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エリクソン・ジャパン株式会社
会社概要

エリクソン、性能、持続可能性、オープンRANにフォーカスしたポートフォリオの強化を発表

エリクソン・ジャパン株式会社

本資料は2024年2月15日に発表された報道資料の抄訳です。

• オープンRANに対応した包括的で将来を見越した無線ポートフォリオにより、通信事業者は進化するネットワークアーキテクチャーにおける自由な選択が可能に

• 5Gマルチレイヤーネットワーク(ローバンド、ミッドバンド、ハイバンド)の性能を最大化、ユーザー体験を最適化するハードウェアとソフトウェアのイノベーション

• これまでで最もサステナブルなMassive MIMO無線機AIR 3255が25%以上の省エネを実現し、ミッドバンド展開を促進


エリクソン(NASDAQ:ERIC)は本日、通信事業者(Communications Service Provider: CSP)が高性能で持続可能かつオープンなネットワークを展開するための12の新しいハードウェアおよびソフトウェアソリューションにより、無線、トランスポート、アンテナのポートフォリオを大幅に強化すると発表しました。


ロンドンで開催されたMobile World Congress 2024のプレイベントで発表されたポートフォリオ強化の目玉となるのは、前世代の無線機と比較して25%以上の省エネとカーボンフットプリント20%削減(*1)を実現した主力製品、Massive MIMO TDD(Time Division Duplex)無線機AIR 3255です。


すべての TDD sub6GHz 周波数帯に拡張可能な新しい小型金属フィルター技術を搭載したAIR 3255は、5Gのミッドバンド展開を促進します。新世代のMassive MIMO Ericsson Silicon(System on a Chip)を採用したこの無線機は、受信処理を強化してエネルギー効率を向上させた最初の無線機でもあります。またAIR 3255が搭載しているプリント回路基板は一つだけで、実装方法とパッシブ冷却の点で業界唯一の製品となります。


エリクソンのネットワーク製品総責任者、マーテン・ラーナー(Mårten Lerner)は次のように述べています。

「エリクソンは、5Gとその先にあるイノベーションの可能性を最大化するために性能、持続可能性、オープン性において最高のネットワーク製品を生み出し、テクノロジーの最前線を切り開いていることを誇りに思っています。本日発表した新しいソリューションは、5G展開の次の段階を牽引するものです」


AIR 3255に続いて以下にご紹介する新しい無線機で拡充されたエリクソンの無線製品ラインアップは、業界で最も包括的で持続可能なオープンRAN(パケットフロントホールベースのeCPRI)対応の無線ポートフォリオです。これはオープンRANを事業化するというエリクソンの目標に沿ったものです。


5G性能の高度化に向けて

● トリプルバンドMassive MIMO FDD無線機AIR 3284(32T/32R)は、4T/4Rと比較してダウンリンクで2倍、アップリンクで4倍の容量(*2)を提供します。

● Radio4823(4T/8R)は、2.6GHz周波数帯域で分離したリモート電動チルトによりアップリンクの性能を2倍に向上させ、選択された展開方法に基づいてカバレッジまたは容量を拡張します。

● 最大1,600MHzの総キャリア帯域幅と11dBの拡張カバレッジを誇るAIR 5343は、大容量で高性能のFWA(Fixed Wireless Access)とマクロ展開を実現します。


超軽量ミッドバンドTDD無線機

● Radio 4461HP(High Power)は出力を50%増強、エンボディドカーボンフットプリントを42%削減。Radio 8873には標準出力とHP両方のバリエーションがあります。


エリクソンは次の三つのソフトウェア機能も発表しました。


● Uplink Multi-User Massive MIMO FDD

フルIRC(Interference Rejection Combining)の高度な受信機能をベースに、最大4層までのアップリンクに対応し、容量と速度を向上させます。

● Uplink-aware Advanced Multi-Layer Coordination

ネットワーク構成、サービス要件、ダウンリンクセルとアップリンクのセル負荷(*3)を考慮して、各ユーザーに最適なセルセットを特定します。

● Automated Energy Saver

性能の最大化とエネルギー効率の間のスイートスポットを、CSPが定義したインテントを介して自律的に実行し、最高のユーザー体験を確保しつつ無線リソースを調整し、エネルギー効率を向上させます。


さらにエリクソンは次世代のトランスポートおよびアンテナソリューションを導入してポートフォリオ強化を締めくくっています。


● MINI-LINK 6355

Eバンドの性能を向上させる次世代の全屋外Eバンドノードです。2倍の出力と25GEインタフェースにより、マルチキャリア構成でホップ長と容量を拡張します。EバンドにRadio Deep Sleep省エネ機能が追加されました。

● Antenna 4206

 二つのローバンドと四つのミッドバンドをサポートする、新しいアンテナ構造を採用した2.1 mの製品。100%熱可塑性のレドームを使用し、軽量化により最大85%のビーム効率、49%のカーボンフットプリント削減、24%の軽量化を実現するエリクソンの最新の高性能アンテナシステムソリューションで、フルリサイクルが可能です。


