セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが宮城県の平成26年度都市緑化功労者として表彰されました
東松島市における5つの公園整備事業が対象
新山公園オープニング(東松島市大塩地区)
公園整備事業とは
東日本大震災の影響で、公園や広場が壊滅的な状態となる等、子どもの遊び場が減少した地域があります。SCJは、2011年8月より宮城県石巻市、東松島市において、子どもが安心・安全に遊び・学び・成長する場づくりのひとつとして、公園整備事業を実施してきました。本事業の特徴は、行政、企業、NGOの三者が地域の子どもや大人とともに、社会における自らの役割を果たしつつ、手を取り合って被災地の子どもの安心・安全な場の提供に取り組んでいるという点です。東松島市では、大塩地区新山公園の整備、および、赤井・小野・矢本地区の4つの公園における遊具設置事業を行いました。
地域の子どもや大人の声を事業に取り入れる
SCJの公園整備事業のユニークな点は、通常の公園整備事業のプロセスに、地域の子どもや大人の声を反映させる取り組みを導入したことです。「公園のことは、公園でよく遊んでいる子どもたちが一番よく知っているはず」という理念より、アンケート、デザインコンテスト、オープニングセレモニーへの参加など、子どもたちが公園整備プロセス等に積極的に関わることができるような支援を実施しました。
白枠:通常の公園整備事業の流れ、黒枠:SCJの取り組み
- アンケート
- 子ども参加によるデザインコンテスト
- オープニングイベント
- 防災の視点を公園に導入
- 子どもの声を取り入れたステッカー
子どもが地域の復興に関わり、参加していくこと
SCJの公園整備事業では、子どもに安心・安全な場を提供するとともに、子どもたちが公園を整備していくプロセスを通して直接地域の復興に関わり、地域に対してより愛着を持っていくこと、また、子どもたちが地域で役割を持つことで更に主体的に地域に参加していくことを目指しています。
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■ 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
セーブ・ザ・チルドレンは、国連に公式に承認された子ども支援専門の国際組織です。日本をふくめ、イギリスやアメリカなど、30のメンバーが、約120の国と地域の子どもたちを支援しています。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは1986年にセーブ・ザ・チルドレン世界連盟の一員となりました。日本国内では東日本大震災後に「子どもの保護」「教育」「子どもにやさしい地域づくり」の分野を中心に、海外ではアジアやアフリカを中心に「保健・栄養」「教育」などの分野で子どもとともに活動を実施しています。
参照:http://www.savechildren.or.jp/
■ 都市緑化功労者表彰(※詳細は宮城県ホームページ参照)
都市緑化功労者表彰は、県の都市緑化等における活動を推進するため,都市緑化の推進及び都市公園等の整備、保全又は美化に関し、特に著しい功績のあった民間の団体又は個人に対して宮城県知事の感謝状を贈呈し、一層の都市緑化活動の普及を図ることを目的としています。
参照:http://www.pref.miyagi.jp/release/ho20140613-3.html
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