「夫婦の価値観」に関する実態調査

70.0%は、夫婦の価値観は「一致している」と回答!

株式会社オウチーノ

人の価値観は、その人が生きてきた過去が大きく反映される。では、元々は赤の他人だった夫婦にとって、互いの価値観の一致もしくは相違は、2人の仲にどれほどの影響を与えるのだろうか。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、20~69歳の既婚男女863名を対象に、「『夫婦の価値観』に関するアンケート調査」を行った。はじめに、「あなたとあなたの奥様・旦那様は、価値観が一致していると思いますか?」という質問をしたところ、70.0%が「非常に一致している」もしくは「まぁまぁ一致している」と回答した。さらにその回答を、夫婦仲が円満の家庭と非円満の家庭に分けて見てみたところ、円満の家庭は、79.9%が「一致している」と回答したのに対し、夫婦非円満の家庭は、81.9%が「一致していない」と回答し、対照的な結果となった。次に、「夫婦の『価値観の一致』は、夫婦円満のために最も大切な要素だと思いますか?」という質問をした。結果、「最も大切だと思う」と回答した人は39.2%、「『最も』ではないが、大切だと思う」が51.6%、「大切ではないと思う」が9.2%だった。最後に、「特にどんな事に対して、『価値観の一致』の重要性を感じますか?」という質問をしたところ、最も多くの人が選択したのは「お金」で43.3%、次に「子育て」が27.5%、「食」が22.3%だった。
  • 70.0%は、夫婦の価値観は「一致している」と回答!

はじめに、「あなたとあなたの奥様・旦那様は、価値観が一致していると思いますか?」という質問をした。結果、「非常に一致している」と回答した人が18.3%、「まぁまぁ一致している」が51.7%、「あまり一致していない」が20.5%、「全く一致していない」が9.5%だった。「非常に一致している」と「まぁまぁ一致している」を合わせると、70.0%が夫婦の価値観は「一致している」と回答した。




 
  • 夫婦円満な家庭の8割は、価値観が一致。一方、夫婦非円満な家庭の8割は、価値観が不一致。

さらに、「あなたとあなたの奥様・旦那様は、価値観が一致していると思いますか?」の回答を、夫婦仲が円満の家庭と非円満の家庭に分けて見てみる。「あなたの家庭は、夫婦円満ですか?」という質問に対し、「非常に円満」もしくは「まぁまぁ円満」と回答した人(725名)は、21.0%が夫婦の価値観が「非常に一致している」、 58.9%が「まぁまぁ一致している」、16.6%が「あまり一致していない」、3.5%が「全く一致していない」と回答した。一方、「非円満」と回答した人(138名)は、4.3%が「非常に一致している」、13.8%が「まぁまぁ一致している」、41.3%が「あまり一致していない」、40.6%が「全く一致していない」と回答した。夫婦円満の家庭は、79.9%が夫婦の価値観が一致しているのに対し、夫婦非円満の家庭は、81.9%が夫婦の価値観が一致していないことが分かった。非常に対照的な結果となった。やはり「価値観の一致」が夫婦仲に与える影響は、大きいようだ。
 

  • 39.2%は、「価値観の一致」は夫婦円満のために「最も大切」と回答!