Entelの法人ネットワーク部門責任者、ルイス・ウリベ(Luis Uribe)氏は次のように述べています。

「エリクソンの新世代のMassive MIMO AIR 3255を高く評価しています。この超軽量Massive MIMO無線機は、Entelの持続可能性対策並びにネットワーク運用における省エネ及び脱炭素化戦略に非常によく適合しています」


テルストラのネットワーク&インフラ責任者、イスクラ・ニコロワ(Iskra Nikolova)氏は次のように述べています。

「テルストラとエリクソンは長期的なパートナーとして、高速化、大容量化、カバレッジ向上を通じてネットワーク性能の限界を押し広げ、お客様に優れた5G体験を提供してきました。最近取得した追加のミッドバンド帯は、ワイドバンドMassive MIMO TDDとともに展開されて大きなダウンリンク容量を提供します。しかしこれはトラフィックの増加に対応してセル内を移動するカスタマーの体験を向上させる、強力なFDDアップリンクに依存しています。AIR 3284とRadio 4823によるMassive MIMO FDDを通じて提供される新しいイノベーションは、展開済みのMassive MIMOミッドバンドTDDの能力を最大限に引き出します。テルストラのネットワークに導入された新しい無線機で、お客様のネットワーク体験の改善を続けることを楽しみにしています」


スイスコムのモバイルネットワーク・モバイル製品・B2B通信部門責任者、マーク・デューゼナー(Mark Düsener)氏は次のように述べています。

「持続可能性とユーザー体験は私たちにとって最も重要な目標です。Automated Energy Saver機能により、ユーザー体験の監視と管理の両方を行う一方で、高度な自動化によって運用の複雑性を軽減しつつ省エネを促進できます」


ソフトバンクの常務執行役員兼CNO(Chief Network Officer)、関和 智弘氏は次のように述べています。

「お客様に最高の5G体験を提供することが、エリクソンとの緊密かつ長期的な協力関係の土台にあります。私たちはアップリンク対応のAdvanced Multi-layer Coordinationにより、先進的な5Gスタンドアローントラフィックステアリングによる次の進化の一歩を踏み出しています。これはダウンリンクとアップリンク両方のセル負荷を含め、最大のネットワーク性能を得るために各ユーザーに最適なセルセットを選択するものです。このソフトウェアのイノベーションは、写真や動画のアップロード、ビデオインタラクションなどの日常的なユースケースやARやVRなどのアプリケーションにおいて、アップリンク速度がますます重要になっているユーザー行動の変化に応じたものです。新しい機能はこれらすべてを提供し、周波数帯の利用を最適化すると同時にお客様に喜びをもたらしています」


Omdiaのモバイルインフラ担当シニアリサーチマネージャー、レミー・パスカル(Rémy Pascal)は次のように述べています。

「高い性能と持続可能性はエリクソンが特に注力している分野です。今回の発表はこれらの分野でのエリクソンの高い評価を引き続き強化し、事業者の5G Advancedへの進化を支援するものとなるでしょう。またAT&Tとの最近の発表は、エリクソンのオープン性へのコミットメントの信頼性をさらに高めるものです。最後に、今回の発表の全体的な目的を達成する第4の柱として自動化があります」


新製品の詳細については、こちらをご覧ください。

https://www.ericsson.com/en/ran/elevate-5g


(*1) エンボディドカーボンエミッションとは、製品を初めて使う前に、原材料の抽出から最終製品の納品までのプロセス全体で発生するGHG(GreenHouse Gas)排出量です。

(*2) (*3) リアルタイムビデオ通話、AR/VRアプリ、ブロードキャストなど、アップリンクを多用するアプリケーションの人気が高まる中、5Gネットワーク全体のユーザー満足度にとってアップリンクの性能が重要になっています。


関連資料

Ericsson 5G RAN

https://www.ericsson.com/en/ran

Ericsson Silicon

https://www.ericsson.com/en/ran/ericsson-silicon

Ericsson Network Performance

https://www.ericsson.com/en/ran/network-performance

Ericsson takes leadership in industrializing Open RAN

https://www.ericsson.com/en/press-releases/2023/9/ericsson-takes-leadership-in-industrializing-open-ran


エリクソンについて

エリクソンは、コネクティビティから最大限の価値を創造する通信事業者および企業をお手伝いします。ネットワーク、クラウドソフトウェアとサービス、企業向け無線ソリューション、グローバル通信プラットフォーム、技術・新規ビジネスにわたるポートフォリオを持ち、お客様のデジタル化、効率向上、新たな収益源の発掘を支援します。エリクソンのイノベーションへの投資は、電話とモバイルブロードバンドのメリットを世界中の何十億もの人々にもたらしてきました。エリクソンは、ストックホルムとニューヨークのナスダックに上場しています。

www.ericsson.com


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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区海岸一丁目2番20号 汐留ビルディング21階
電話番号
03-6721-3300
代表者名
ルカ・オルシニ 野崎 哲
上場
未上場
資本金
3億2000万円
設立
1992年09月
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