アルカンターラ社、2016年、グローバル事業戦略を発表

日本市場における新たなビジネス・チャンスとサステナビリティの重要性に言及

【東京発、2015 年 9 月 30日】
アルカンターラ社(本社:イタリア・ミラノ)のアンドレア・ボラーニョ会長兼CEOが来日、1年半ぶりに国内で記者会見を実施し、アルカンターラ社の2015年の活動報告及び2016年の事業戦略を発表しました。2015年は、アルカンターラの主用途である、自動車、ファッション、インテリア、ホームエレクトロニクスすべてにおいて、目覚ましい成長を遂げています。2016年においても、引き続きこれらの用途へ注力していきます。また、サステナビリティ活動はブランド価値向上のために重要な要素であると考え、今後も継続して取組んでいきます。

<ブランド力>
アルカンターラは、今年7月に世界的なブランド・コンサルティング会社であるインターブランド社にブランド評価を依頼、わずか9年間で企業としてのブランド価値が15倍、1億ユーロに拡大したことが判明しました。2006年以来、ブランド力の強化を主要戦略とし、ヨーロッパに留まらず、グローバルにマーケットを開拓した成果です。2009年度からの比較では2014年度に売上高は、ほぼ2倍となる1億2380万ユーロ(営業利益は約3倍)に達し、売上の90パーセントは、イタリア国外への輸出となっています。イタリアの卓越性、サステナビリティへの真剣な取り組み、無限の可能性を秘めたカスタマイズの提案、製品の優れた感性、世界のデザイン界との特別な連携などが、このブランド価値拡大の秘訣となります。

<サステナビリティ>
アルカンターラが重要視しているサステナビリティとは、企業として経済・社会・環境を考慮したものです。

経済的サステナビリティとは、「付加価値」、「投資」、「投資計画」、「責任ある調達」についてです。具体的に2015年には、約1500万ユーロの投資を計画、64%以上をプロセス・イノベーションにあてます。

社会的サステナビリティとは、「企業規模」、「従業員の安全と衛生」、「製品サステナビリティと製品安全」、「用途と市場」に関してのものです。2014年の一年間で、従業員を約11%増やしています。

環境的サステナビリティでは、「カーボンニュートラル」、「エネルギーの効率化」、「国連グリーンプロジェクトの支援」、「フィト・トリートメント」などを実施しています。また、自発的に毎年サステナビリティレポートを発刊公表しています。

サステナビリティ活動として、今年4月米国ワシントンで開催された「アースデイ2015」のスポンサーとなり、世界銀行とともに世界貧困撲滅プロジェクトをサポートしました。また来月には、第二回目となる「自動車とサステナビリティを考える国際シンポジウム」をアジアの視点からみた自動車エコシステムをテーマにヴェニス国際大学と共催します。

<自動車内装用途>
アルカンターラは最新の2015年版「アルカンターラ・オートモティブ・コンセプト・ブック」を作成し、自動車業界に向けて、次代のカーインテリア用素材のアイデアとして幾何学パターン、天然素材やクリスタルとの組合せ、そして未来的イメージを提案しました。このコンセプト・ブックは毎年作成し、新たな提案をグローバルに行っています。

アルカンターラは、国際モーターショーのプレビューカーには今では欠かせない存在となっています。先日閉幕したフランクフルトモーターショー2015年でも、アウディの「A4 G-Tron」、BMWの「7シリーズ」、フォルクスワーゲンで「ゴルフGTi Clubsport」を彩りました。

アルカンターラは、11月公開予定の最新のジェームズ・ボンド映画『007 スペクター』の中で、007がハンドルを握る新しい「アストンマーチンDB9 Gt ボンド・エディション」のステアリングに採用されています。

日本の国産車でも、アルカンターラは標準設定やオプションでグレードアップのために採用されることが増えてきています。2016年は日本市場で国産車への採用拡大を戦略の一つに挙げています。

