「個別最適な学び」を加速　Classiがデジタル採点システムYouMark Personalと連携開始

SchoolTech事業を展開するClassi株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：加藤 理啓、以下Classi）は、教育プラットフォーム「Classi（クラッシー）」において、2022年10月より株式会社佑人社(本社：東京都文京区、代表取締役:浜渦 康文)が展開するデジタル採点システム「YouMark Personal（ユーマーク パーソナル）」との連携を開始します。

本連携により、テストの採点、返却および生徒ひとりひとりの学習状況の管理にかかる先生の業務負担を大幅に軽減します。教育データの利活用を推進することで、学校現場の働き方改革とデータに基づいた個別最適な学習指導を同時に実現します。

＜背景＞
文部科学省は現在、生徒の力を最大限に引き出すことを目的に「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を推進しています。
そのうち、「個別最適な学び」は、「指導の個別化」と「学習の個性化」によって実現します。これらを実践していくためには、学習者一人一人の能力や習熟度に合わせて学習教材や学習方法を選択するアダプティブラーニングの拡充だけでなく、先生によるデータに基づいた学習指導や手厚いコーチングサポートが求められます。
しかし、多忙を極める現在の学校現場の状況下では、生徒ひとりひとりに合わせた目標設定や学習指導を行うことに限界があります。先生が本来の業務に集中し「個別最適な学び」を実現していくためには、学校現場の業務量軽減や教育データの利活用に向けた環境づくりが不可欠です。教育プラットフォームとデジタル採点システムの連携を通し、このような課題を解決します。

＜サービス詳細＞
今回の連携では、「YouMark Personal（ユーマーク パーソナル）」でデジタル採点した答案およびテスト結果を、教育プラットフォーム「Classi（クラッシー）」上の生徒カルテに蓄積し、データ参照することが可能となります。

※生徒カルテとは…生徒の日々の様子を多面的なデータで確認できる機能。成績や学習時間といった定量情報や、指導履歴や各種活動の振り返りなどの定性情報を蓄積してご覧いただけます。

これにより、以下のような効果が期待されます。

• 「YouMark Personal」でデジタル採点後、採点結果を印刷する必要がなくなります。印刷やテスト返却にかかる手間、時間、コストの大幅な削減が見込めます。
• 生徒の学習履歴を可視化することで、ひとりひとりに合わせた目標設定の支援や動機付けなど、効果的な学習指導・コーチングの実現を支援します。

 

＜「YouMark Personal」とは＞
学校で手軽に使えるクラウド型デジタル採点システム。今まで通りの解答用紙のままで運用可能。簡単な設定とシンプルかつ高機能の採点画面で、作業効率改善。点数計算や管理簿への転記が不要。採点作業の負担を大きく削減できるシステムです。

＜「Classi」とは＞
全国の高校および中高一貫校向け教育プラットフォーム。生徒のラーニングを応援する学習記録機能やwebテスト、先生のコーチングをアシストする生徒カルテ、学校・保護者のコミュニケーションをデジタル化する校内グループなど、学校教育の課題解決につながる様々な機能を搭載しています。詳細はこちら https://classi.jp/

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【Classi株式会社について】 
Classiは＜子どもの無限の可能性を解き放ち学びの形を進化させる＞をミッションとして掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。
学校（School）× テクノロジー（Technology）を組み合わせた「SchoolTech」を推進し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を先生とともに育んでいけるようサポートします。

【株式会社佑人社について】
2000年の設立以来、試験を主催する団体からの業務委託を中心に行って参りました。
主な業務、商品は以下のとおりです。
・試験問題制作・編集
・採点業務請負
・成績処理業務請負(成績票発行、web閲覧システム提供)
・デジタル採点システムYouMarkの提供(模擬テスト事業者等大規模採点ユーザー向けシステム)
・デジタル採点システムYouMark Personalの提供(学校等小規模ユーザー向けシステム)