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cynaps株式会社
会社概要

cynaps、先端技術で都内行政現場課題の解決を目指す東京都の「キングサーモンプロジェクト」に採択

大田区と協働し、区内施設の電力使用量削減とGXの取組推進プロジェクトを実施

cynaps株式会社

 IoTプラットフォームの研究開発を行うcynaps(シナプス)株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:岩屋 雄介、以下「cynaps」)は、東京都が実施する、先端技術で都内行政現場課題の解決などを目指す「キングサーモンプロジェクト」に採択されたことをお知らせします。2022年に採択された「東京都スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)」での実証実験や、全国の様々な施設で換気制御による電気代および温室効果ガス削減を進めてきた成果を活かし、都内行政現場の省エネルギーに関する課題解決に取り組んでまいります。

都内行政現場の課題

 エネルギーを大量に消費する東京都はいま、温暖化と電気代高騰の課題に直面しています。世界的なCO2排出削減の動きの中で、東京都も都内の温室効果ガス排出量を2030 年までに50%削減(2000年比)する「2030年カーボンハーフ」を表明し、これまでの取り組みをさらに拡大、加速させています。また、今回の協働先となる東京都大田区においても、大田区環境アクションプランにおいて「大田区環境ビジョン2050」を掲げ、3つのゼロ「温室効果ガス排出量実質ゼロ」「プラスチックごみゼロ」「食品ロス実質ゼロ」を通じた「持続可能な環境先進都市おおた」の実現を目指しています。

 一方で、高い実効性を持つ省エネルギー施策である省エネ換気は、まだほとんどの建物が採用していません。背景には、従来の省エネ換気は後から実装する難易度が高く、費用も高額になってしまうことが挙げられます。また、建築計画時点では意匠(デザイン)に検討や予算の大半が使われ、設備の検討は後回しになりがちな現状もあります。

 それに対しcynapsでは、建った後の運用中の建物でも営業を止めず、また費用も抑えて省エネ換気を実装する、サーバーレス・制御盤レスの仕組みの開発に成功しました。今回、東京都と共に取り組むことで、広く社会へ省エネ換気の素晴らしさを伝え、普及拡大につながることを期待しています。

取り組み概要

 今回、「SDGs未来都市」の中でも特に優れた先導的な取り組みを行う自治体として、内閣府から「自治体SDGsモデル事業」にも選定された東京都大田区との協働が決定しました。2024年1月中の運用開始を目処に、IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD(ビーエークラウド)」を通じた、大田区内施設の電力使用量・電気代削減プロジェクトを実施し、大田区のSDGs推進の一助を担います。対象施設内に「BA CLOUD」を設置し、換気制御を行うことにより、適切な換気と心地よい室温を維持しながらエアコンの消費電力を10~20%削減し、電気代を削減することを目指します。

 また、プロジェクトでの削減状況について、事前の予測値との差異を検証することで、幅広い施設に対応する換気省エネ性能の評価方法確立と電気代削減効果シミュレーション精度向上を図ります。本プロジェクト推進にあたり、公認の協働促進サポーターである株式会社ボーンレックスより、プロジェクトの組成・管理の支援もいただきます。

キングサーモンプロジェクトとは

 東京都が実施する「キングサーモンプロジェクト(King Salmon Project)」は、行政が東京の抱える社会課題の解決に繋がる先端プロダクトを有するスタートアップと協働する取り組みです。スタートアップが有する先端技術を、都内行政の現場で早期段階から活用することを通じ、都内行政現場の課題解決およびスタートアップのさらなる成長を促進しています。また、海外進出も見据えた販路拡大のための戦略立案等の支援や、事例のモデル化等のナレッジ共有なども行っています。

 キングサーモンという名称は、「東京とともに成長したスタートアップが、グローバルの大海でさらに大きく成長し、ゆくゆくは東京でまた後に続くスタートアップを生み、育てるような存在になって来てもらいたい」という願いを、サケの生態系になぞらえて、表現されています。

https://kingsalmon.tokyo/

cynaps株式会社 代表取締役 岩屋 雄介のコメント

 環境に優しい持続可能な社会の実現に向け、なかでもエネルギー消費が大きい空調設備の省エネに注目が集まっています。従来の技術では、複雑な温度制御を行ったり、運転を強制的に制限することが一般的でした。しかし、その前に無駄な換気を止めるほうが、快適性も損なうことなく、はるかに大きな省エネ効果が見込めると考えています。

 省エネルギー・脱炭素分野は、全世界で早急に取り組むべき重要課題です。しかしながら、換気が空調エネルギーの大きな損失になっていることはあまり知られていません。

 本プロジェクトを通し、行政と連携することによって大きな波及効果が期待でき、全国規模での課題解決へ大きく前進できると考えます。これにより、公的機関のみならず、民間機関への導入にも寄与していく効果を期待しています。

 電気代削減による事業者の利益向上、そして真の課題である温室効果ガスの削減による地球環境の保全という、根本から大きく変えるこの取り組みにより、環境に優しい持続可能な社会変革へ貢献してまいります。

IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」について

 「BA CLOUD」は、換気状態を監視し自動制御するIoTソリューションです。累計1,000ヶ所以上に導入実績のあるCO2濃度・温度・湿度の複合センサーにより室内の人の減少や不在を検知し、人がいない時の無駄な換気をカットします。1契約で、1部屋だけの小規模な店舗から15階建程度のビルまでカバー可能で、平均的なコンビニであれば、1店舗あたり年間36万円程度、5年間で180万円の電気代削減が期待できます。料金体系は、削減できた電気代の一部をいただくモデルのため、導入に伴う新たなコストが発生しません。また、換気状態を監視する中で、換気設備の故障や老朽化なども検知できるのが特長です。


cynaps株式会社(Cynaps Inc.)

cynaps株式会社(Cynaps Inc.)

代表取締役:岩屋 雄介
設立:2020年3月
本社所在地:〒130-0003 東京都墨田区横川一丁目16番3号 センターオブガレージ Ground08
事業内容:IoTプラットフォームの研究開発及び販売、IoTコンサルティング及び受託開発
URL:https://www.cynaps.jp/

・IoTビルオートメーション・システム「BA CLOUD」:https://www.cynaps.jp/ba-cloud/
・換気アラートシステム 「hazaview」:https://hazaview.com/site/
・IoT開発運用クラウド「LIMZERO(リムゼロ)」:https://www.cynaps.jp/service/iotsupport/

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位置情報
東京都墨田区本社・支社東京都大田区自治体
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会社概要

cynaps株式会社

39フォロワー

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URL
https://www.cynaps.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都墨田区横川一丁目16番3号 センターオブガレージ Ground08
電話番号
-
代表者名
岩屋雄介
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2020年03月
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