エクイニクス、約43億円を投資して東京に五番目のデータセンターを建設
金融、クラウド、コンテンツ事業者からのコロケーションと相互接続に対する高い需要に対応
エクイニクス・ジャパンは、本日、4,300万USドル(約43億円)を投資して、東京に新たなデータセンター(TY5)を建設する事を発表します。これは、金融関連企業、クラウドおよびコンテンツプロバイダーからの都内データセンターとエクイニクスの相互接続サービスへの高い需要に応えるものです。
カリフォルニア州レッドウッド・シティおよび東京 − 2014年11月6日−インターコネクションおよびデータセンターサービスをグローバルに展開するEquinix, Inc.(Nasdaq: EQIX、日本法人代表取締役 兼 北アジア統轄 古田敬、以下エクイニクス)は、本日、4,300万USドル(約43億円)を投資して、東京に新たなデータセンター(TY5)を建設する事を発表します。これは、金融関連企業、クラウドおよびコンテンツプロバイダーからの都内データセンターとエクイニクスの相互接続サービスへの高い需要に応えるものです。
発表のハイライト
・ クラウドコンピューティングの普及、モバイルデバイスの変革、それらに伴うネットワークトラフィックの増加などを背景に、日本国内におけるデータセンター需要は年々着実に成長を続けています。Forresterリサーチ社によると、国内データセンター市場は、2016年には142億USドルになると予測されています[1]。東京エリアにおけるエクイニクスのInternational Business Exchange™ (IBX®)データセンターの拡張は、国内企業や多国籍企業の成長し続ける日本市場への展開と、Platform Equinix™を通じて、ソフトバンク、NTT、KDDIなどの国内通信事業者や、PCCWグローバル、BT、AT&Tなどのグローバル通信事業者を含む1000を超えるネットワークプロバイダーとの接続ニーズに対応するものです。
・ TY5は、総床面積5,078.36 平方メートル(54,663 平方フィート)の当社専有のデータセンター専用ビルで、24時間365日の有人対応と映像監視システムのよる高度なセキュリティを備え、常駐エンジニアによるオペレーション体制を取ります。オープン時には350ラック規模のコロケーションスペースを提供し、第二フェーズには375ラックを加え、725ラック規模となります。運用開始は2016年の第一四半期(1-3月)を予定しており、運用効率を考えTY3の近隣に建設されます。
・ TY5は、東京の金融系企業の集積する地区の近くに位置し、3,400社を超える企業が上場し、時価総額4.47兆USドル (約447兆円)[2]の規模を誇る東京証券取引所と東京商品取引所に隣接しています。このような恵まれた立地条件により、TY5は主要な金融機関やビジネスパートナーに対して、取引スピードを高め、ビジネスを加速させる為の、信頼性が高く低遅延での接続を提供します。
・ FXCMを含む60社を超える金融サービス事業者が既にエクイニクスの東京のデータセンターを活用しており、エクイニクス内の金融エコシステム上で既存もしくは潜在顧客やパートナーと接続しています。TY5は既存のTY3とダークファイバーで直接接続され、TY5を新たにご利用になられるお客様もTY3内に形成されている金融エコシステムやその他のお客様とシームレスに接続することが可能です。
コメント
・東武鉄道株式会社 生活サービス創造本部 ビル事業部長 小檜山 隆様のコメント:
「東武鉄道は、デベロッパーとして、首都圏を中心とした沿線内外で住宅および商業施設等の開発事業を長年行ってまいりました。この度、エクイニクスの都内5番目のデータセンターの建築に携わる事は、今後の当社開発事業の新たなフィールドでの経験に繋がるだけでなく、東武鉄道沿線地区のビジネス発展にも貢献できるものと確信しております。」
・エクイニクス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 古田 敬のコメント:
「TY5は、デジタルエコノミーを取り巻くクラウド、モバイルそして金融サービスからの様々な要望にお応えして計画されています。東京は世界の主要な投資銀行やトレーディング・プラットフォーム、保険会社などが集まる世界的にも重要な国際金融拠点です。弊社のミッションのひとつは、これらの金融企業の皆様がビジネスを拡大する上で必要不可欠となる相互接続サービスのニーズにお応えすることにあります。その一環として、弊社の日本における最新IBXデータセンターであるTY5は、TY3で既に形成されている金融エコシステムへの直接のアクセスを保証するものです。また、クラウド、コンテンツ、ネットワーク事業者等の皆様も、TY5を活用することで、エンドユーザからの国内外での需要に早急に応える事が可能になります。」
関連リンク
· [プレスリリース:2013年7月9日] エクイニクス、ケイ・オプティコム、関電エネルギー ソリューションと提携し、大阪で初めてとなるグローバル データセンターを開設: http://www.equinix.co.jp/company/news-and-events/press-releases/equinix-to-develop-first-ibx-data-center-in-osaka-in-partnership-with-k-opticom-and-kanden-energy-solution/
