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PTCジャパン株式会社
会社概要

PTC、Axeda社の買収によりIoTソリューションポートフォリオを拡充

Axedaの接続能力が、スマート・コネクティッド・プロダクツを安全に管理するPTCのクローズドループ ライフサイクル管理ソリューションをさらに強化

PTCジャパン

【2014年 8月5日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC、社長兼CEO:ジェームス・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、非上場企業で、機械やセンサーを安全にクラウド接続するソリューションの開発において先駆者であるAxeda Corporation(Axeda社)を現金1億7,000万ドルで買収することで最終合意したとの米PTCの発表を明らかにしました。Axeda社のテクノロジーイノベーション、幅広い顧客ベース、強力なパートナーシップはPTC ThingWorx事業を直接補完し、PTCによるモノのインターネット(IoT)技術全体に対応する業界最高のソリューションの提供が加速されることになります。諸条件が整い、本買収に関する手続きが完了するのは2014年度第4四半期の予定です。
安全な接続性と、機械のデータを活用して新たなビジネス価値を創造する力は、IoTテクノロジーの重要な要素であり、また、より多くの企業がスマート・コネクティッド・プロダクツ戦略を推進する中で需要が高まりつつある要素でもあります。Axeda社はIoTソリューション市場におけるイノベーターで、150社以上の顧客に対応し、毎日、複数の業種で数億もの機械からの情報を処理しています。同社は、有数のモバイルネットワークオペレータ、エッジデバイスやデザイン・イン デバイスのメーカー、システムインテグレータ、ビジネスシステム・アナリティクスのベンダー等で構成される幅広いパートナーネットワークを有しており、同社の先端技術は、IoT技術やソリューションのリーディングカンパニー各社との戦略的OEM契約につながっています。

PTC社長兼最高経営責任者(CEO)のジェームス・E・へプルマン(James E. Heppelmann)は「我々が存在する世界は変化しており、より多くの機械、センサー、製品がインターネットを介してメーカーやユーザー企業に接続され、また、相互接続される中で、その変化のスピードは加速度的に速くなっています。近年、センサーが組み込まれる製品が増加しており、非常に優れた情報源となってきています。これまで製造企業はそのような情報を安全に収集し、活用することに制約がありましたが、Axeda社の機械を接続する革新的なアプローチは、まさに企業がスマート・コネクティッド・プロダクツからの膨大なデータを活用するために必要としているものです」と述べています。

Axeda社のIoT技術の核となるものは、安全な接続を確立し、様々な機械、センサー、デバイス類を遠隔監視・管理するソリューションです。Axeda Machine Cloud Serviceは、M2M・IoT接続サービス、ソフトウェアエージェント、ツールキット等の機能を提供し、企業と製品の接続においてほぼすべての通信方法(携帯通信ネットワーク、インターネット、無線LAN、衛星通信等)に対応しています。Axeda社の包括的なセキュリティ戦略は、ネットワーク、アプリケーション、ユーザー、データセキュリティを含むIoT技術のすべてのレベルをカバーしています。同社はISO27001:2005認証を受けており、同社による最高レベルのセキュリティ、パフォーマンス、可用性の提供への注力を示しています。

また、Axeda Connected Machine Managementアプリケーション群は、ソフトウェアのリモート更新を含む製品の遠隔からの監視とサービスの提供を実現します。

Axeda社 社長兼CEOのトッド・デシスト(Todd DeSisto)氏は「Axeda社はIoT分野の将来性を早期から見据えており、真のマーケットイノベーターであると考えています。我々のテクノロジーソリューションは、機械とそれが作り出すデータへの接続・管理により新たなビジネスチャンスの創造を支援するものです。我々はスマート・コネクティッド・プロダクツがもたらす変革というPTCのビジョンを共有しており、この急速に拡大する市場におけるPTCの指導的な地位に貢献できることを非常に喜ばしく思います」と述べています。

