「ロボット飛翔体・ドローン」市場における科研費獲得金額ランキングTOP50

~総投資額約14億円、全大学/研究機関67、155テーマから注目の研究テーマをご紹介~

ビジネスを創る要素が、有形資産(タンジブル・アセット)から無形資産(インタンジブル・アセット)へと移行しつつある中、各企業がどのようなビジョンに沿って、主な無形資産である人材・技術・ネットワークを獲得し、将来の新しい価値を生み出していくかが注目されています。この状況下で、アスタミューゼ株式会社(以下、アスタミューゼ)は、世界80ヵ国の研究/技術/特許/アイデアの情報とそれに関わるプレイヤー(ベンチャー、中小企業、大企業)情報を集め、各先端分野に精通した専門アナリストが分析、「2025年の180有望成長市場」という将来ビジョンを独自に定義しています。今回は、基礎から応用までのあらゆる学術研究を発展させることを目的とする競争的研究資金「科研費」(※1)に着目。有望成長市場180のうちの68番目であり、総額約14億円の科研費を獲得している「68.ロボット飛翔体・ドローン」市場における大学・研究機関別の科研費獲得金額ランキングを発表、さらに注目すべき研究テーマをご紹介します。

(※1)科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)

※今後、 科研費獲得ランキング発表予定の市場
・45. 運転支援・自動運転
・19. 発生工学・再生医療・細胞治療

・59. 海洋資源開発・深海探査
・88. 醸造・発酵食品
 

  • 全大学/研究機関67、155テーマ中、「68. ロボット飛翔体・ドローン」市場における大学・研究機関別(※2)の科研費獲得金額ランキングTOP50(※3)
(※2)研究代表者が所属する大学・研究機関
(※3)2006~2015年の交付分。2016年3月時点でデータ取得


※50位までのランキングは未来を創る有望成長市場・有望企業情報メディア『astavision』上でご覧になれます。URL: http://astavision.com/contents/news/1934?from=pt160323_1

 
  • 注目すべき研究テーマをご紹介
(※)敬称略
(※)所属機関・肩書は申請当時のものを適用

◆「ロボット聴覚の実環境理解に向けた多面的展開」(早稲田大学 奥乃博教授 他 / 1億8512万円)
 
ロボット聴覚技術を用いて音環境を理解することにより画像だけでは捉えきれない環境への対応が可能となるため、無人飛行機やロボットなどへの応用展開が期待される。この研究では室内音環境に加えて実環境・極限環境といった屋外音環境理解技術の開発を目的としている。具体的には無人飛行機による空中からの音の取得技術や音源位置の定位技術などを開発し、ロボット聴覚搭載無人飛行機群と地上システム群との統合による音環境理解などを目指している。

◆「原発事故復興支援および超高度自律制御型空中・地上ロボットシステムの総合的研究」(千葉大学 野波健蔵教授 他 / 4576万円)
 
この研究では、福島原発事故被災地での建屋内飛行による未知環境下における放射線量計測やダストサンプリングなどを行うための超高度情報収集システムとして様々なタイプの移動型ロボットを開発し、完全自律協調制御システムとして実現することを目的としている。SALM技術、モーションキャプチャー技術、そしてバッテリ自動交換システムを利用した世界初の最先端屋内自律飛行システムが確立され、原子炉建屋内での実運用に向けて開発が進められている。

◆「人間拡張型テレプレゼンスシステムに関する研究」(東京大学 暦本純一教授 他/ 1716万円)
 この研究では特別な能力や運動特性を持つ対象物(機械、他の人間など)と人間をネットワーク接続することにより遠隔地の作業支援が行えるようになるなど、人間の能力を向上させることを目的とした人間拡張型テレプレゼンス技術を研究している。具体的にはドローンによる飛翔型テレプレゼンスシステムの研究開発が行われており、操作者はドローンから送られてくる映像を見ながら自分自身の身体動作をドローンの動きに反映させることにより、飛翔能力を持ったような感覚を覚えることができる。

※50位までのランキングは未来を創る有望成長市場・有望企業情報メディア『astavision』上でご覧になれます。URL: http://astavision.com/contents/news/1934?from=pt160323_2

 
  • 「68. ロボット飛翔体・ドローン 」市場について
 アスタミューゼでは企業情報・特許情報などのビッグデータ分析により、今後成長が見込まれる有望市場を「180の有望成長市場」として分類しており、その68番目が「68. ロボット飛翔体・ドローン」市場です。

 「ドローン」は、元来は雄バチ、またはブーンという音を出すという意味で、近年は、遠隔操縦または自律式のクワッドコプター、マルチコプターの意味で知られています。また、無人航空機(UAV)や無人車両(UGV)、無人船舶 (USV) 、探査衛星なども含まれます。一般に、カメラやセンサを搭載して空撮や計測のほか、荷物運搬配送、遠隔監視や追跡、農薬散布、軍事、救援、競技など多様な利用方法があります。

 この市場は現在フェーズでは成長中であり、近未来フェーズ(5-10年以内)は成長継続、未来フェーズ(10年以上先)もさらなる成長が期待されています。

 主な技術要素としては、計測・インフラ監視・工場内での作業効率化などがあり、主な技術・製品・サービスの例としては、商品配送サービスAmazon Prime Air(アマゾン・ドット・コム)・高速遠距離飛行型ドローン試作機(自律制御システム研究所)・農薬散布ドローン(エンルート、ナイルワークス)・インフラ監視ドローン(ALSOK、ブイキューブ)などがあります。

 また、この市場の主なプレイヤーとしては、ハネウェル・ボーイング・三菱電機・サムスンエレクトロニクスなどがあり、「180の有望成長市場」における主な関連市場としては、「67. 気象予測・潮流潮位予測」「60. リモートセンシング」「61. GPS・衛星測位システム」などがあります。

 アスタミューゼでは、この市場の2015年世界市場規模を1500万米ドルと推定、2025年世界市場規模を15億米ドルと予想しています。

 
  • 「68. ロボット飛翔体・ドローン 」に関するベンチャー・最先端技術などの情報配信サービス

 アスタミューゼでは、新規事業・オープンイノベーションのためのデータのご提供および実行支援を行っており、大手メーカーの経営企画/CVC部門、R&D/知財部門、新規事業部門をはじめ、金融・VCなど100社以上ご利用いただいています。

 その中でも情報配信サービスでは、国内700大学/研究機関・約500万テーマの研究テーマ、全世界100万社の有望イノベーター(ベンチャー・大学発VB等)情報、全世界1200サイト・30万プロジェクトのクラウドファンディング情報を180の有望成長市場毎に分類し、「注目すべき企業」「注目すべき研究テーマ」「注目すべき製品・サービスアイデア」「プレイヤー毎の競合状況」といった切り口で、タイムリーな情報をピンポイントでお届けします。

 月額9万円から、新規事業アイデアの探索、新規事業実行のための投資・提携先の探索といった用途にご利用いただけます。

※本プレスリリースのファイル内に、参考資料として「アスタミューゼが定義する180の有望成長市場」一覧を記載しております。


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  • アスタミューゼ株式会社について

 世界中の課題を解決し、未来を創るプラットフォーム『astamuse.com』を提供すると共に、法人向けサービスとして、自社の課題を解決するためのイノベーションに関わるコンサルティングサービスを展開しています。

・代表者:代表取締役 永井 歩
・設立:2005 年 9 月
・所在地:東京都中央区築地四丁目1番1号 東劇ビル7階
・URL: http://www.astamuse.co.jp/

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