平成26年度石炭開発部成果報告会を開催
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、7月7日、本部において、海外炭の動向に関する最新調査情報の提供と海外地質構造調査等の石炭資源開発業務を報告する「平成26年度石炭開発部成果報告会」を開催しました。
開会の挨拶(安達理事)
JOGMECは、海外炭の安定供給確保等に資するため、主要産炭国の石炭政策、石炭生産動向、輸送インフラ整備状況、主要消費国の石炭消費および輸入動向など海外炭に関する最新の情報収集、分析および調査を毎年度実施し、民間企業等に提供しております。
調査テーマについては、石炭業界のニーズを把握した上で、最新の石炭事業動向を踏まえ、平成26年3月に先行して3件の報告をしております。今回の報告会では、JOGMECが毎年産炭国・消費国の動勢を注視しております「世界の石炭事情調査-2014年度-」を含む海外炭開発高度化等調査5テーマに加え、海外地質構造調査およびJV調査、ベトナムクリーンコールタウン事業およびベトナムズリ山緑化事業の成果を発表いたしました。
報告会には、経済産業省資源エネルギー庁、カナダ大使館、クィーンズランド州政府をはじめ、資源エネルギー会社、鉄鋼会社、電力会社、商社等、総勢約170名の石炭事業関係者が参加する盛大な報告会となりました。2014年度においては、中国の石炭輸入が減少に転じる一方で、インドの石炭輸入は大幅に増加しており、石炭の需給等の情勢や、石炭開発の促進および輸送インフラの拡張等により輸出が増加しているロシアの石炭情勢などについて質問がなされ、活発な意見交換の場となりました。
JOGMECは、今後も石炭業界関係者に有益な情報を提供したいと考えており、今後も、メールマガジン「石炭通信」やウェブサイトを通じて各種情報の提供や報告会等のご案内をしていく所存です。
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内容 | 発表者 |
世界の石炭事情調査-2014年度- | JOGMEC 吉田 晴彦 |
インドネシアの新鉱業法施行後の石炭資源に係る各種規制の 最新動向と今後の見通し及び石炭資源開発状況調査 |
JOGMEC 秋月 悠也 |
ロシアにおけるアジア地域向け輸出用炭鉱開発動向及び鉄道の 石炭輸送能力並びにロシア石炭の我が国及びアジア地域向け コスト競争力調査 |
JFEテクノリサーチ 稲田 暢文 |
石炭メジャー・大手石炭会社及び石炭消費国企業を含めた 炭鉱開発動向並びに事業戦略 |
JOGMEC 奥園 昭彦 |
中国における石炭需給政策の転換と策定背景に関する調査 | エイジアム研究所 川端 利香 |
海外地質構造調査報告 | JOGMEC 村本 政史 |
ベトナムクリーンコールタウン事業&ズリ山緑化事業 | JOGMEC 江頭 沙織 |
なお、今回報告いたしましたテーマの報告書等につきましては、下記のURLよりダウンロードできます。
http://coal.jogmec.go.jp/index.html
→全文を読む
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000007.html?mid=pr_150709
報告会の様子
発表の様子
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