PTCの顧客はこのIoTの時代にさらに高度なスマート・コネクティッド・プロダクツを開発しており、これらの製品は、リアルタイムの稼働データが収集、分析、共有されることで稼働状況、用途、信頼性をより深く把握できることから新たな価値の創造につながります。PTCはAxedaの技術を既存のThingWorx高生産性アプリケーション開発プラットフォームや、サービスライフサイクル管理(SLM)、拡張製品ライフサイクル管理(PLM)のソリューションポートフォリオを補完する目的で活用する予定です。

また、へプルマンは「PTCは過去1年未満の間に製造企業がスマート・コネクティッドの世界がもたらすビジネスチャンスをつかむための支援をする上で短期間にリーダーとしての地位を確立しました。ThingWorx、Axeda、そして既存のSLM、PLMソリューションを組み合わせることでIoT市場における真のクローズドループライフサイクル管理ソリューションを提供する唯一のプロバイダーとなることを確信しています」と述べています。

本買収による2015年度の売上高増加分は2,500万~3,000万ドルとなる見込みです。PTCは本買収のための資金を自社信用枠から借り入れる予定です。Axeda社の従業員数は約160名で、主に米国を拠点としています。


<関連情報>
- 本買収に関する詳細情報
http://ja.ptc.com/about/history/axeda
- スマート・コネクティッド・プロダクツ リソースページ
http://ja.ptc.com/topics/smart-connected-products
- PTC IoT(モノのインターネット)リソースページ
http://ja.ptc.com/about/manufacturing-transformation/internet-of-things


【PTCについて】
PTC(本社:マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC)は、製造業における継続的な製品とサービスの優位性(Product and Service Advantage)の実現を可能にします。PTCのテクノロジーソリューションは、インターネット接続された高度な情報処理能力を持つスマートな世界を見据え、お客様の製品開発、運用、サービスの変革を促進します。1985年に設立されたPTCは、世界各国に約6,000名の従業員を有し、グローバル規模で分散化し急速に変化する製造業界に携わる28,000社を超える顧客企業を支援しています。

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) の各テクノロジーソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。全社に渡り製品イノベーションへの貢献を可能にする新しい設計ソフトウェアファミリーの PTC Creo、製品データ管理/製品開発コラボレーション/製品分析・品質ライフサイクル管理の PTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、ダイナミック・パブリッシング・システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールドサービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad といった革新的なソフトウェア製品、および製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc.com

【将来予想とリスクに関する記述】
本買収が予想される時期やその完了、本買収とモノのインターネット(IoT)によって当社と顧客にもたらされる機会、および2015年会計年度において予想されるAxeda社の収益貢献に関する本プレスリリースの情報は、将来予想に関する記述であり、実際の結果が大きく異なるリスクと不確実性があります。リスクと不確実性には、規制認可を想定した時期に受けることができない、または一切の規制認可を受けることができず、決算条件が想定した時期に履行されない、または決済条件が一切履行されない結果、Axeda社の買収完了の遅延または買収完了ができない可能性、および顧客がIoTに関するソリューションを当社が想定した時期・価格で購入できない可能性があります。また、当社が Axeda社の事業を運営し予想される収益を生み出すことができない可能性、当社が築き上げたテクノロジー分野における指導的地位にも関わらず予想した収益を生み出せない可能性、IoTによってもたらされると予想されるビジネス機会が当社や他社が想定する通りに早期に実現されない可能性があります。その他のリスクや不確実性は、Form 10-Qの四半期報告書およびForm 10-Kの年次報告書を含む証券取引委員会(SEC)へ提出する報告書で説明されています。


PTCのTwitter、Linked In、およびYouTubeは、以下のURLよりフォロー、ご視聴いただけます。
Twitter:http://twitter.com/ptchttp://twitter.com/PTC_Japan
YouTube:http://www.youtube.com/ptcstudio
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PTCのソーシャル メディア ディレクトリ:http://www.ptc.com/company/social-media.htm

* PTCの社名、ロゴマークおよびWindchill、Creo、Integrity、Arbortext、Servigistics、MathcadなどすべてのPTC製品の名称およびロゴマークは、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

以上

種類
経営情報

会社概要

PTCジャパン株式会社

10フォロワー

RSS
URL
http://www.ptc-jp.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー
電話番号
-
代表者名
桑原 宏昭
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
-
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