『脊振ILCハイスクール!』が、 第17回文化庁メディア芸術祭にて、エンターテインメント部門の審査委員会推薦作品を受賞
2014年2月5日から16日までの12日間、国立新美術館(東京・六本木)をメイン会場に、受賞作品等を紹介する受賞作品展が開催されます。
『脊振ILCハイスクール!』
"脊振ILCハイスクール"は、福岡県と佐賀県の依頼のもと制作されたILCのプロモーション映像です。本編映像内にある素材は、BGMも含め、フリー素材としてWeb上に公開します。
素粒子物理学の巨大実験研究施設であるILCの仕組みを、早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校の学生たちによるミュージカル風の映像で説明しています。
1:素粒子物理学の仕組みを、現役高校生たちがミュージカルで説明
「ILC」で衝突実験を行う陽電子と電子を擬人化して、ミュージカル風にその仕組みを説明。現役の女子高生たちが、電子と陽電子の加速と、最終的な衝突を、学園ドラマに置き換えて描いています。
2:アニメと融合した実写映像
高品質なハイビジョン機材で撮影された福岡・佐賀両県の美しい光景、元気な女子高生たち、キャッチーなメロディ、高い作画力に支えられたアニメなどがさまざまなコミュニティの感性に訴えかけます。
3:素材は著作権フリー。二次創作を歓迎
本編映像内にある素材は、BGMも含め、フリー素材としてWeb上に公開します。一つの映像が、さまざまな人々の手により、それぞれのクリエイティブの姿に形を変えていく可能性を歓迎しています。
4:多彩なクリエイターが参加
仕込みiPhoneのパフォーマンスで世界的に注目を集めている「森翔太」をはじめ、楽曲、振り付け、アニメーション等、さまざまなクリエイターが、それぞれのパートで参加しています。300秒足らずの本作ですが、撮影されたカット数はなんと200カット以上、膨大な撮影シーン、衣装、小道
具、モーショングラフィックス、アニメーションなどほん数
秒のシーンにも、制作チームのこだわりが盛り込まれています。
5:映像『脊振ILCハイスクール!』全編をGIF化
『脊振ILCハイスクール!』の全編をGIF化した特設ページ
(Tumblr)を公開。
http://ilc-sefuri.tumblr.com/
■映像などの素材
本編映像
http://www.youtube.com/watch?v=jf2WlQcVXIM
『脊振ILCハイスクール』特設ページ(Tumblr)
http://ilc-sefuri.tumblr.com/
テーマ曲「脊振ILCハイスクール」
http://soundcloud.com/ilc-sefuri
※注意
1. 誹謗中傷、他人への迷惑となる作品への利用など、公序良俗に反しない限り、自由にご利用下さい。
2. 創作したコンテンツには「ILC-SEFURI」とクレジットするようにお願いします。
▼ILC(国際リニアコライダー)とは
素粒子物理学の巨大実験研究施設。電子と陽電子を光に近い速度でぶつけてビッグバン直後の状態を再現し、宇宙の謎などを解明する世界最大の実験装置。福岡・佐賀県境にある「脊振(せふり)山地」が建設候補地となっています。
▼クレジット
企画・脚本:チームラボ
監督:古屋蔵人・森翔太
出演:陽電子・電子、早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校のみなさん
音楽:とくさしけんご
撮影:岩永洋
録音:根本飛鳥
マスゲーム指導:小松隆宏(WATOWA)
制作助手:石井将
撮影助手:米山舞
電子工作:莇貴彦
アニメーション:らっパル
キャラクターデザイン:見富拓哉
モーションデザイン:稲本伸司
キャラ弁当:わたなべあすか
協力:
早稲田大学系属 早稲田佐賀中学校・早稲田佐賀高等学校(原政幸)
福岡県庁(廣渡康仁、米澤英彦)
佐賀県庁(山口誠、宮地誠、野田亮)
▼文化庁メディア芸術祭とは
「文化庁メディア芸術祭」は、文化庁とCG-ARTS協会が主催しているアートとエンターテインメントの祭典。メディア芸術の創造とその発展を図 ることを目的に、1997年度から毎年実施されています。
今年度は、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門に今年度は世界83の国と地域から4,347点の応募がありました。
▼審査委員推薦作品とは
文化庁メディア芸術祭で最終審査会まで進んだ作品の中から、審査委員会が推薦する各部門の優秀作品のこと。
http://j-mediaarts.jp/awards/recommends?locale=ja§ion_id=2
【第17回文化庁メディア芸術祭】
入場料:無料(全イベント参加無料)
会期:2014年2月5日(水)〜16日(日)
会場:国立新美術館(東京・六本木) ※会期中 2/12(水)休館
サテライト会場(予定):インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター、シネマート六本木、スーパー・デラックス
公式HP:http://j-mediaarts.jp/?locale=ja
■チームラボとは
プログラマ・エンジニア(プログラマ、UIエンジニア、DBエンジニア、ネットワークエンジニア、ロボットエンジニア、コンピュータビジョンエンジニア、ソフトウェアアーキテクト)、数学者、建築家、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、絵師、編集者など、情報社会のさまざまなものづくりのスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。
<主な実績>
「百年海図巻」と「チームラボハンガー」が文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選出(2011)。カイカイキキギャラリー台北で『生きる』展開催(2011)。フランス「LAVAL VIRTUAL」にて「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を展示し、「建築・芸術・文化賞」賞を受賞(2012)。台湾美術館にてチームラボ「We are the Future」展を開催(2012)。シンガポールで行われた国際アートフェア「Art Stage Singapore 2013」にて「Nirvana」を発表(2013)。香港の国際アートフェア「アートバーゼル香港」にて、新作『世界は、統合されつつ、分割もされ、繰り返しつつ、いつも違う』を発表(2013)。大阪の「堂島リバービエンナーレ 2013 “Little Water”にて」新作『憑依する滝』を発表(2013)。韓国「2013 ダ・ヴィンチアイディア<ブルーアワー:機能と美学の境界>」にて新作『世界は、均質化されつつ、変容し続ける』を発表(2013)。鹿児島「かごしまアートフェスタ2013」にて新作『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして分割された視点』を発表(2013)。タッチパネル式の次世代受付システム「FaceTouch」と成田国際空港に常設展示中の「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」が デジタルサイネージアワード2013を受賞。「teamLabBody」が Unity Awards 2013のBest VizSim Projectを受賞。
現在、シンガポール『シンガポールビエンナーレ2013』(シンガポールアートミュージアム)にて、新作のデジタルアート「秩序がなくともピースは成り立つ」を発表(10月26日~2014年2月16日)。今後の予定として、表参道『teamLab exhibit at Audi Forum Tokyo』にて、全長約16m、解像度7Kの滝をAudi R8の車両にプロジェクションマッピング(12月19日(木)~2014年1月5日(日))。チームラボのDVDブック『チームラボって、何者?』(マガジンハウス)が発売(12月19日)。
チームラボ株式会社
http://www.team-lab.com/
チームラボ作品紹介
http://www.team-lab.net/
■本件に関するお問い合わせ
チームラボ(広報担当・工藤/森)
lab-pr@team-lab.com
03-5804-2356
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