丈夫でかんたん、育てやすい！ “バラ”ではないのに“ローズ”の呼び名を持つ花 『クリスマスローズ』の魅力がわかる。決定版 刊行のおしらせ

株式会社誠文堂新光社（東京都文京区）は、2015年11月4日（水）に、『ガーデンライフシリーズ クリスマスローズ』を刊行いたしました。根強い人気のクリスマスローズの原種や、交雑種、栽培方法などを詳しく解説した決定版にふさわしい一冊です。

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“バラ”ではないのに“クリスマスローズ”。この紛らわしくも素敵な呼び名によって生まれる勘違いがきっかけで、クリスマスローズに興味を持ち始めたという方も多いのではないでしょうか。クリスマスローズの正しい名称は“ヘレボルス”キンポウゲ科ヘレボルス属の宿根草で、クレマチスやアネモネなどの仲間ですその歴史は古く、紀元前1400年頃には精神病の治療に使われていたといわれ、観賞用というより、薬用植物として扱われたのが始まりと『世界薬用植物百科事典』（2000年 誠文堂新光社 刊）に書かれています。
クリスマスローズの魅力は、とにかく丈夫で育てやすいこと。直射日光が当たらない場所でも育ち、害虫や病気にも強く、耐寒性も耐暑性もあります。つまり、ほったらかしでも簡単に育てられる植物なのです。
バリエーションが豊かな花模様がとても魅力的で、自分好みの花を見つけ、集め、咲かせるのが、クリスマスローズならではの醍醐味です。ぜひ、お気に入りの一株と出会う喜びを味わってください。

書籍では、原種・種間雑種・交配種を網羅した品種カタログ、フォトグラファー鞆岡隆史氏の美しい写真で魅せる花図鑑、作業ポイントを月ごとにまとめた栽培カレンダー、フラワーアレンジギャラリー、原生地の雰囲気を伝える紀行文、原種の特徴をまとめた早見表など、様々な角度からクリスマスローズの魅力を紹介していきます。育種家でもある、著者の横山直樹氏のコラムも掲載しており、深く、楽しくクリスマスローズの魅力に触れることができます。この一冊があればクリスマスローズの全てがわかる！ 必読の一冊です。
 

原種図鑑（左：ヘレボルス シクロフィルス、右：ヘレボルス ドュメトルム）
 

花姿ギャラリー
 

クリスマスローズの育て方（月ごとのポイント）

【著者プロフィール】
横山 直樹（よこやま なおき）
横山園芸・代表社員。全国各地で講演会を行うほか、NHK「趣味の園芸」講師、英国シクラメン協会日本支部代表、園芸同友会会長などの活動を通じて、植物の楽しさや魅力を伝える。趣味は全身で植物とたわむれること。登山や植物散策、いけばな、あらゆる植物の栽培など、植物に関するすべてのことから完成を磨く。植物で一人でも多くの人を笑顔にすることがライフワーク。

【書籍概要】
書 名：『クリスマスローズ』
著 者：横山 直樹
仕 様：B5変形判、144ページ
定 価：1,800円＋税
配本日：2015年11月4日（水）
ISBN：978-4-416-71447-8
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