最も多かったのは「食」分野で56.2%、次いで「伝統」分野の体験で52.6%。

2023年10月26日(木)~29日(日)に開催された「ツーリズムEXPOジャパン2023 大阪・関西」にて、「沖縄ブース」に来場した10~60代の男女、901人を対象にアンケートを実施しました。『旅行する際に、意識していることで当てはまるものをすべてお選びください』という設問に対して、最も回答が多かったのが『地域で採れた食材を使った料理をいただく』で56.2%、次いで『地域の伝統(文化・芸能・工芸など)に触れる、体験する』が52.6%という結果となりました。多くの旅行者が、自然環境に対してだけでなく、住民や伝統など、幅広い分野でエシカルトラベルを意識した旅を実践している実態が見えてきています。

【調査概要】
調査期間:2023年10月26日(木)~29日(日)
調査対象:「沖縄ブース」の来場者(10~60代の男女901人)を対象
有効回答数(サンプル数):901人
調査主体:自社調査
調査方法:会場アンケート調査


一般財団法人 沖縄観光コンベンションビューローについて(OCVB)

OCVBは、沖縄県への観光誘致活動や旅行者の受入環境整備を行う官民一体型の観光推進組織です。また、広域連携DMO(Destination Management Organization:観光地域づくり法人)として、観光地域経営に役立つ各種データの継続的な収集・分析・共有を推進することで、地域の「稼ぐ力」を引き出すとともに、自組織における観光地域マネジメント・マーケティング機能を強化する役割を担っています。

一般観光客だけではなく国際会議などのMICE誘致や、観光産業を支える人材の育成、調査事業、情報提供など沖縄の観光・リゾート産業の活性化に向けた様々な取り組みを展開しています。

(HP URL:https://www.ocvb.or.jp/


『おきなわ物語』について

『おきなわ物語』は、OCVBが運営する沖縄県公式の観光情報メディア。SNSを含めたメディアの全利用者数は、年間約285万人(2021年12月末時点)。沖縄県内で行われるイベントや観光・旅行に役立つ情報をはじめ、旅ナカで訪れたい観光施設や飲食店、現地ツアー情報まで、最新の沖縄観光情報をお届けしています。

(『おきなわ物語』サイトURL:https://www.okinawastory.jp/



<出典>

*1 沖縄県『r5-上半期入域観光客数概況』(令和5年10月25日発表)

https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/statistics/tourists/documents/r5-4-9.pdf

*2 沖縄県『r5-10入域観光客統計概況(速報)』(令和5年11月27日発表)

https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/kankoseisaku/kikaku/statistics/tourists/documents/r5-10gaikyou-sokuhou.pdf

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一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー

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URL
https://www.ocvb.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
沖縄県那覇市小禄 那覇市小禄1831-1沖縄産業支援センター2階
電話番号
098-859-6123
代表者名
下地 芳郎
上場
未上場
資本金
10億8376万円
設立
1996年04月
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