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日本アルコン株式会社
会社概要

アルコン、失明者を減少させるための世界的な取り組み 「アルコンケア プロジェクト100」を発足

日本アルコン株式会社

・アルコンケアは今後3年間に、アジア、中央・南アメリカ、アフリカ地域の医療が十分に行き渡っていない地域の医療施設に対して、中古(再加工済)の白内障手術機器「インフィニティ®」を計100台寄付します

・同プログラムは、恵まれない地域の医療能力と持続可能性を高めることで、眼科医療へのアクセス向上と、超音波乳化吸引白内障手術件数の増加を目指します

・2020年12月末までに、計20万件の超音波乳化吸引白内障手術の実施と最低400名の医師への研修を目標としています
アイケアのリーディングカンパニーであるアルコン (本社: 米国テキサス州フォートワース、代表:マイク・ボール(CEO)) は、白内障手術用の超音波乳化吸引術用機器の提供により、白内障に起因する失明者の減少を目指す「アルコンケア プロジェクト100」を発足したことを発表しました。機器や製品の寄付活動を行うアルコンケア財団は、今後3年間で、アジア、中央・南アメリカ、アフリカにある対象の医療施設に白内障手術機器「インフィニティ」を計100台寄付します。同様の眼科医療機器の寄付として、最大規模となります。

アルコンの最高執行責任者(COO)兼アルコンケア会長であるデイビッド・エンディコットは「アルコンケアプロジェクト100は、白内障に起因する失明を撲滅させるための私たちの世界的な取り組みと、より良い視界・視力を通して人々の生活の質を向上させるというアルコンのミッションに合致しています」、と述べました。そして、「白内障は失明の主要要因の一つであり、世界保健機構(WHO)によると、白内障手術は発展途上国で最もコスト効率の良い治療の一つです。十分な治療が行き届いていない地域に100台のインフィニティを設置することで、何千人という患者様が視力という贈り物を手にすることになります。また、対象の医療施設において何百人もの医師が超音波乳化吸引術の研修を受けることで、さらに何千人という患者様に質の高い治療を提供することが可能になります」、と語りました。

超音波乳化吸引術は超音波プローブを用いて水晶体を分割し、白内障を除去する現代的な手術方式です。他の白内障手術と比べ、元の日常生活に復帰するまでの回復時間が短いという点において、コスト削減の効果が大きいと言えます。先進国では超音波乳化吸引術が好まれていますが、発展途上国では費用や経験豊富な医師の不足により、大規模な導入に課題があります。

アルコンケア プロジェクト100は、今年アジアで活動を開始し、2019年には中央・南アメリカ、2020年にはアフリカへと活動を広げていきます。アルコンは現在パートナーとともに、超音波乳化吸引術の能力、治療を受けられていない患者様の数、眼科診療を継続的に提供するための十分なインフラといった条件を基に、対象医療施設の選出を行っています。

本プロジェクトは、2020年12月31日までに、最低20万件の超音波乳化吸引術を実施し、最低400名の医師への研修を完了させることを目指しています。また、パートナーからの年間レポートを取りまとめ、本プロジェクトの影響度を測定します。

アルコンケア代表兼アルコンCSRディレクターのメリッサ・トムプソンは、次のように述べています。「失明を根絶することは、貧困と戦う最もコスト効率の良い方法です。なぜなら、予防のための投資1ドルに対し、少なくとも4ドルの経済利益があるからです」。さらに、「白内障による失明者の減少を目指すこのプログラムが、社会的、経済的に大きな影響を与えることを期待しています。なぜなら、視力改善によって生産性が増し、介護者や家族の介助も減るからです」と語りました。

 
白内障について
白内障は加齢による目の症状として最も一般的なものの一つであり、視力低下の主要な要因の一つです(注1)。世界保健機構(WHO)によると、白内障による両眼失明者は世界で1,800万人にのぼり、全世界の失明における約半数を占めています(注2)。白内障は目の水晶体がにごり、視力に影響を与える疾患です。白内障の多くは加齢によるものですが、放射線被ばく、ステロイド投与、糖尿病、眼部外傷も白内障の進行を加速させることがあります(注3)。白内障が進行すると通常、目の水晶体がにごり、光の透過が遮られることで見えにくくなります(注4)。

About Alcon
日本アルコン株式会社は、ノバルティスグループのアイケア事業部門を担うアルコンの日本法人で、今年、設立45周年を迎えました。アイケアのリーディングカンパニーであるアルコンは、幅広い製品の提供を通じて人々のより良い視界と生活の改善に寄与することを使命としています。年間2億6千万人以上の白内障、緑内障、角膜疾患や屈折異常に悩む世界中の人々にアルコン製品をご利用いただいておりますが、未だ治療法がない眼疾患もあり、引き続き多くの人たちのアイケアニーズに応えることが求められています。私たちは「アイケアの再創造」をミッションとして、革新的な製品の開発、アイケアの専門家とのパートナーシップや質の高いケアへのアクセスを高めるためのプログラムの提供を行っております。詳細はwww.alcon.co.jp をご覧ください。

References
(注1)The International Agency for the Prevention of Blindness. Cataract. https://www.iapb.org/knowledge/what-is-avoidable-blindness/cataract/  Accessed April 2018.
(注2)Prevent Blindness. Vision Problems in the U.S. Report. http://www.visionproblemsus.org/cataract.html  Accessed April 2017.
(注3)American Optometric Association (AOA). Causes of Cataract. http://www.aoa.org/patients-and-public/eye-and-vision-problems/glossary-of-eye-and-vision-conditions/cataract?sso=y   Accessed May 2017. 
(注4)Cleveland Clinic. Cataracts. http://my.clevelandclinic.org/services/cole-eye/diseases-conditions/hic-cataracts  Accessed August 2015.

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https://www.alcon.co.jp/news/press-releases/alconcares-project100

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日本アルコン株式会社

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URL
http://www.alcon.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー
電話番号
03-6899-5000
代表者名
ステファン・アイゲンマン(Stephan Eigenmann)
上場
海外市場
資本金
5億円
設立
1973年06月
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