次に、「夫婦の『価値観の一致』は、夫婦円満のために最も大切な要素だと思いますか?」という質問をした。結果、「最も大切だと思う」と回答した人は39.2%、「『最も』ではないが、大切だと思う」が51.6%、「大切ではないと思う」が9.2%だった。
「最も大切だと思う」と回答した人にその理由を聞いてみると、最も多かったのは「互いを尊重することが大切だから」だった。具体的には、「お互いを尊重するために『価値観を一致させる』ことが大切」(30歳/女性)、「お互いを思いやる心が同じであれば自然と価値観も似てくると思う」(48歳/女性)などが挙がった。2番目に多かったのは「価値観が合わないとストレスが溜まるから」で、具体的には「価値観が違うと毎日の生活でストレスが溜まる」(28歳/女性)や「違いすぎると疲れる」(36歳/男性)などの意見が挙がった。3番目に多かったのは「長く一緒に生活するうえで重要だから」だった。
「『最も』ではないが、大切だと思う」と回答した人の理由としては、「価値観の他に大切なものがあるから」が最も多かった。具体的には、「価値観も大切な要素だと思うが、許し合えるかが一番だと思う」(44歳/女性)や、「価値観だけでは長年やっていけない。相手を思いやる気持ちが大事」(55歳/男性)などが挙がった。他には「完全な一致はしないから」という意見も多く挙がり、具体的には「所詮結婚とは他人同士の共同生活。完全に一致するのは不可能。お互いに協力していくのが結婚だと思う」(26歳/女性)や「価値観が完全に同じ人はいないと思うし、お互い認め合えるのが夫婦だと思っている」(27歳/女性)といった声が聞かれた。
「大切ではないと思う」と回答した人の理由は、「価値観は人それぞれだから」だった。元々は異なる環境で育ってきた2人なので、価値観が一致しないこともあるだろう。そんな時に、相手の価値観を認め、互いに思いやれることが、夫婦にとっては大切なようだ。
 

  • 最も「価値観の一致」が重要なのは、「お金」!次に「子育て」。

最後に、夫婦の「価値観の一致」は、夫婦円満のために「最も大切だと思う」もしくは「『最も』ではないが、大切だと思う」と回答した人に、「特にどんなことに対して、『価値観の一致』の重要性を感じますか?」という質問をした。最も多くの人が選択したのは「お金」で43.3%、次に「子育て」が27.5%、「食」が22.3%、「趣味・嗜好」と「コミュニケーション」が16.1%、「家事」が16.0%だった。
それぞれ選択した理由を聞いた。「お金」を選択した人で最も多かったのが、「お金は生活するうえで重要だから」だった。具体的には、「生活には欠かせないことなので」(46歳/女性)などが挙がった。2番目に多かったのが「使い方の一致が重要だから」で、例えば、「使い方について一致していないと円満ではなくなるから」(43歳/男性)や「お金をかけるところと節約するところが一緒でないと大変」(36歳/女性)といった声が聞かれた。3番目に多かったのは「金銭感覚の一致が重要だから」だった。具体的には、「金銭感覚が一致していれば、他のことはお互いが寄り添えそうな気がする」(41歳/女性)、「金銭感覚が同じでないと色々揉める」(39歳/男性)などが挙がった。
「子育て」を選択した人で最も多かったのは、「子どもに悪影響を与えるから」だった。具体的には、「両親の意見が違うと子どもが戸惑う」(49歳/女性)、「教育方針、しかり方などが違うと子どもに影響が出てしまう」(38歳/男性)などが挙がった。2番目に多かったのは「教育方針の一致が重要だから」だった。具体的には、「どのような子どもに育てるのか、価値観の一致が必要」(66歳/男性)、「教育方針や子育てに関する考え方などは一致していたい」(27歳/女性)といった声が聞かれた。3番目に多かったのが「2人で育てていくものだから」だった。具体的には「子育てには夫婦の協力が不可欠」(33歳/女性)、「一緒に育てるものだから」(42歳/女性)などが挙がった。
「食」を選択した人で最も多かったのは、「味の好みの一致が重要だから」だった。具体的には、「味覚が違いすぎると合わせるのが大変だと思う」(49歳/男性)、「旦那と味の好みが似ている」(43歳/女性)などが挙がった。2番目に多かったのは「毎日のことだから」という理由で、具体的には「毎日のことなので、食い違うと嫌だと思う」(42歳/女性)や、「毎日の食事で好みが一緒でないと、料理をするのもつらくなる」(26歳/女性)などが挙がった。3番目に多かったのは「ストレスが溜まるから」だった。具体的には、「食べたいものが合わないのは、料理をするにしても外食をするにしてもつらい」(34歳/女性)、「食事を準備するたびに好みや価値観が違うと、用意する方が嫌な思いをする」(53歳/女性)などが挙がった。

 オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/tag/soukenn/


■調査概要
有効回答 20~69歳の既婚男女863名
調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年7月3日(金)~7月6日(月)

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル23階
電話番号
03-6275-1082
代表者名
長井 健尚
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2003年04月