日本が世界に誇るべき映画監督・俳優に注目「シリーズ: 世界を魅了する日本人」

2020年7月までのラインアップを発表！3月は生誕110周年記念特集「映画監督　黒澤明」

CS映画専門チャンネル「ムービープラス」（ジュピターエンタテインメント㈱、東京都千代田区、代表取締役社長：寺嶋博礼）は、日本が世界的な盛り上がりを見せる2020年夏に向け、「世界を魅了する日本人」と題したシリーズを2019年11月から毎月放送しております。高倉健、松田優作といった世界で活躍する俳優から映画音楽を担当した坂本龍一など、その名の通り世界を魅了してきた方々を特集してまいりました。

3月は、斬新なカメラワークが世界に衝撃を与え、スティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスをはじめとする世界中の映画人たちにも多大な影響を与えた黒澤明監督作を放送。3月23日の生誕110周年を記念し、国内外で多くの賞を受賞した『乱［４Ｋデジタル修復版］』と、日本映画として初めてヴェネツィア映画祭金獅子賞を受賞し、日本映画が世界で認知・評価されるきっかけとなった『羅生門[デジタル完全版]』の2作品を放送いたします。
４月以降も、三船敏郎、大島渚、真田広之、市川崑、北野武など日本が世界に誇るべき映画監督、俳優など映画制作陣に注目し、永遠に色あせない優れた作品たちを放送いたします。

■3月 映画監督 黒澤明 ★3月23日生誕110周年

『乱［４Ｋデジタル修復版］』（1985年／日本＝フランス）

©KADOKAWA 1985

■放送日:3月13日（金）8：30～11：30、ほか
監督：黒澤明
出演：仲代達矢／寺尾聰／根津甚八

過酷な戦国時代を生き抜き、７０歳を迎えた猛将、一文字秀虎。
彼は長男太郎には家督と一の城を譲り、次郎は二の城、三郎は三の城をそれぞれ守って協力し合い、自分は３つの城の客人となって余生を過ごしたいと告げる。
だが、そんな彼を待っていたのは息子たちの骨肉の争いだった。

• 第58回アカデミー賞衣裳デザイン賞（ワダエミ）受賞
• 第58回アカデミー賞監督賞、撮影賞、美術賞ノミネート
• 第40回英国アカデミー賞外国語映画賞、メイクアップ賞受賞
• 第20回全米映画批評家協会賞作品賞、そのほか多数受賞

『羅生門［デジタル完全版］』（1950年／日本）

©KADOKAWA 1950

■放送日：3月8日（日）8：30～10：15、ほか
監督：黒澤明
出演：三船敏郎／京マチ子／志村喬

 

平安時代のとある薮の中。盗賊が通りすがりの侍夫婦を襲い、夫の目の前で妻を強姦。現場には夫の死体が残された。やがて捕らえられた盗賊、
侍の妻、巫女によって呼び出された侍の霊が検非違使の前で事件について
語るが、３人の証言はまったくと言っていいほど食い違っていた。

• 第12回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、イタリア批評家賞受賞
• 第24回アカデミー賞名誉賞受賞

■４月　映画俳優　三船敏郎＆真田広之　★三船敏郎 4月1日生誕100周年

『羅生門［デジタル完全版］』（1950年／日本）
■放送日：4月1日（水）　21：00～22：45、ほか
監督：黒澤明　　出演：三船敏郎／京マチ子／志村喬

『里見八犬伝（1983年）』（1983年／日本）

©KADOKAWA 1983

■放送日：4月5日（日）　9：30～12：00、ほか
監督：深作欣二
出演：薬師丸ひろ子／真田広之／千葉真一

悪霊に仕え不死身の妖怪となった玉梓は、館山城を襲い里見一族を虐殺。ただ１人生き延びた静姫の前に、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の各字を刻んだ霊玉を持つ八剣士が集まってくる。静姫は八剣士たちを率いて
甦った闇の妖怪軍団の巣窟へ攻め入り、最後の闘いを繰り広げる！