<ファッション用途>
日本のファッション業界へは2014年に本格進出。以来、日本が世界に誇るブランド、Y’sやハナエモリなどでコラボレーションが実現しています。また、ミラノ万博に際してアルカンターラとして初めてとなるコンセプトストアをミラノのファッション中心街にオープンし、ファッショナブルでデザイン性に溢れ、独自な機能性を誇るアルカンターラの世界観を世界各国から訪れた観光客へ大きくアピールしました。このコンセプトストアには、数多くの世界的なデザイナーとのコラボ商品が並べられました。とくに目を引いたのは、レベッカ・モーゼス(Rebecca Moses)のオリジナルの洋服とアクセサリーの数々。彼女の作品は、このミラノのファッションの中心地を美しく飾りました。またアルカンターラとレベッカ・モーゼスのアクセサリーや作品を紹介する展示会が、伊勢丹アートギャラリーにて10月6日まで開催されています。アルカンターラは、2016年も引き続き世界をリードする日本のデザイナーとのコラボレーションを計画します。

<ホームエレクトロニクス用途>
家電製品の世界でも、アルカンターラはすぐれた感性と機能性により、100%メイド・イン・イタリアのサステナブル素材としてテクノロジーとファッションを融合させ、市場のあらゆる技術的・美的要求に応えています。ヨーロッパ市場で発表された、パナソニックの新製品「有機ELテレビ」は、周囲360度からの視点を考慮にデザインされ、カーブした背面カバーにグレーのアルカンターラが使用されました。テクノロジーと美の理想的な融合、素晴らしい用途に新たに採用されることになりました。

また、スマートフォーンのカバーとしても既に広く採用されており、そのすぐれた感性と機能性は、生活の最も身近であるホームエレクトロニクスの分野に浸透しています。

*この発表はグローバルのものです。

アルカンターラとは:
1972年に設立されたアルカンターラ社は、メイド・イン・イタリアの品質を誇る最高級素材を提供しています。アルカンターラ社(Alcantara S.p.A.)の登録商標であり、独自技術により生み出されたアルカンターラ® (Alcantara®)は、他にはない優れた感覚性、美しさ、機能性を兼ね備えた画期的な素材です。驚くべき多様性を持つアルカンターラは、ファッションおよびアクセサリー、自動車、インテリアデザインおよび室内装飾、コンシューマ・エレクトロニクスなどさまざまな分野で一流ブランドに選ばれています。こうした特性、またサステナビリティ(持続可能性)についての真摯な取り組みや認証取得によって、アルカンターラは現代的なライフスタイルの象徴となっています――それは環境を尊重しながら、毎日使うもののよさを追求したい人のためのライフスタイルです。アルカンターラは企業活動全般からの二酸化炭素排出量について、全量の測定・削減・相殺に成功し、2009年に「カーボン・ニュートラル」認証を取得しました。またサステナビリティ分野における企業の取組みを示すために、国際機関であるテュフズード(TUV SUD)の認証を受けた独自の『サステナビリティ・レポート』を毎年公表しています(同社ウェブサイトからもダウンロードできます)。本社をミラノに置き、生産拠点と研究開発施設はウンブリア州の代表的な街であるネラ・モントロにあります。

アルカンターラホームページ(日本語): http://www.alcantara.com/ja/index.do
アルカンターラホームページ(日本語・サイトマップ): http://www.alcantara.com/ja/sitemap/index.do
アルカンターラホームページ(イタリア語):www.alcantara.com
アルカンターラ You Tube チャンネル(日本語):http://www.youtube.com/user/AlcantaraJapan

国際規格の取得認証:
UNI EN ISO 9001:2008年取得認証 品質マネージメントシステムの国際規格
ISO/TS 16949:2009年取得認証 自動車産業に特化した品質マネージメントシステムの国際規格
UNI EN ISO 14001:2004年取得認証 環境マネージメントシステムの国際規格適合を示す認証
エコテックススタンダード100:1994年取得認証 製品との接触が人体に害を与えないことを保証
Authenticity認証: インテリアデザイン業界で制定された正規品であることを保証する認証
SA8000認証:2008年3月認証取得 社会的説明責任へのコミットを実証する国際規格
カーボン・ニュートラル認証:2010年取得認証 二酸化炭素排出を環境プロジェクト支援によりゼロ化
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