歴史漫画「葉隠物語」作画者・藤原芳秀先生のトークショー＆サイン会を佐賀城本丸歴史館で開催！

2016年12月17日（土曜日）15時より。あの名作「拳児」「闇のイージス」で著名な漫画家・藤原先生の事前申し込み制先着100名限定イベント。参加費無料。

佐賀県は、享保元（1716）年に武士道書「葉隠」が成立して300年となることを記念して、佐賀城本丸歴史館で開催中の特別展「葉隠と忠臣蔵　天下泰平の武士道」に合わせ、12月17日（土曜日）に歴史漫画「葉隠物語」作画者・藤原芳秀先生のトークショー＆サイン会を実施します。

月刊誌「コミック乱ツインズ」（リイド社）にて連載されていた漫画「葉隠物語」は、直木賞受賞作家の安部龍太郎氏原作の同名小説をコミカライズしたもので、佐賀藩士・山本常朝（やまもと じょうちょう）の談話を田代陣基（たしろ つらもと）が筆録した、家臣としての奉公のあり方や忠義の重要性などが説かれた武士道書「葉隠」を基に描かれた作品。佐賀藩士が体現する「武士道」から、現代社会を生き抜く術を学べる内容になっています。
 

 

また、現在開催中の特別展「葉隠と忠臣蔵ー天下泰平の武士道」は、葉隠の成立の歴史的背景を紹介し、同時期において、主君への忠義という武士道が体現された「赤穂事件」を基にした創作作品「忠臣蔵」との対比により、泰平の世における武士道がどのようなものであったか迫るもので、山本常朝の自筆や、九州初公開の赤穂浪士ゆかりの品々などが展示されています。
 

イベント当日のトークショーでは漫画「葉隠物語」の担当編集者も登壇し、藤原先生と共に制作秘話やキャラクターへの思い等も語られるほか、終了後は会場で「葉隠物語」1・２巻を購入いただいた方へのサイン会も実施されます。事前申し込み制の先着100名限定の無料イベントですので、この機会に多くの皆様のご来場をお待ちしております。

 

• 藤原芳秀先生トークショー＆サイン会

 

日時：2016年12月17日（土曜日）15時～16時
場所：佐賀城本丸歴史館　外御書院
　　　（佐賀県佐賀市城内2−18−1）
参加費：無料
定員：先着100名（事前申込み制）
サイン会参加条件：「葉隠物語」1・２巻を購入いただいた方
申込み方法：（１）か（２）のいずれか。
（１）佐賀城本丸歴史館ホームページ( https://saga-museum.jp/sagajou/ )から専用応募フォーム（ https://hagakuretalk.sts-ep.com ）で申込み
（２）電話で申込み　佐賀県文化課　0952-25-7236（平日8:30～17:15）
 

• 藤原芳秀先生（漫画家）プロフィール

1966年生まれ、鳥取県出身。池上遼一、本宮ひろ志のアシスタントを経て1986年に『私立終点高校』でデビュー。代表作は『拳児』『ジーザス』『闇のイージス』など。
 

 

• 漫画「葉隠物語」概要

 

（１）作　画　藤原芳秀氏
（２）原　作　安部龍太郎氏（直木賞作家）
（３）出版元　株式会社リイド社
（４）出版日　第1巻　平成２７年５月２５日
                   第２巻　平成２８年５月１１日
（５）金　額　第１巻　７３０円＋消費税
                    第２巻　８００円＋消費税







 

• 特別展「葉隠と忠臣蔵ー天下泰平の武士道ー」

 

会期：2016年11月11日（金曜日）〜2017年1月15日（日曜日）
会場：佐賀城本丸歴史館　特別展示室（御小書院）
　　（佐賀県佐賀市城内2−18−1）
観覧料：無料
内容：2016年は、享保元(1716)年に「葉隠」が成立して300年目を迎えます。葉隠とは、山本常朝の談話を田代陣基が筆録したもので、武士道の書として日本中で知られています。葉隠の成立と同時期には「赤穂事件」が起き、大石内蔵助を中心とした赤穂浪士は主君浅野内匠頭に忠節を尽くした≪義士≫として称賛されました。

両者は様々に受容され、伝播していきましたが、主君への忠義を尽くす≪かたち≫には大きな隔たりがありました。本展覧会では、葉隠成立300年を記念して、その成立の歴史的背景を紹介し、同時期に起きた赤穂事件との対比により、泰平の世における武士道がどのようなものであったのかに迫ります。

公式ホームページ：http://saga-museum.jp/sagajou/exhibition/limited/2016/10/001427.html