『ＥＡＳＴ ＭＥＥＴＳ ＷＥＳＴ』（1995年／日本）

©1995 Shochiku Co., Ltd.・Kihachi Productions

■放送日：4月2日（木）　13：15～15：30、ほか
監督：岡本喜八
出演：真田広之／竹中直人／岸部一徳

万延元年（１８６０年）、開国を決意した幕府はサンフランシスコに
日米修好使節団の護衛として威臨丸を送り込む。そこには素性を隠して
開国を阻止すべく乗り込んだ攘夷派の健吉と艦長護衛役の忍者・為次郎がいた。だが一行の秘密資金が何者かに奪われ、敵同士の２人がその行方を
追うことになる。


■5月　映画監督 大島渚 & 衣装デザイナー　ワダエミ

『愛の亡霊』（1978年／日本）

©大島渚プロダクション

監督: 大島渚
出演: 藤竜也, 吉行和子, 田村高廣, 小山明子, 川谷拓三

兵隊帰りの若者は、40歳すぎの人力車の妻と関係を持つ。26歳も年が
離れていることを知りつつ若者との関係を断つことのできない女は、
ついに若者と共謀し夫を殺害、井戸の中に投げ捨てる。しかしそれから、夢の中で車夫を見たという者が現れ、やがて妻や若者の前にも車夫の亡霊が姿を見せるようになる。

• 第31回カンヌ国際映画祭監督賞受賞

『戦場のメリークリスマス』（1983年／日本＝イギリス＝ニュージーランド）

©大島渚プロダクション

監督：大島渚
出演：デヴィッド・ボウイ／坂本龍一／ビートたけし

１９４２年、ジャワ奥地の日本軍捕虜収容所で、朝鮮人軍属が白人捕虜を犯すという事件が起きた。独断での処分を決めた日本軍の軍曹ハラは、
流暢に日本語を操る英国軍中佐ロレンスを立ち合わせる。一方、所長の
ヨノイ大尉は捕虜として送られてきた陸軍少佐セリアズに魅せられて
ゆく。

• 第37回英国アカデミー賞作曲賞受賞
• 第36回カンヌ国際映画祭コンペティション部門選出

『御法度』（1999年／日本）

©1999 松竹／KADOKAWA／BS朝日／IMAGICA／松竹ブロードキャスティング

監督：大島渚

出演：松田龍平／ビートたけし／武田真治
衣装デザイン：ワダエミ

１８６５年夏、京都。厳しい戒律で鉄の結束を誇る新撰組に、下級武士の田代と息を飲むような美貌の少年・惣三郎が入隊する。副長の土方は、
局長・近藤の寵愛を受けて未だ前髪を切ろうとしない惣三郎に釈然としないものを感じていた。そんな中、惣三郎と田代が衆道の契りを結んだという噂が流れる。

• 第53回カンヌ国際映画祭コンペティション部門選出

『乱［４Ｋデジタル修復版］』（1985年／日本＝フランス）
監督：黒澤明　出演：仲代達矢／寺尾聰／根津甚八
衣装デザイン：ワダエミ

■６月　映画監督 北野武

『ソナチネ』（1993年／日本）

©1993 松竹

監督：北野武
出演：ビートたけし、国舞亜矢、渡辺哲、勝村政信、寺島進、大杉漣

村川は、ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部。
そんな男が、親分の依頼で中松組の助っ人として、沖縄に飛んだ。

村川を待っていたのは、敵対する阿南組の襲撃だった。

• 第46回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門選出

■7月　映画監督 市川崑

『犬神家の一族』（1976年／日本）

©KADOKAWA 1976

監督：市川崑
出演：石坂浩二、高峰三枝子、あおい輝彦、島田楊子、三国連太郎

日本の製薬王が残した莫大な遺産と謎の遺言状。呪われた一族の抗争を
予期した顧問弁護士は名探偵・金田一耕助を呼び出すが、彼と会う前に
何者かに殺害されてしまう。それを契機に、一族が次々と手の込んだ
殺され方で命を落としていく。湖に突き出た逆さの足、菊人形につけられた生首…。犬神家の家宝である斧（ヨキ）・琴（コト）・菊（キク）に隠された秘密とは。


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