野菜不足に関する調査

冬は野菜不足に陥りやすい季節であることが判明

厚生労働省が発表した平成25年度国民健康・栄養調査によると、成人1日の野菜摂取量の平均値は283.1gで、目標の350gを大きく下回っていることが分かりました。また、冬は野菜の価格高騰などが原因で野菜摂取量が落ち込む時期でもあります。このような背景を受け、全国の男女1000人に対して「野菜不足」をテーマにした意識調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用下さい。
全国の20歳~69歳の男女1000人に大調査
「野菜不足に関する調査」


「野菜摂取できていると思っている人」84.2%のうち、
「1日の野菜摂取目標350g以上に達しない人」が86.0%
多くの人が野菜を食べている“つもり”だったという事実
冬の野菜摂取量は減少するという回答56.9%
冬は野菜不足に陥りやすい季節であることが判明
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<調査背景>
厚生労働省が発表した平成25年度国民健康・栄養調査によると、成人1日の野菜摂取量の平均値は283.1gで、目標の350gを大きく下回っていることが分かりました。また、冬は野菜の価格高騰などが原因で野菜摂取量が落ち込む時期でもあります。このような背景を受け、全国の男女1000人に対して「野菜不足」をテーマにした意識調査を行ないました。報道の一資料として、ぜひご活用下さい。

【調査概要】
1.      調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2. 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の男女20歳~69歳を対象に実施
3. 有効回答数:1000人
4. 調査実施日:2015年1月23日(金)~2015年1月26日(月)

 主な調査結果
■「野菜摂取できていると思っている人」84.2%のうち、
1日の野菜摂取目標の350g以上に達しているのはわずか14.0%!
・普段から野菜を摂取できていると思っている人は84.2%
・その内、350g以上に達していなかったのは86%とおよそ8割強が野菜摂取できていると勘違いしていた
・勘違いしていた人の平均野菜摂取量は190.12gと、国民健康・栄養調査の平均値283.1gを下回る結果に
・また、「健康日本21」が目標としている野菜摂取目標が350g以上と知っていた人は44.2%
■冬の野菜摂取量は減少すると回答した人は56.9%で、冬は野菜不足に陥りやすい季節であることが判明!
・冬はその他季節と比べると野菜摂取量が減っている56.9%
・主な理由は「価格が高くて買うのを控えるから」(48.5%)、「体が冷えるような気がするから」(30.3%)
・冬はその他季節と比べると、炭水化物類(54.3%)やタンパク質類(58.4%)の摂取量が増えると回答
■男女共に、結婚するなら「野菜好き」がいいと思っていることが判明!
・結婚相手は野菜好きであってほしいと回答した男性は91.6%、女性は93.4%
■「日本人よりもアメリカ人の方が野菜摂取量が多い」という事実を知らない人が85.4%!
・平成25年1月に農林水産省より発表されたデータによると、日本人1人1年当たりの野菜摂取量が102kgに対してアメリカ人は123kgで、1993年頃を境に日本人の野菜不足が深刻化している

野菜摂取量に関する調査結果
「野菜摂取できていると思っている人」84.2%のうち、
1日の野菜摂取目標の350gに達しているのはわずか14.0%

 普段の野菜摂取状況をお聞きしたところ、84.2%もの人が摂取できていると回答しました。

 実際の野菜摂取量を調べるために、フードコーディネーター南恵子氏監修の元、朝・昼・夕の3食を「完全に野菜中心の大皿メニュー(野菜量140g相当)」「野菜中心の小皿が1皿分はある(野菜量70g相当)」「野菜を扱った小皿が2皿分はある(野菜量140g相当)」「野菜を扱ったメニューは無いが、コップ1杯の野菜スムージーや野菜ジュースを必ず飲んでいる(野菜量70g相当)」「野菜中心ではないが、食事内に含まれる微量の野菜は食べている(野菜量30g相当)」「食べていない(野菜量0g)」に分け、各食事の野菜量に見合った食事画像を用意し、調査対象者に1日の野菜摂取の分量に一番近いメニューを選んでいただくという調査を行ないました。
 84.2%もの人が野菜を摂取していると思うと回答したに関わらず、全体の平均摂取量は195.62gという結果になりました。性別で見ると男性は191.42g、女性は199.82gで女性のほう若干摂取量が高い傾向にあることが分かりました。しかし、どの年代、性別も、野菜摂取目標の350g以上には達しておらず、日本人の野菜不足の深刻さが浮き彫りとなりました。

