イスラエルとパレスチナ自治区ガザの間で続く紛争に関するセーブ・ザ・チルドレンの声明
【2014年7月21日 パレスチナ自治区ガザ発】
現在イスラエルとパレスチナ自治区ガザで続いている紛争では、戦闘員よりも子どもたちが大きな犠牲を強いられています。紛争による死者の5人に1人は子どもという状況の中、7月17日にガザでの地上戦が始まってからはその死者数が40%以上増加しており、パレスチナ人犠牲者のおよそ1/3が子どもです。また、家族を失ったり、怪我を負ったり、家が破壊されるのを目撃した子どもたち7万2千人以上が、心理的カウンセリングや支援を喫緊に必要としています。イスラエルの子どもたちもまた、ロケット弾の攻撃に脅えて暮らしている状況です。
現在イスラエルとパレスチナ自治区ガザで続いている紛争では、戦闘員よりも子どもたちが大きな犠牲を強いられています。紛争による死者の5人に1人は子どもという状況の中、7月17日にガザでの地上戦が始まってからはその死者数が40%以上増加しており、パレスチナ人犠牲者のおよそ1/3が子どもです。また、家族を失ったり、怪我を負ったり、家が破壊されるのを目撃した子どもたち7万2千人以上が、心理的カウンセリングや支援を喫緊に必要としています。イスラエルの子どもたちもまた、ロケット弾の攻撃に脅えて暮らしている状況です。
破壊された自宅のがれきを見つめる少年 ©Jozef Nateel / Save the Children
私たちが目撃しているのは、封鎖されたガザ地区の子どもたちに対する攻撃です。子どもたちは逃げ場もなく、家族とともに学校や病院に避難していますが、そこも安全とは言えません。
「過去2日間に渡る血の惨劇は、国際人道法が定める文民保護の原則に反するものであると言わざるをえません。セーブ・ザ・チルドレンは、紛争に関わる両陣営に対し、他に逃げ場のない無辜の住民をこれ以上犠牲にしないために、学校や病院への攻撃を止めるよう求めます。」セーブ・ザ・チルドレン パレスチナ自治区 共同カントリー・ディレクター デビッド・ハッセル
5時間の一時停戦中に汲んだ飲み水を自宅に運ぶ少年 ©Jozef Nateel / Save the Children
セーブ・ザ・チルドレンはまた、非常に危険な状況下にあるガザで、現地のパートナー団体と協力しながら、病院や子どものいる家を訪問し、社会心理的ケアのニーズ調査を実施しています。
攻撃の被害にあった自宅の一室にたたずむ4歳の少年 ©Jozef Nateel / Save the Children
以上
■ セーブ・ザ・チルドレンについて
1919年設立。子ども支援の世界的リーダーとして、国連経済社会理事会(UN ECOSOC)のNGO最高資格である総合諮問資格(General Consultative Status)を取得。世界30カ国の独立したセーブ・ザ・チルドレンがパートナーシップを結ぶ国際組織。すべての子どもにとって、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指し、現在約120の国と地域で活動しています。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは日本のパートナーとして1986年に設立されました。 http://www.savechildren.or.jp/
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