RE SYU RYU 2023 Fall & Winter Collection

日本発デザイナーズブランド「RE SYU RYU」が、“着物リメイク”をテーマにした23FW新作コレクションを発表

この度、“日常と非日常のあいだ”をコンセプトに上質で華やかなスタイルを提案する「RE SYU RYU (リシュリュ) 」は、昨シーズンに続き好評の“着物リメイク”をテーマにした新作コレクションを発表いたします。

日本の伝統衣装である着物のエレガントな風合いを活かしつつ、ワンピースやオールインワンなどの日常的に取り入れやすく仕上げたコレクションは、事前予約制のプライベートストア「ai.re（アイリー）」およびオフィシャルウェブショップにて2023年11月1日(水)より順次展開しております。

反物と呼ばれる長い布地をまっすぐに裁って作られる着物は、仕立てた後も糸を解けば一枚の布に戻り、新たな用途に活用できるのが特徴。そんなエシカルファッションの先駆けとも言える日本の着物の知恵を活かして作られた本コレクションは、使用しなくなった着物生地を廃棄することなくリメイクすることでファッションの持続可能性を高めるアップサイクルな取り組みです。

また、豊かな自然を表現した着物の柄には、四季のうつろいを愛しむ日本人の美意識を感じることができます。時代を越えても色褪せることのない魅力的な意匠を活かし、現代の感覚と融合させた「RE SYU RYU」ならではのデザインをぜひお楽しみください。

●ヨークフリル着物地長袖ワンピース

パウダーピンクの着物地で仕立てたロングワンピース。勿忘草（わすれなぐさ）や小菊などの小花を想わせるモチーフが印象的で、襟元にはストレッチレースのヨークフリル、裾の両脇にはスリットをあしらった愛らしさと上品さを備えた一着です。

●レース付着物地ワンピース

落ち着いたグレー地に鮮やかな楓（かえで）と菊のモチーフが目を惹く、ミディ丈の着物ワンピース。肩から胸元にかけて施したシルクのフリルオーガンジーが、シックでありながら華やかな装いに仕上げます。梅、松、桔梗（ききょう）など、季節を越えて描かれた植物も見どころです。

●オフショルダー着物地オールインワン

鮮やかなレッドの着物地のみで贅沢に仕上げたオールインワン。ヘルシーな肌見せが叶う肩あきのデザインが、女性らしさを引き立てる一着です。繊細なタッチで淡く描かれた花々は可憐で、儚げな雰囲気を演出します。

●バルーンスリーブ着物地オールインワン

サーモンピンクをベースに、レッドやブルーの可憐な草花が描かれた着物地ならではの意匠を堪能できるオールインワン。洋菊と稲穂のモチーフに控えめに施されたゴールドが、洗練された奥ゆかしい印象を与える一着。バルーン袖とスクエアネックで、女性らしいシルエットの美しさを際立たせます。

●バルーンスリーブ着物地ワンピース

菊のモチーフを大胆に配した、ミモレ丈の着物ワンピース。流れるようなピンクとブルーグリーンのぼかし染めが、清廉さと純粋さを備えた女性を想わせるデザイン。タイトめなシルエットのスカートにバルーン袖を組み合わせることで、甘すぎず、知的な雰囲気を感じさせる一着です。

▼2023 Fall & Winter WEB LOOK

https://resyuryu.com/look/2023fw.html

【RE SYU RYU（リシュリュ）】

“趣味趣向（SYU）、流行（RYU）をリスタイル（RE）する”という意味を込めて2018年に誕生しました。日本の伝統や文化をモチーフに、舞踊家としてのルーツを持つデザイナーならではの感性が融合し、着る人本来の美しさを引き立てるデザインへと昇華。その繊細なディテールやテキスタイルは、日本の職人による丁寧な手仕事によって表現されています。

◾️Concept

「日常と非日常のあいだ」

古くから日本人は、光や風、季節の移ろいなど、目には見えない「間」に思いを馳せる独自の美意識を持ち合わせてきました。完成された華美なものよりも、自然が生み出すどこか不完全で不規則なものをバランスよく調和させ、美しさを表現する。＜RE SYU RYU＞は、そんな日本ならではの見立ての心に学び、コーディネート次第で特別な日にも、何気ない一日にも寄り添うファッションを提案します。袖を通すことで背筋がスッと伸びるような、着る人の気持ちまで美しくするスタイルを目指しています。

◾️Designer

桜川友里恵 | クリエイティブディレクター

日本国内の芸術大学で洋舞を学び首席で卒業後、芸能プロダクションに所属。振付からステージ設計・演出・衣装デザインまで手掛ける類まれな経歴から体感的に生み出されるコレクションは、人が袖を通し着用してこそ輝く身体美を叶えるデザインが特長です。