NICCOのエコサントイレが日本トイレ大賞を受賞

マラウイ、ケニアで建設と普及を行なうエコロジカル・サニテーション・トイレ(し尿分離型環境衛生式トイレ)事業が、女性活躍担当大臣・男女共同参画担当大臣賞を受賞しました。

 国内外で環境に配慮した自立支援を行なう国際協力NGO「公益社団法人 日本国際民間協力会(NICCO)」(本部:京都市中京区、代表理事:小野 了代)が、日本トイレ大賞(内閣官房 「暮らしの質」向上検討会) 女性活躍担当大臣・男女共同参画担当大臣賞を受賞しました。
 本日、国立新美術館(東京都港区)で開催された表彰式には、当会代表理事の小野了代(おの・さとよ)が出席し、有村治子女性活躍担当大臣より表彰されました。

有村治子女性活躍担当大臣から表彰を受けるNICCO理事長・小野了代

受賞者集合写真

 

  日本トイレ大賞は内閣官房 「暮らしの質」向上検討会提言のもと、女性の「暮らしの質」の向上に資する取り組み、とりわけすべての女性が暮らしやすくなる空間へと転換する象徴となるトイレに関連する優れた取り組み事例を選定することによって、すべての女性が輝く社会づくりに資することを目的として創設された賞です。このたび、当会がアフリカのマラウイ共和国とケニア共和国で建設と普及活動を行なっているエコロジカル・サニテーション・トイレ(し尿分離型環境衛生式トイレ:以下エコサントイレ)事業が、女性活躍担当大臣・男女共同参画担当大臣賞を受賞しました。
 本日、国立新美術館(東京都港区)で開催された表彰式には、当会代表理事の小野了代(おの・さとよ)が出席し、有村治子女性活躍担当大臣より表彰されました。
 また、授賞式後に開催されたシンポジウムでは、小野がパネリストとして登壇し、当会活動の紹介や、女性とトイレに関するディスカッションを行ないました。
 NICCOは今後も、エコサントイレの建設と普及を通し、途上国にて衛生的で豊かな農村づくり支援を行なっていきます。
 

エコサントイレと子どもたち(ケニア)

 

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・アフリカのマラウイ及びケニアには、(1)土壌が痩せている、(2)持続的で衛生的なし尿処理施設がない、(3)低い生産性や健康状態の悪さによる労働機会の損失による貧困、といった共通した問題が存在しています。そこで、エコサントイレを建設するとともに、衛生環境改善意識の向上を促進する活動を実施しています。さらに当会は、このエコサントイレで分離・衛生化されたし尿を堆肥として使用することを普及させ、農地の土壌を改善し、生産性の向上を進め、農家の収入向上にも貢献しています。
・エコサントイレは、地面の上に建てた高床式のトイレで、雨によって便や尿が流れ出さず、汚水による水資源や土地の汚染を防ぐことができます。便は排便のたびに灰をかけ、半年間ほど便槽に寝かせて殺菌し、たい肥として土に還します。また、便と分けて回収する尿は水で薄めて液肥として利用します。エコサントイレからとれる肥料は、収穫量を肥料なしの畑よりも1.2~2.5倍に増やし、また高価な化学肥料の使用を減らすことができます。エコサントイレは、(1)地域の衛生改善、(2)良い土壌の畑つくり、(3)化学肥料使用の抑制を実現する“一石三鳥”のトイレです。
・エコサントイレの建設は、日本人建築家が村でエコサンビルダーを育成し、村で手に入る材料で作るので、村の人々が自分たちの手で自分たちのトイレを作ることができます。
・マラウイではこのエコサントイレが広く受け入れられ、7年間で1,000基を超えるエコサントイレを建設しました。
・ミャンマー カレン州における少数民族支援事業においても、エコサントイレの建設と普及活動を行なっています。
 

エコサントイレ外観(ケニア)

 



NICCOのエコサントイレについて、詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.kyoto-nicco.org/africa/ecosan.html

「日本トイレ大賞」の詳細はこちらをご覧ください。 
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kurashinoshitsu/hyosho/index.html
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