Mr.Robert Campbell×ANTEPRIMA

コラボレーション ユニセックスニットのご案内

この度アンテプリマは、日本文学研究者であり東京大学大学院教授でもあるロバート キャンベル氏とコラボレーションし、ユニセックスニットを展開することとなりましたので、ここにご案内いたします。『知性を忘れず、でも理屈抜きに感性を楽しみたい人に、「オン」と「オフ」の融合を味わっていただきたい。』とのキャンベル氏の思いを込めて作り上げたコラボレーションニット。アンテプリマ銀座店のオープンを記念する特別な商品として、7月29日(金)より店頭での販売を開始いたしました。
 


コラボレーションしたユニセックスニット。(左)ALLOVER、(右)FULL MILANO RIB
***高解像度の写真がご入り用の際にはお知らせくださいませ。

コラボレーションの発表にあたり、ロバート キャンベル氏にそのきっかけについて話を伺いました。
『一年ほど前、たまたま都内の夕食会で荻野いづみさんと話をしていたところが「決定的瞬間」。私は、年に2度、メンズコレクションのショーが始まると必ず動画でチェックすることにしていますが、メンズではないのにいつも見てしまうのはアンテプリマ。その晩は荻野さんの隣だったので、食事の最中に訴えてみました。
「あれほど素敵なウィメンズラインがあるなら、メンズもきっと素晴らしいものが出来るに違いない。もったいないから、メンズも作ってくださいよ!」
と発破をかけました。するとすかさず荻野さんの方から、
「それを言うなら、あなたが作ってください!」
と、まったく予想外の返事が飛んできました。その場では面白いなと思っていたのですが、僕はファッションに関心があっても作る方は素人ですし、実現はないだろうと思っていると、後日、アンテプリマから打ち合わせしたいという一報が僕の事務所に入り、そこからトントンと話が進んでいきました。』

コラボレーションの話が決まった時の気持ちや想いを、キャンベル氏はこう語ります。
『すごく嬉しかったです。荻野さんは僕の洋服への拘りや感性をとてもよく理解して下さっているので、最初から「自由に、まずキャンベルさんが着たいようなものを作りましょう」という無謀にも聞こえるスタンスを貫いてこられました。
デザイン画が描けなくても優れたスタッフが助けてくれるし、材料も織り方も色もほぼ無限大に選べるから制約を考えず、とにかく自由な発想でいいものを作ってほしい、というアンテプリマの挑戦的な姿勢が僕の勇気になりました。
毎日、テレビもラジオも大学も、自分が選んだ服を自分でスタイリングするということに慣れているので、色や形など、いまメンズで何が流行っているかはもちろん把握しています。その上で、僕自身、いろんな場面で洋服を着ていると、とくに男ものには「足りない」「欠けている」部分があることを痛感します。今回のコラボレーションでは、男が少し改まったシチュエーションからストリートにいたるまで「一筆書き」で気持ちよく、格好良く着こなせる3シーズンのニットウエアを提供しようと思い立ったのです。』

今回のコラボレーションを通じて意識したコンセプトについてキャンベル氏に伺いました。
『ビジネスシーンではここ数年、「スーツ」という男の制服に対して意識とテイストが変わってきています。個性を求める大きな流れのなかで、必ずしもカッチリしたスーツばかりではなく、たとえば洗練された色合いの上質なニットがあれば、オフィスでも使えるという空気があります。アンテプリマが作るニットは、材料から縫製にいたるまで最強のクオリティを誇っているので、まずメンズラインはこれに特化しよう、とコラボレーションのコンセプトを設定しました。それは、働く男たちが従来のように自分を「オン」か「オフ」か、という二項対立に挟まれるのではなく、「オン」の時空に心地よい個性を持ち込んだり、「オフ」にもエレガントに凛々しく遊ぶ心を後押ししてくれるような洋服を着る、ということです。
考えてみるとこういう感覚は女性にとってすでに馴染みが深く、すっと入るのです。コラボレーションが一点一点上がってみると、女性のスタッフからの「これ、私ほしい!」の声が響きます。今回渋めに抑えた美しい色のきちんと構築された「メンズ」を、女性も自由に着られるようにサイズ展開を考えましたので、女性がどう受け止めるかにすごく興味があります。』

