サンスター 鮭卵巣膜抽出物等含有飲料と心身・肌の関係についての研究成果を発表
~更年期女性が心身・肌状態を良好に保つために~
サンスター株式会社(本社:大阪府高槻市、代表取締役社長 吉岡貴司)は、心身からの美を叶え、女性の生涯にわたる美と健康のために様々な研究を行っており、今回、女性にとって特別な時期である、更年期に着目しました。更年期には、心身の状態が大きく変化します。この時期の女性が美しくあるためには更年期症状への対策が必要と考え、様々な素材の可能性を追求。その中で鮭卵巣膜抽出物・大豆イソフラボン・植物エキス等を含む飲料を摂取した際の更年期症状への影響について検証しました。その結果、上記飲料の摂取により更年期症状が有意に改善することを確認しました。また、更年期症状の改善によって、肌状態が有意に改善することも示唆され、更年期症状の強さと肌状態の間には相関があることがわかりました。
サンスター株式会社は、これらの研究成果について、第11回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会、第15回補完代替医療学会にて発表致しました。その概要を下記に報告させていただきます。
サンスター株式会社は、これらの研究成果について、第11回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会、第15回補完代替医療学会にて発表致しました。その概要を下記に報告させていただきます。
<女性の美と健康に役立てるために、更年期に着目>
更年期は女性にとって心身の状態が変化する特別な時期です。女性ホルモン(エストロゲン)は、思春期以降性成熟期とよばれる時期までは卵巣から周期的に分泌されていますが、更年期には分泌パターンが乱れながら分泌量が減少していき、更年期以後ではほとんど分泌されなくなります。
女性ホルモンは生殖機能だけでなく精神・身体機能において様々な働きをしているため、分泌の乱れ・減少に身体が適応していく段階で、様々な不調がおこりやすくなります。
また、分泌されなくなった後は、脂質代謝異常、骨強度の低下、肌の弾力の低下などがおこりやすくなり、心身と肌の状態がそれまで以前とは変化します。
サンスターは、急激な変化が起こる更年期をスムーズに乗り越えることが女性の生涯にわたる美と健康に
とって重要だと考えました。
<鮭卵巣膜抽出物・大豆イソフラボン・植物エキス等を含むドリンクの飲用試験>
更年期女性の様々な不調、いわゆる更年期症状の緩和に役立つ素材を選定するにあたり、産卵のために生まれた川を溯上する生命力あふれる鮭に注目。鮭の卵巣膜を贅沢に濃縮した鮭卵巣膜抽出物をはじめ、女性ホルモンであるエストロゲンと同じ様な作用を有する大豆イソフラボンや、ハリと輝きを導く杜仲葉・高麗人参エキス等を選定し、これらをサンスター独自の比率で配合した飲料(オリジナル飲料)を作製いたしました。
40-55歳の更年期症状を有する(SMI※1 26点以上) 女性78名に、このオリジナル飲料50mLを、1日1本8週間摂取していただき、更年期症状※2と肌状態※3のそれぞれについてアンケート調査を行いました。
※1 SMI(簡略更年期指数):Simplified Menopausal Indexの略で、日本人の更年期症状の程度を効率的に把握するために作成された指数。
※2 更年期症状は、SMIで評価。今回の調査では、26点以上を症状ありとした。
表1.簡略更年期指数(SMI)
※3 肌状態は、表2に示すアンケートによる自己評価(肌実感)値を用いた。
表2.肌状態評価用アンケート
<飲料摂取による有意な変化>
統計解析の結果、摂取前と比較して摂取2・4・6・8週間後では更年期症状の有意な改善(図1)と肌状態の有意な改善(図2)がみられました。
図1.飲料摂取によるSMI値の変化
摂取前と比較して、2週間後以降は統計学的に有意な低下がみられた。
図2.飲料摂取による肌状態の変化
摂取前と比較して摂取8週間後では、被験者の肌状態は統計学的に有意な改善がみられた。
更 に、更年期症状の改善と肌状態との関係を解析したところ、更年期症状が大きく改善した方々は、肌状態がより改善していました(図3)。
図3 SMI改善度別 肌状態改善度
更年期症状の改善が大きかった群では、改善が小さかった群と比較して、肌状態が統計学的に有意に改善した。
以上の結果により、鮭卵巣膜抽出物・大豆イソフラボン・植物エキス等を含む飲料の摂取により、心身の状態・肌状態の自己評価が上昇したことがわかりました。よって、更年期症状を改善することがこの年代の女性の美容にも重要であることが示唆されました。
