ヨーロッパをめざし急増する難民のために、緊急支援のお願い

　現在、命がけで紛争や迫害を逃れ、地中海や陸路を渡りヨーロッパ諸国にたどりついた人が38万人を超えました（2015年9月10日時点）。その多くがシリアをはじめとしたイラク、アフガニスタンなどから避難してきた人達です。特にシリア難民の数は全体で400万人を超え、UNHCRが支援してきた中で最大の難民発生国となりました。多くの人々が命の危険をかえりみず、苦難に満ちた避難経路を選択する決断を迫られています。必要最低限のものも無く不安な日々を過ごしている人々に、食料・医療や体を休める場所などを早急に支援する必要があります。
 

ギリシャのレスボス島にたどり着くシリア難民　© UNHCRA.McConnell

国連UNHCR協会からご支援のお願い
　UNHCR（国連難民高等弁務官事務所）は国際的な難民支援機関として紛争・迫害で故郷を追われた人々の保護・支援を続けています。しかし急増する難民の数に援助が追いつかない状況が続いています。国連UNHCR協会はその活動を支えるため皆様に毎月のご支援をお願いしています。一旦は命を取り留めても、新しい生活を築いていくためには様々な支援が今後も必要となってきます。毎月のご寄付は、難民と、その援助を続けるUNHCRにとって、長期の避難生活を支えるためになくてはならないご支援です。一人でも多くの命を守り、安全な場所で生活がスタートできるよう、皆様の温かいご支援をお願いいたします。

寄付のお申し込みはこちらから　http://www.japanforunhcr.org/activities/em-europe/
＊お寄せいただく募金・寄付は、UNHCRが最も必要とする援助活動に活用させていただきます。