· [プレスリリース:2013年1月9日]: エクイニクスが東京で4番目となる新たなデータセンターを大手町に開設: http://www.equinix.co.jp/company/news-and-events/press-releases/equinix-invests-43m-to-develop-fourth-data-center-in-tokyo/
· [ブログ]: Future proofing Japanese data demand at every level: http://blog.equinix.com/2013/01/future-proofing-japanese-data-demand-at-every-level/
Equinixについて
Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、4,500社以上の顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における32の戦略的都市において、世界の様々な企業にEquinixのインターコネクションプラットフォームを活用していただいています。また日本国 内には東京都内の 4 カ所の IBX データセンターの他、2013 年 12 月には大阪に OS1 データ センターを開設しました。
詳細は、http://www.equinix.co.jp をご覧ください。
将来の見通しに関する記述について
本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix,Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。Platform EquinixおよびInternational Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。
[1] Forrester リサーチ, The Data Center Services Market In Japan: http://www.forrester.com/The+Data+Center+Services+Market+In+Japan+2013+To+2016/fulltext/-/E-RES81483 , 2013 ~ 2016(2012年12月)
[2] 東京証券取引所マーケット情報: http://www.tse.or.jp/market/index.html / Money-Zine Magazine: http://www.money-zine.com/investing/stocks/tokyo-stock-exchange/
発表のハイライト
・ クラウドコンピューティングの普及、モバイルデバイスの変革、それらに伴うネットワークトラフィックの増加などを背景に、日本国内におけるデータセンター需要は年々着実に成長を続けています。Forresterリサーチ社によると、国内データセンター市場は、2016年には142億USドルになると予測されています[1]。東京エリアにおけるエクイニクスのInternational Business Exchange™ (IBX®)データセンターの拡張は、国内企業や多国籍企業の成長し続ける日本市場への展開と、Platform Equinix™を通じて、ソフトバンク、NTT、KDDIなどの国内通信事業者や、PCCWグローバル、BT、AT&Tなどのグローバル通信事業者を含む1000を超えるネットワークプロバイダーとの接続ニーズに対応するものです。
・ TY5は、総床面積5,078.36 平方メートル(54,663 平方フィート)の当社専有のデータセンター専用ビルで、24時間365日の有人対応と映像監視システムのよる高度なセキュリティを備え、常駐エンジニアによるオペレーション体制を取ります。オープン時には350ラック規模のコロケーションスペースを提供し、第二フェーズには375ラックを加え、725ラック規模となります。運用開始は2016年の第一四半期(1-3月)を予定しており、運用効率を考えTY3の近隣に建設されます。
・ TY5は、東京の金融系企業の集積する地区の近くに位置し、3,400社を超える企業が上場し、時価総額4.47兆USドル (約447兆円)[2]の規模を誇る東京証券取引所と東京商品取引所に隣接しています。このような恵まれた立地条件により、TY5は主要な金融機関やビジネスパートナーに対して、取引スピードを高め、ビジネスを加速させる為の、信頼性が高く低遅延での接続を提供します。
・ FXCMを含む60社を超える金融サービス事業者が既にエクイニクスの東京のデータセンターを活用しており、エクイニクス内の金融エコシステム上で既存もしくは潜在顧客やパートナーと接続しています。TY5は既存のTY3とダークファイバーで直接接続され、TY5を新たにご利用になられるお客様もTY3内に形成されている金融エコシステムやその他のお客様とシームレスに接続することが可能です。
コメント
・東武鉄道株式会社 生活サービス創造本部 ビル事業部長 小檜山 隆様のコメント:
「東武鉄道は、デベロッパーとして、首都圏を中心とした沿線内外で住宅および商業施設等の開発事業を長年行ってまいりました。この度、エクイニクスの都内5番目のデータセンターの建築に携わる事は、今後の当社開発事業の新たなフィールドでの経験に繋がるだけでなく、東武鉄道沿線地区のビジネス発展にも貢献できるものと確信しております。」
・エクイニクス・ジャパン株式会社 代表取締役社長 古田 敬のコメント:
「TY5は、デジタルエコノミーを取り巻くクラウド、モバイルそして金融サービスからの様々な要望にお応えして計画されています。東京は世界の主要な投資銀行やトレーディング・プラットフォーム、保険会社などが集まる世界的にも重要な国際金融拠点です。弊社のミッションのひとつは、これらの金融企業の皆様がビジネスを拡大する上で必要不可欠となる相互接続サービスのニーズにお応えすることにあります。その一環として、弊社の日本における最新IBXデータセンターであるTY5は、TY3で既に形成されている金融エコシステムへの直接のアクセスを保証するものです。また、クラウド、コンテンツ、ネットワーク事業者等の皆様も、TY5を活用することで、エンドユーザからの国内外での需要に早急に応える事が可能になります。」
関連リンク
· [プレスリリース:2013年7月9日] エクイニクス、ケイ・オプティコム、関電エネルギー ソリューションと提携し、大阪で初めてとなるグローバル データセンターを開設: http://www.equinix.co.jp/company/news-and-events/press-releases/equinix-to-develop-first-ibx-data-center-in-osaka-in-partnership-with-k-opticom-and-kanden-energy-solution/
· [プレスリリース:2013年1月9日]: エクイニクスが東京で4番目となる新たなデータセンターを大手町に開設: http://www.equinix.co.jp/company/news-and-events/press-releases/equinix-invests-43m-to-develop-fourth-data-center-in-tokyo/
· [ブログ]: Future proofing Japanese data demand at every level: http://blog.equinix.com/2013/01/future-proofing-japanese-data-demand-at-every-level/
Equinixについて
Equinix, Inc. (Nasdaq: EQIX) は、世界で最もネットワーク密度の高いデータセンターにおいて、4,500社以上の顧客企業、ならびにパートナー企業との間で、相互接続できる環境を提供しております。現在、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋における32の戦略的都市において、世界の様々な企業にEquinixのインターコネクションプラットフォームを活用していただいています。また日本国 内には東京都内の 4 カ所の IBX データセンターの他、2013 年 12 月には大阪に OS1 データ センターを開設しました。
詳細は、http://www.equinix.co.jp をご覧ください。
将来の見通しに関する記述について
本ニュース・リリースには、リスクおよび不確実性を伴う将来の見通しに関する記述が含まれております。こうした将来の見通しに関する記述において言及されている予測と実際にもたらされる結果との間には、大幅な相違が生じる場合があります。そのような相違を生じさせる要因としては、IBXセンターの取得、運営および建設上の問題、Equinixのサービスに関する開発、設置、および提供上の問題、既に買収しており、または今後買収する予定の企業との統合に関連して発生する想定外の費用または問題、新たに開設ないし取得したデータセンターにおける顧客からの収益の大幅な欠如、適宜計画される資金調達の未完遂、既存の競合先ないし新規競合先との競争、キャッシュ・フロー余力の十分性あるいは未払負債ないし新規の負債を返済するための資金調達能力、主要顧客とのビジネスにおける損失あるいは減退、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に適宜提出する資料に記載されているその他のリスクが含まれますが、これらに限定されません。詳細については、Equinix,Inc.が米国証券取引委員会に提出した直近の四半期報告書および年次報告書をご参照ください(ご要望に応じ、Equinix,Inc.より入手可能です)。エクイニクスは、このニュース・リリースに含まれる将来の見通しに関する情報を更新するいかなる義務も負いません。EquinixおよびIBXは、Equinix, Inc.の登録商標です。Platform EquinixおよびInternational Business Exchangeは、Equinix, Inc.の商標です。
[1] Forrester リサーチ, The Data Center Services Market In Japan: http://www.forrester.com/The+Data+Center+Services+Market+In+Japan+2013+To+2016/fulltext/-/E-RES81483 , 2013 ~ 2016(2012年12月)
[2] 東京証券取引所マーケット情報: http://www.tse.or.jp/market/index.html / Money-Zine Magazine: http://www.money-zine.com/investing/stocks/tokyo-stock-exchange/
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