バナナ業界初!スミフルグループが「ISO 14064-2」の認証を取得し、環境負荷の低減を実現
■取得の背景について
スミフルグループでは、青果物の生産から加工、流通、販売までをトータルに管理することにより、地球環境への負荷低減を図った取り組みを推進しております。その中でスミフルグループのバナナ生産を担う、スミフル・フィリピン社において温室効果ガスの低減に向け、ISO14064-2の認証取得を目指し、この度取得しました。
このプロジェクトにおいてスミフル・フィリピン社では、リーファーバンをけん引するトラクターやリーファーバン用の着脱式発電機に着目し、エンジン内部を浄化することで燃焼効率を向上させ、二酸化炭素排出の低減を図りました。
効果測定は電子データベース上で管理され、プロジェクト実施前の二酸化炭素排出量と実施後の排出量の比較。データの整合性は外部監査機関によって検証され、燃料消費の減少が温室効果ガス排出削減を算出する際の基礎となります。これらの活動により、2017年6月~9月のデータを基に3か月間で二酸化炭素換算 32.17トンの削減をもたらすことが出来ました。
【環境負荷に対するその他の取り組み】
スミフルグループでは、この他にも環境負荷の低減を目指し、様々な取り組みを行っています。そのひとつが、2003年に導入した、プラスチック製の通い箱「ブルークレート」の活用です。バナナ流通には主に段ボールが使われていますが、ブルークレートを活用することで、何度もフィリピンと日本の間を循環し、段ボール廃棄によるゴミの削減に繋げています。現在、スミフル輸入量の約30%が「ブルークレート」を活用した規格ですが、将来的には更に増やしていきたいと考えています。
【スミフルジャパンの環境方針】
弊社では、環境方針を以下の通り定め、地球環境への負荷低減を図った取り組みを推進しています。
1.青果物の生産から加工、流通、販売までをトータルに管理することにより、地球環境への負荷を低減し、 高品質で安全な青果物を安定供給します。
2.環境マネジメントシステムを適切、妥当かつ有効に運用することにより、環境汚染の予防に努めます。
3.環境関連法令を遵守するとともに、環境に対する社会的要請も踏まえて、環境マネジメントシステムの
定期的見直しと継続的改善に取り組みます。
4.事業活動が環境に与える影響の中でも特に以下の事項に関して、優先的に活動し、環境目的・目標として
改善に取り組みます。
(1)省エネルギー、省資源の推進
(2)地球温暖化の防止、オゾン層の保護、酸性雨等地球環境問題への対応
(3)廃棄物の発生抑制・再利用・リサイクルへの取り組み
(4)環境保全に配慮した物品の購入の推進
(5)土壌汚染、大気汚染等の公害の発生防止
(6)購買品に関しては、グリーン購買法への配慮
(7)減農薬タイプの製品の開発及び販売
【株式会社スミフルジャパン 会社概要】
■設立:2016年2月1日
■資本金:3億円
■本社:〒151-0071東京都渋谷区本町3-12-1 住友不動産西新宿ビル6号館17階
■代表取締役社長:伊藤 順次
■事業内容:バナナ(フィリピン・エクアドル)、パイン(フィリピン)、アボカド(メキシコ)、
ハニデューメロン(メキシコ)、パパイヤ(フィリピン)、柑橘類の輸入及び販売 ■HP:http://www.sumifru.co.jp/
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