アベノミクス「第3の矢」効果により採用市場が活性化

グローバル人材会社ヘイズ・ジャパン 【7月~9月期 採用動向レポート】

【2014年7月29日】  グローバル人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、リージョナル・ディレクター ジョナサン・サンプソン、以下ヘイズ・ジャパン)が発表した最新の採用動向予測(7月~9月期)によると、安倍政権が打ち出した成長戦略「第3の矢」の影響により国内の採用市場は活性化、中でも人事コンサルタント、ジュニア株式アナリスト、財務ディレクター等に対する需要が高まっていることがわかりました。
国内投資市場の見通しが改善されたことにより、専門スキルをもった有能な人材の需要が高まっており、この傾向は金融業界で特に顕著に見受けられます。

ヘイズによると、安倍政権が発表した様々な成長戦略の影響を受け、国内の採用市場は活発に動き始めています。

金融業界ではジュニアレベルから中堅レベルのバイリンガル人材の採用を積極的に続けています。 IT、ファイナンシャル・テクノロジー、不動産、セールス&マーケティングなどの分野では、引き続きスキル不足が深刻な状況です。経理業務など人材が不足している部門については、採用要件の緩和や、派遣・契約社員の正社員化などの取組みが始まっています。組織の拡大、再編、社員の底上げを図ろうとしている企業側からは、有能な人事担当者の採用ニーズが高まっています。

当期に採用ニーズが高まると予想されるのは下記の専門分野です。

経理・財務:
FP&A(財務計画・データ分析)スタッフの獲得を巡る企業間の競争が激化しており、人材確保が困難な状況になっています。将来性の高いジュニアレベルのバイリンガル・アナリストの需要は特に高く、複数の企業から採用通知を受け取るケースが見られます。雇用市場が上向き傾向を示し、シニアレベルの候補者が社内外で新たなキャリアアップの機会を求めるようになったため、財務ディレクターの欠員が生じてきています。

金融:
株式関連分野での人材需要が拡大しており、特にジュニアレベルの株式アナリストの求人が増加しています。多くのアセットマネジメント企業では株式市場への投資を強めており、ファンドマネジャーへの成長が見込めるジュニアレベルの人材を採用しようとしています。このような需要拡大には、年金運用基金として世界最大の資金を持つGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用比率を見直し、国内外の株式市場への投資を拡大させる方針を打ち出したことが大きく影響していると考えられます。

ファイナンス・テクノロジー:
国内投資市場の見通しが上向きになったことで、金融業界ではインフラおよび開発の分野でITプロフェッショナルの需要が高まっています。ミドルオフィスからバックオフィスを中心に、システムの統合、マイグレーション、グローバライゼーション等のプロジェクトが進められており、ビジネス・アナリストやプロジェクト・マネジャーの採用が活発化しています。

人事:
人事部門は依然として人材不足の状況が続いています。大手総合コンサルティング会社と人事専門コンサルティング会社の両方で、人事に関する専門知識を備えた優秀なコンサルタントの需要があり、特に給与・福利厚生制度・組織改革分野での経験者が求められています。

IT:
日本企業による海外展開の拡大に伴い、バイリンガルのITプロフェッショナルに対する需要が着実に高まっています。データマイニングやビジネスインテリジェンスを活用してマーケティング戦略の改善や競争力の維持を図る企業が増加していることから、ビッグデータのスペシャリストが求められるようになっています。

保険:
ダイレクトマーケティング型の保険会社を中心に、ジュニアレベルと経験者双方の損害調査担当者に対して引き続き高い需要があります。損保業界全体では合併・買収が活発に行われているため、特にシニアレベルの人材獲得競争が激化しています。

法務:
弁護士業務を補助するパラリーガルや法務アシスタントの需要は今後も引き続き高いとみられます。法律事務所では、企業M&A、資本市場、訴訟・紛争解決の分野で日本の弁護士資格を持つ候補者の需要が高まっています。

ライフ・サイエンス:
製薬各社は、製品開発から販売認可の取得、タイムリーな市場投入に至るまでの期間短縮を目指しているので、規制関連業務を専門とする正社員の需要が高まっています。

オフィス・プロフェッショナル:
キャリアアップのために正社員の職を求める候補者が増加しています。消費者側・企業側のいずれにおいても日本経済に対する信頼は回復しつつあり、管理部門のサポートスタッフを増員しようとする企業が増えています。

不動産:
不動産業界ではスキルの高い人材に対する需要が引き続き堅調で、各社ともファシリティ管理(FM)、建設・プロジェクト管理(PM)等の分野における有資格者を継続的に採用しています。

セールス&マーケティング:
国内における企業投資が上向き、セールス・マーケティング関連の新たな雇用が大幅に増加しています。企業では、拡大するデジタル広告への投資効果を最大化できる人材を求めています。

サプライチェーン:
優秀な人材を求める需要は高く、優れたスキルを持った候補者は複数の企業から採用オファーが集中する状況になっています。海外からの商品調達の割合が増加する中で在庫調整の重要性はますます高まり、優れた分析力と、日本語・英語バイリンガルの交渉力をもったマネジャークラスの人材が強く求められています。

ヘイズ・ジャパンは、毎年4回(4月、7月、10月、1月)採用動向をレポートにまとめて発表しています。

レポート全文はヘイズ・ジャパンのウェブサイトwww.hays.co.jp/report/ からご確認いただけます。

ヘイズ・グループは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。

以上

ヘイズ・グループについて:
ヘイズ・グループは、グローバルな人材サービスを提供するスペシャリストの人材紹介会社です。2013年12月31日現在、世界33カ国*、240の拠点、20のエキスパート分野において、8,000人超の従業員が経験とスキルを備えた人材サービスをグローバルに提供しています。

ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社について:
ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社は、ヘイズ・グループの日本法人として2001年に東京で設立されました。同社は日本で唯一、日本本社、新宿支店、大阪支店、そして7月1日に開設した横浜支店の4つの国内拠点を有する外資系人材紹介会社です。「経理・財務」、「金融」、「ファイナンス・テクノロジー」、「人事」、「ヘイズ・タレント・ソリューション」、「IT」、「保険」、「法務」、「ライフ・サイエンス」、「オフィス・プロフェッショナル」、「不動産関連」、「セールス&マーケティング」、「サプライチェーン」の13の専門分野に精通したコンサルタントが豊富な知識と経験をもとに、正社員から契約・派遣社員まで、企業の人材採用や個人のキャリアアップを支援しています。
*日本、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、中国、チェコ共和国、デンマーク、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、インド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、マレーシア、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、ポルトガル、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、アラブ首長国連邦、イギリス、アメリカ
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