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プレイベント「FUJI ROCK NIGHTS」最速レポート!いよいよフジロックへキックオフ!

4月24日(水)に渋谷CLUB QUATTROで開催されたフジロック'24のキックオフイベント『Smash Go Round FUJI ROCK NIGHTS』

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FUJI ROCK FESTIVAL'24のキックオフイベント『Smash Go Round FUJI ROCK NIGHTS』が4月24日(水)に渋谷CLUB QUATTROで開催。

田島貴男(Original Love)、betcover!!によるスペシャル・ライブは大盛況。
さらに入場無料のエリアでは、フジロックの代表的フェスごはん「とろろ飯」の特別販売や、過去の伝説的ライブの写真展示、苗場の会場の大動脈でもある木道「ボードウォーク」に使用される天板への寄せ書きなど、25回目の苗場開催に向けてフジロック気分を高める企画も開催。

3ヶ月後に迫ったフジロックに向けて最高のスタートを切りました!

5Fのライブフロアに先んじて、入場無料の4Fフロアは17:00に開場。

場内に展示された苗場初年度の1999年から2023年までのライブ写真は、ピースサインをするMr.フジロック=忌野清志郎、続くジョー・ストラマーからスタート。レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、フィッシュ、オアシス、パティ・スミス、フー・ファイターズ、エミネム、ケンドリック・ラマー、エイフェックス・ツイン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ビースティ・ボーイズ、ザ・ホワイト・ストライプス、ザ・ストーン・ローゼズ、ビョーク、リゾなど、今までの伝説的なライブの数々。The Birthdayの写真の隣にはBLANKEY JET CITY、ウィルコ・ジョンソンが横並びで掲示された。

現地では常に長蛇の列ができる「苗場食堂のとろろ飯も」このイベントのために苗場から出店。さらにフジロックでもお馴染みとなったiichikoによる“いい茶こ”も特別販売し、場内BGMの今年のフジロック出演者の音楽を聴きながら、腹ごしらえする人や飲み物を片手に談笑する人たち、もちろんソロ参加の人たちも、苗場のフジロックと同様に思い思いの時間を過ごしているように見えた。

加えて、オフィシャルグッズの先行販売や、ツアー相談会のコーナーも設けられると共に、至る所にデコレーションされたフジロックの名物マスコット“ゴンちゃん”のモチーフもフジロック気分を一層高めるものに。


毎年修繕されるフジロック会場内のボードウォークに使う天板にメッセージを寄せるワークショップも実施。なんと、この為だけに来場されたというお客さんにも遭遇。

場内のカメラマンにポーズを決める人の姿も、状況を楽しみ切るフジロックのプレイベントならではと言えるだろう。

  • betcover!! スペシャルライブ・レポート

Michael (Tangle)のDJにより、フェスの高揚感も入り混じったライブスペースに登場したのは、スペシャル・ライブの先攻betcover!!。登場SE「他人の関係」が流れるなか、ヤナセジロウ(坊主姿で両手にはサイリウム!)と、バンドメンバーである白瀬元(Pf)、吉田隼人(Ba)、高砂祐大(Dr)、松丸契(Sax)のスーツ姿のダンディな趣に引き込まれていると、コアファンも嬉しく意外な選曲であった「ダンスの惑星」から鮮烈に口火を切った。サックスとピアノを交えたムーディーなアンサンブルで「狐」「幽霊」と代表曲を披露し会場を掌握。

アバンギャルドと歌謡を自由に行き来するbetcover!!ならではのオルタナティブな楽曲を巧みなアレンジでさらに変幻自在に表現し、バンド演奏ならではのライブ感を序盤から発揮していく。20代前半とは到底思えないヤナセの歌声の貫禄と表現力も見事で、郷愁を帯びた歌詞が実にドラマチックに響く。「壁」で強烈なパンチライン<看護婦になりたかった/看護婦みたいな格好して>を放つ姿は、フロントマン〜エンターテナーとしての求心力に溢れていた。

続いて、「馬鹿野郎!」の一声を合図に疾走する「バーチャルセックス」へと容赦無く畳み掛ける怒涛のセットリストを展開。「あいどる」「不滅の国」は、異質かつロマン溢れるbetcover!!ワールド全開だ。そしてこの日一番エモーショナルだったのが「卵」。ピアノ&サックスによる深淵な鳴りと激しいギターのコントラストが映えていと共に、語りかけるような繊細な歌声から情感たっぷりにブーストするヤナセの絶唱は冴え渡っていた。最後のナンバーは、赤い照明に包まれるなか、シネマティックな「炎天の日」。

MCはメンバー紹介のみという潔さも納得、どこを切り取っても雄弁なステージパフォーマンスで圧倒したbetcover!!は、初出演のフジロックでも必見!!


  • 田島貴男(Original Love) スペシャルライブ・レポート

対して、たった一人でソウルフルなステージを築き上げたのが、自身もお客さんとしてフジロック初年度に参加したという田島貴男(Original Love) 。

革ジャン&ジーパン姿でリゾネーター・ギターを抱えて登場。大きな拍手で迎えられると、1曲目の「フリーライド」からクラップを誘い早くも会場をひとつにした。照明を受けてきらめくギターのボディが美しい。続く「ブロンコ」でもオーディエンスの合いの手の声が自ずと起きる。小気味いいリズムの「ローラー・ブレイド・レース」では、度肝を抜く声量を遺憾なく発揮し、<この祭りの夜を明かそう>と歌う「フィエスタ」はオーディエンスの心をもっと熱くした。

大粒の汗を輝かせながら、全身全霊で音楽を奏でる田島は、なんとこの日58歳を迎え、「お誕生日おめでとう!」の声もフロアから投げかけられた。そして、とりわけオーディエンスの集中力が高かったのは、やはり「接吻」。唯一無二の甘い歌声を聞かせながら、ライブ感あふれるブルージーなアレンジ、アドリブは見事で、大きな拍手が田島を讃えた。たっぷりギターにディレイがかかった「冗談」では声色の驚異的な幅を披露し、「ソウルがある」では土臭く尊い人生観を歌い上げた。本編最後の「JUMPIN' JACK JIVE」ではブルースハープを吹き鳴らし、際限ないほどの躍動感に溢れた場内は大団円を迎えた。

アンコールは、クラップがクアトロを満たした「bless You!」。締めくくりの「God bless you、FUJI ROCK!」に続いた「フジロックで会いましょう!」の挨拶に、フロアから拳が上がる。

河合代介(Organ)、大槻英宣(Drum)を加えたOriginal Love Jazz Trio編成によるフジロックのステージにもさらに期待が高まる圧巻のひと時だった。

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https://www.fujirockfestival.com/

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東京都港区南麻布3-17-14
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03-3444-6751
代表者名
小川大八
上場
未上場
資本金
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設立
-
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