サンスター株式会社はこの研究成果を、第11回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会(2012年11月4日)、第15回補完代替医療学会(2012年11月17日)にて発表いたしました。
これからも、サンスターは、身体の内と外両方をケアすることにより、女性の美と健康に貢献するための研究を続けてまいります。
更年期は女性にとって心身の状態が変化する特別な時期です。女性ホルモン(エストロゲン)は、思春期以降性成熟期とよばれる時期までは卵巣から周期的に分泌されていますが、更年期には分泌パターンが乱れながら分泌量が減少していき、更年期以後ではほとんど分泌されなくなります。
女性ホルモンは生殖機能だけでなく精神・身体機能において様々な働きをしているため、分泌の乱れ・減少に身体が適応していく段階で、様々な不調がおこりやすくなります。
また、分泌されなくなった後は、脂質代謝異常、骨強度の低下、肌の弾力の低下などがおこりやすくなり、心身と肌の状態がそれまで以前とは変化します。
サンスターは、急激な変化が起こる更年期をスムーズに乗り越えることが女性の生涯にわたる美と健康に
とって重要だと考えました。
<鮭卵巣膜抽出物・大豆イソフラボン・植物エキス等を含むドリンクの飲用試験>
更年期女性の様々な不調、いわゆる更年期症状の緩和に役立つ素材を選定するにあたり、産卵のために生まれた川を溯上する生命力あふれる鮭に注目。鮭の卵巣膜を贅沢に濃縮した鮭卵巣膜抽出物をはじめ、女性ホルモンであるエストロゲンと同じ様な作用を有する大豆イソフラボンや、ハリと輝きを導く杜仲葉・高麗人参エキス等を選定し、これらをサンスター独自の比率で配合した飲料(オリジナル飲料)を作製いたしました。
40-55歳の更年期症状を有する(SMI※1 26点以上) 女性78名に、このオリジナル飲料50mLを、1日1本8週間摂取していただき、更年期症状※2と肌状態※3のそれぞれについてアンケート調査を行いました。
※1 SMI(簡略更年期指数):Simplified Menopausal Indexの略で、日本人の更年期症状の程度を効率的に把握するために作成された指数。
※2 更年期症状は、SMIで評価。今回の調査では、26点以上を症状ありとした。
表1.簡略更年期指数(SMI)
出典:小山ら 簡略化した更年期指数による評価 (1992:9:30-34 産婦人科漢方研究のあゆみ)
※3 肌状態は、表2に示すアンケートによる自己評価(肌実感)値を用いた。
表2.肌状態評価用アンケート
サンスター株式会社作成
<飲料摂取による有意な変化>
統計解析の結果、摂取前と比較して摂取2・4・6・8週間後では更年期症状の有意な改善(図1)と肌状態の有意な改善(図2)がみられました。
図1.飲料摂取によるSMI値の変化
摂取前~摂取8週間後までの被験者全体のSMI平均値を示し、数値が低いほど更年期症状は軽いことを表す。
摂取前と比較して、2週間後以降は統計学的に有意な低下がみられた。
それぞれの経過時間における被験者内のSMI得点分布を示す。25点以下の異常なし群の占める割合の摂取による上昇がみられた。
図2.飲料摂取による肌状態の変化
摂取前と摂取8週間後の被験者全体の肌状態の平均値を示し、数値が高いほど肌状態が改善されていることを表す。
摂取前と比較して摂取8週間後では、被験者の肌状態は統計学的に有意な改善がみられた。
更 に、更年期症状の改善と肌状態との関係を解析したところ、更年期症状が大きく改善した方々は、肌状態がより改善していました(図3)。
図3 SMI改善度別 肌状態改善度
図は更年期緩和飲料の摂取前後での更年期症状の改善度が小さかった群(SMIの減少が15点以下 N=38)と改善度が大きかった群(SMIの減少が16点以上 N=34)における、摂取前後での肌状態の変化の平均値を示す。
更年期症状の改善が大きかった群では、改善が小さかった群と比較して、肌状態が統計学的に有意に改善した。
以上の結果により、鮭卵巣膜抽出物・大豆イソフラボン・植物エキス等を含む飲料の摂取により、心身の状態・肌状態の自己評価が上昇したことがわかりました。よって、更年期症状を改善することがこの年代の女性の美容にも重要であることが示唆されました。
サンスター株式会社はこの研究成果を、第11回更年期と加齢のヘルスケア学会学術集会(2012年11月4日)、第15回補完代替医療学会(2012年11月17日)にて発表いたしました。
これからも、サンスターは、身体の内と外両方をケアすることにより、女性の美と健康に貢献するための研究を続けてまいります。
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