 

 野菜を摂っていると回答した84.2%うち目標の350g以上に達した人は全体のわずか14%に留まり、86%もの人が勘違い菜食をしていることが判明しました。

 厚生労働省が定める成人1日の野菜摂取目標は350g以上。「350g以上」と回答した人は44.2%に留まる結果となり、1日に必要な摂取量が正しく認識されていない実態が明らかになりました。

 居住地別で、1日の平均野菜摂取量を比べてみたところ、北海道・東北地方(187.36g)が一番少なく、続いて九州・沖縄地方(192.21g)、関東地方(195.44g)という結果になりました。


冬の野菜摂取に関する調査結果
冬の野菜摂取量は減少すると回答した人は56.9%で、
冬は野菜不足に陥りやすい季節であることが判明!
一方、炭水化物類・タンパク質類は増加傾向に!

 

 冬とその他季節での「野菜」、「ご飯・パン・麺・餅などの炭水化物類」、「肉・魚などのタンパク質類」それぞれの摂取量についてお聞きしたところ、唯一野菜だけが冬に摂取量が減少するという人が半数以上の56.9%もいることが分かりました。一方で、冬に炭水化物類の摂取量が増えていると回答した人は54.3%、タンパク質類の摂取量が増えていると回答した人は58.4%でした。
 また、冬における朝の野菜摂取量(67.9%)やサラダ等の生野菜摂取量(57.6%)が減っていると答えた人が多いということが分かりました。
 なお、冬の野菜摂取量が減る主な要因(複数回答)としては、「価格が高くて買うのを控えるから(48.5%)」、「体が冷えるような気がするから(30.3%)」、「寒くて生野菜を摂取する気が薄れるから(30.3%)」などがあがりました。
 

 野菜の摂取量が減り、炭水化物やタンパク質類の摂取量が多くなることから、冬は特に野菜不足に陥りやすい季節であることが分かりました。

野菜と恋愛に関する調査結果
男女共に結婚するなら野菜好きがいいと思っていることが判明!

 全体の90%以上の人が、結婚するなら野菜好きが良いと回答。野菜の好きのほうが、結婚に有利に働く可能性があるのかもしれません。

日本人とアメリカ人の野菜摂取量に関する調査結果
「日本人よりもアメリカ人の方が野菜摂取量が多い」という事実を知らない人が85.4%

 日本人とアメリカ人、どちらのほうが1日の野菜摂取量が多いと思うかお聞きしたところ、「日本人(85.4%)」と回答した人が「アメリカ人(14.6%)」と回答した人を大きく上回る結果となりました。
 農林水産省が平成25年1月に発表した「野菜の消費をめぐる状況について」によると、2009年度の日本人1人1年あたりの野菜摂取量は102kg(1日平均約280g)に対してアメリカ人は123kg(1日平均約340g)でした。日本人の野菜不足が1993年以来年々深刻化しているにも関わらず、自身の野菜不足に気付くことのできない日本人が多いことが分かりました。

