シビックプライド(=都市に対する市民の誇り)が、人を、まちを変えていく 新刊『シビックプライド2【国内編】』9月1日発売

「まちをもっと楽しくしたい」というすべての人たちに向けた一冊です

株式会社宣伝会議(本社:東京都港区、代表取締役:東英弥)は、『シビックプライド2【国内編】―都市と市民のかかわりをデザインする」』(http://www.sendenkaigi.com/books/business/4394)を2015年9月1日より、全国書店にて順次発売いたします。

「まちをより良くするために、自分自身がかかわっているんだ!」そんな「シビックプライド=都市に対する市民の誇り」を醸成するコミュニケーションの具体的な事例や手法を解説した本です。ヨーロッパでの取り組みに注目した好評既刊『シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする』を2008年に発刊してから7年が経過した現在、シビックプライドという言葉があちこちで使われ、全国数多くの自治体でもシビックプライドを掲げた取り組みが見られています。本書は事例とともに、よく寄せられるシビックプライドに関する疑問にこたえたQ&Aを充実させており、実践に役立つ内容です。

 

■書籍情報
伊藤香織+紫牟田伸子(監修)
シビックプライド研究会 (編著)
読売広告社 都市生活研究所(企画協力)
宣伝会議 刊
本体1900円+税 9月1日発売 224ページ A5判
ISBN 978-4-88335-328-6
http://www.sendenkaigi.com/books/business/4394

■シビックプライドって何?(本文より抜粋)
シビックプライド(civic pride)とは、「都市に対する市民の誇り」のことだ。英英辞典を引くと、civicという言葉は「町や都市や地域にかかわる人々の義務や活動の」という意味を含み、prideという言葉には「その人自身の達成したこと、近しい人々の達成したこと、幅広い賞賛を受ける資質や所有物によって引き出される深い喜びや満足の感覚」という意味がある。日本語にするとニュアンスが消えがちだが、「市民」には権利と義務を持ち活動する主体としての市民という含意があり、「誇り」には自らに密接にかかわりのある事柄やなし得たことに対する誇りという含意がある。だから、シビックプライドとは単なる「まち自慢」ではなく、「ここをより良い場所にするために自分自身がかかわっている、というある種の当事者意識に基づく自負心」だと言える。

■(はじめにより抜粋)
この国内編では、いろいろな「人」が登場する。個人で活動を始めた者、行政主導のプロジェクトに関与した者、行政内部の者など、どの人もそれぞれの動機と情熱を持ってアクションを起こしている。本書で取り上げているのは、個人的な動機で始めたものでも、周りを巻き込んだり、他の組織と連携して、まちを変えていく力になっているものである。そこには、連携のための仕組みとともに、共有のための工夫がある。シビックプライドという不定形なものを一緒に見たり・触ったり・食べたり・体験したりできるようにする、つまり、具現化するデザインがある。それによって、シビックプライドに気づいたり、まちについてともに語り合ったりできるようになり、さらには、自分なりのかかわり方を見出したり、まちの未来を自分なりに描いてみるようになったりする。ここでいうデザインは、狭い意味の表層のデザインではなく、企画立案を通して思想になんらかの形を与えていくデザインなので、本書に登場するのは、タイプフェイスデザイナーから小学校の先生まで、幅広い。立場は違えど、同じ都市に生きる人たちや、異なる地域で活動する人たちが、本書を通して共鳴し仲間を増やしていってくれたら、嬉しいことだ。

■目 次 
第 1部   やってみよう
フォントで都市のアイデンティティを伝える    [名古屋市・横浜市] タイププロジェクト 代表取締役社長 鈴木 功 
商店街の「日常を楽しむ」デザイン        [新潟市] ヒッコリースリートラベラーズ 代表 迫 一成
空き地を「僕たちの場所」にする        [佐賀市] 建築家 西村 浩 
ライトレールのデリバリー作戦        [富山市] 島津環境グラフィックス クリエイティブディレクター 島津勝弘
フェスティバルが広げる水辺の使いこなし    [大阪市] ランドスケープデザイナー 忽那裕樹     
イベントを重ね合わせて整えるまちのイメージ    [松本市] 都市計画家 倉澤 聡 
フィールドワークの成果をまちに還す    [釜石市ほか] 慶應義塾大学 環境情報学部 教授 加藤文俊     
子どもたちは、人と人とをつなぐ潤滑油    [高松市] 香川大学教育学部附属高松小学校教諭 河田祥司      

Column
仏生山まちぐるみ旅館[高松市]/サッポロスマイル [札幌市]/アカオニデザイン[山形県]/中央線デザインネットワーク[国立市、杉並区、国分寺市]/柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)[柏市]/日本海沿岸東北自動車道[鶴岡市]/群馬音楽センター[高崎市]/九州旅客鉄道[九州]/リヤカーゴ[尾道市]/松本山雅FC[松本市]/泉佐野丘陵緑地[泉佐野市]/墨田区のものづくり[墨田区]/川の上・百俵館[石巻市]/今治シビックプライドセンター(ICPC)[今治市]/住民創発プロジェクト[横浜市]

第2部   聞いてみよう
市民の意識がまちを変える  富山市長 森 雅志 
シビックプライドの再生  NPO 法人グリーンバレー理事長 大南信也
アートが「場所の力」を引き出す  P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター 芹沢高志          

第3部  考えてみよう
シビックプライドって何?/市民って誰?/都市って何?/シビックプライドと愛国心は同じですか?/シビックプライドは欧米のものではないの?/コミュニティとシビックプライドってどんな関係?/都市ブランドとシビックプライドってどんな関係?/シビックプライドでまちは変わりますか?/まちの良さってどうやって見つければいいの?/まちを愛せないけれどどうしたらいいの?/プロジェクトはどう始めればいいの?プロジェクトをする際に気をつけることは何?/なんのスキルが必要?どんな人を巻き込めばいい?/どんなサイズの地域が適当?/どれくらいの期間をかければいいの?/コミュニケーションが大事と言っても、苦情や反対意見が出そうで心配です。/予算がなくて困っています。/まちの情報はどうやって伝えればいいの?/どんなワークショップがいいの?/イベントやキャンペーンだけでシビックプライドは育つ?/シビックプライドと地域の産業は関係するの?/アートをどう取り入れたらいいの?/B級グルメでいいの?/ゆるキャラじゃダメなの?/成果をどう測ったらいいの?/結局、どうしたらいいの?

第4部  7つのエッセイ
私たちの生きる都市とシビックプライド 伊藤香織
都市風景の中のシビックプライド 武田重昭
デリバリーの基礎体力 紫牟田伸子
都市コミュニケーションの未来 榎本 元
市民の「いいね!」を喚起する「触媒」がシビックプライドを育てる 田井中 慎
パブリックスペースに向けたデリバリー&ロールシフトのためのデザイン 韓 亜由美
東京のシビックプライド 太田浩史
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