最後にキャンベル氏にとってのファッションとは?
ファッションとは......自分の体と心を一つにしてくれるジャイロスコープのようなもの。他者を迎え、もてなすための彩り、入念な献立の一部。ときには気温や湿度に寄り添って我が身をやさしく守ってくれたり、ときには気象条件に抗って我が身を奮い立たせてくれたりする装置のようなもの。

ロバート キャンベル(Robert Campbell)氏プロフィール


日本文学研究者・東京大学大学院教授。近世・近代日本文学が専門で、とくに19世紀(江戸後期~明治前半)の漢文学と、漢文学と関連の深い文芸ジャンル、芸術、メディア、思想などに関心を寄せている。テレビでMCやニュース・コメンテーター等をつとめる一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。


【商品情報】
ロゴタグ: コラボレーションニットには上記のロゴタグが付きます。
展開店舗: アンテプリマ銀座店
発売日 : 7月29日(金)
お問い合わせ先: アンテプリマ銀座店
中央区銀座5-5-12
TEL:03-3572-8152
 

ライン名:RIB
品番:NK16F47286
価格:70,000円(税別)
色:Nero/Pavone(ブラック×ピーコックブルー)
サイズ:40、46、48
キャンベル氏コメント:セーター一枚を何も足さずに、たとえばカットソーとデニムでまとめてもよし、襟が小さめのワイシャツに細いネクタイを締め、ウールのスラックスでグレード・アップも充分できる「使える」ベーシックな一点を目指しました。下のリブが半分腰に垂れ、差し色が覗く工夫は、アウトに着込んだ場合にベルトがなくても腰回りがすっきりと、左右非対称の意匠で恰好よく見えるようにしています。
 

ライン名:ALLOVER
品番:NK16F48506
価格:100,000円(税別)
色:Nero(ブラック)
サイズ:48
キャンベル氏コメント:今回のシリーズの中では一番の「挑戦」と考えています。着やすく、脱ぎやすい、高級感もあってヒップなテイストのニットつなぎ。男が着てみせる「ワンピース」。日本の秋から初夏の風土にぴったりの、着心地のよい、肩の凝らない上質感溢れる美しいカジュアル。個人的にこれが「欲しい」とずっと思っていたのは、幾通りもの着方があって、上にも下にも楽しく合わせられる形だからです。FULL MILANO RIBを羽織って革靴で決めればお洒落な付き合いにぴったりだし、下にTシャツを着てサンダルに合わせれば究極の普段着になります。丈より少し短めの短パンを重ね着して、上下にニットの光沢を見せるのも綺麗だと思います。思い思いのスタイルで着てみていただきたいと考えています。
 

ライン名:FULL MILANO RIB
品番:NK16F03293
価格:57,000円(税別)
色:Nero/Pavone(ブラック×ピーコックブルー)
サイズ:48
キャンベル氏コメント:2色を大胆に配したニット・プルオーバー。男物に少ないけれど男が着るとさりげないお洒落感が出るネックデザイン。腕から肩、胸の上にかけて綺麗な色で縁取ったインパクトのあるカラーパターン。ボディラインをすっと綺麗に見せる短めの丈、後ろにたっぷり感が出るルーズな印象が気に入っています。
 

ライン名:FULL MILANO RIB
品番:NK16F03021
価格:110,000円(税別)
色:Nero/Pavone(ブラック×ピーコックブルー)
サイズ:48
キャンベル氏コメント:ボリューム感たっぷりのダブルニットジャケット。ネクタイを締め、綺麗めなスラックスとセットアップすればビジネスでも映えるし、ボタンを止めないでしなやかで美しいドレーピングをカジュアルに楽しむもよし。内側に縫い付けた色違いの襟は、ネクタイの代わりになって、胸元の印象をぎゅっと引き締めてくれます。単体に持てばいろんな着回しが効く、まさに「オン」「オフ」の境界線を超えさせてくれるアイテムとして考えています。

また、キャンベルさんの飼っているブリティッシュ・ブルーの愛猫、夕吉ちゃんをモチーフにしたニットも9月に展開予定です。

<ANTEPRIMA 銀座店>
東京都中央区銀座5-5-12
TEL:03-3572-8152
営業時間:月-土11:00~20:00、日11:00~19:00

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://jp.anteprima.com/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区白金台3-19-1 興和白金台ビル4F,5F
電話番号
03-5449-6122
代表者名
アンソニーキョン
上場
未上場
資本金
1億円
設立
-