■フードコーディネーター 南恵子氏 考察
 厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」で、健康増進の観点から目標としている「1日350g以上の野菜を食べる」ことが、日々の中でなかなか実践するのは難しいということは、これまでも様々な調査でも知られていました。
 しかし今回の調査で、特に注目すべきは「野菜不足」を認識していないことだと思います。1日の野菜の摂取量の目標が「350g以上」であることを知らない人が半数以上です。「野菜は食べた方が健康的」というイメージは持ちながら、具体的にどれくらい食べればよいのか、また目標に対して自分のどの程度摂取できているのか、ということを意識するまではいたっていないようです。
 また「かなり野菜を食べている」人から「ある程度野菜を食べている」と思っている人のうちで、「350g以上」食べている人はわずか14%。実際には、多くの人は食べている「つもり」だったという状況です。
 アメリカ人と日本人の食事の野菜の摂取量を比べて、「日本人の方が野菜摂取量は多い」と多くの人が思っていたということは、日本食は世界からヘルシーと言われているというイメージがあるということも影響しているのではないかと思います。日本人だから常に日本食を食べているかというと、そうではありません。実際に自分が食べている食事とのギャップがあることを認識せずに、食べている「つもり」になっている人が多いということが伺える結果だと思います。
 健康や病気予防の意識が高まる年齢50歳代〜60歳代は、若い世代と比べると野菜の摂取量が多いのは、やはり意識的にとろうとされているのではないでしょうか。
 もう一つ注目したいのは「冬は野菜が不足しやすい」という結果です。価格については、昨年からの寒波から大雪や乾燥など気候の影響で農産物の品不足となったということもあるでしょう。
 「体が冷えるような気がする」、「寒くて生野菜を摂取する気が薄れる」というのは、近年人気のある薬膳やマクロビオティック(人間の体も自然と一体という考え方)や、伝統的な日本食の「旬の物を食べることが健康によい」という東洋的食養生の考え方も、よくメディアで取り上げられていますので、実践している人も増えているのではないでしょうか。寒い時期には、生野菜サラダよりも温かい煮物などの方が、おいしく感じられ食べたくなるものです。簡単な生野菜サラダは、切ってすぐに食べられるきゅうりやトマト、レタスなどが多いですが、煮物などに使われる、冬が旬の大根や人参、ごぼう、レンコンといった根野菜はじっくり煮込む料理が多く、忙しい若い世代などには敬遠されがちな調理だということも、野菜不足になりがちな原因の一つにあるのかもしれません。
 またヒトの生理機能は、冬の寒い時期は夏の暑い時期よりも、体温を一定に保つために、基礎代謝が高まるということが取られています。そのため冬は、エネルギー源となる炭水化物類やたんぱく質が増えるという結果もうなづけます。
 こうした冬は野菜不足になりやすいことも、今回の調査が国民健康・栄養調査の平均的な野菜の摂取量よりも、下回っている一つの要因なのかもしれません。(もちろん調査対象の規模や年齢層も異なりますから、これだけが要因ということはありえません)
 野菜はビタミン類や抗酸化成分を含み、肥満や生活習慣病予防、また風邪予防にも有効で、不足しないことがすすめられています。自分では食べている「つもり」でも意外と野菜の摂取量は足りていないこと、また「冬は野菜不足になりやすい」という認識があるかないかで、日々の食事作りも違ってきます。より多くの方に、このことを知っていただいて、健康のためにできるだけ野菜の摂取を意識していただきたいと思います。

南恵子氏プロフィール

 



食と健康アドバイザー



NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、日本茶インストラクターなどの資格取得。

学術誌の編集部、広告制作会社、惣菜メーカーに在籍後、フリーランスのフードライター、フードコーディネーターに。家庭料理の他懐石料理、食養生や野草料理などの伝統食やヘルシー料理などを学ぶ。現在、食と健康アドバイザーとして、健康と社会に配慮した食生活を提案。主に「先人の知恵に学ぶ」「体の声を聴く」「情報に振り回されない」等を主要テーマに、講演やセミナー、webや広報誌、雑誌などの各種メディアにて執筆、またレシピ提供や商品企画協力などを中心に活動中。

【書籍】
2004年『じぶんでつくるクスリ箱』、2006年『美人をつくるかんたんヘルシーごはん』

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