ブレインパッドとテクトム、テレマティクスサービス分野で業務・資本提携

~テレマティクスとデータマイニングとを融合した安全運転やエコドライブをサポートする独自のサービスを共同開発へ~

 株式会社ブレインパッド(本社:東京都品川区、代表取締役社長:草野 隆史、東証マザーズ証券コード:3655、以下ブレインパッド)は、自動車の電子制御及びCAN通信(注1)の高度な技術を持つ、株式会社テクトム(本社:東京都中野区、代表取締役社長:富田 直樹、以下テクトム)と業務・資本提携を行いました。両社は今後、専用のテレマティクス(注2)デバイスから収集したさまざまな車両情報を蓄積・分析し、交通事故の削減やエコドライブの推進、車両管理の適正化などをサポートする独自のテレマティクスサービスを共同で開発・提供いたします。

 

データマイニング技術を活用したテレマティクスサービス。データの蓄積・分析環境として、株式会社スマートバリュー(http://www.smartvalue.ad.jp/)の次世代型テレマティクス「CiEMS(シームス)」サービスを使用しています。

 昨今のテクノロジーの向上により、「ビッグデータ」という言葉に代表される消費者が利用した購買履歴やウェブ上での行動履歴などの大量なトランザクション(取引)データや、M2M(注3)と呼ばれるコンピュータネットワーク上の機械間の相互通信情報など、企業が収集・蓄積することのできるデータが爆発的に増加しています。

 ブレインパッドは、2004年の創業以来、データ分析及びその関連サービスのパイオニア企業として、受託分析サービスやネット利用者のサイト内行動に基づく「レコメンド(推奨)エンジン」の提供、大量データを蓄積・処理・分析するクラウド・プラットフォーム・サービスといった企業が有する「顧客関連データ」領域でのデータ活用支援を積極的に行ってまいりました。

 今後の方針の一つに「顧客関連データ」にとどまらず、「非構造化データ(注4)」や「センサーデータ(注5)」を対象とした幅広いアナリティカルサービスを展開することを掲げており、現在、パートナーとの共同研究やビジネス開発の検討を進めています。テクトムとの業務・資本提携もこれら試みの結果の一つです。

 テクトムは1989年に設立され、自動車の電子制御及びCAN通信に関する独自の技術力をもとに、燃費計のデジタル化黎明期よりリアルタイムデジタル燃費計「燃費マネージャー」などのカーエレクトロニクス製品を展開しております。これまでに、国土交通省の「エコドライブ講習機器」など、数多くの企業や自治体に製品やデバイス技術の提供を行っています。
 2012年1月からは、車両情報取得用無線LAN端末「CAR~Wi®」(注6)の開発・提供を行っており、無線LANなどのネットワークを介し、車両コンピュータに集まるさまざまな情報を取得することが可能なデバイスとして、国内主要メーカーのガソリン・HV乗用車に対応しております。

 今回の業務・資本提携により、テクトムのテレマティクスデバイス開発技術とブレインパッドのデータマイニング・最適化技術のノウハウを結集することで、専用のテレマティクスデバイスから毎秒単位の詳細な車両情報をリアルタイムに収集し、従来のドライブレコーダーやデジタルタコグラフではできなかった、危険な運転行動の予測などを行うことが可能です。その結果、運転者に対して注意喚起を発信するといった新たな付加価値サービスの提供が実現できるようになります。

主なサービス展開イメージ

 

想定利用シーンと活用方法

■資本提携の概要
 
このたび、ブレインパッドは、テクトムが第三者割当増資により発行した新株式を取得いたしました。これにより、テクトムの発行済株式総数に対するブレインパッドの保有割合は10.20%(小数第二位以下四捨五入)となりました。なお、本資本提携による、ブレインパッドの平成25年6月期連結業績に与える影響は軽微であります。

■今後の展望
 
ブレインパッドとテクトムは、本サービスを官公庁などの行政機関や自動車メーカー、リース会社、運輸関連業、保険業などの法人向けサービスとして順次展開する予定です。将来的には、コンシューマー向けのサービス展開も視野にいれており、広く社会に貢献できる新たなサービス開発を目指してまいります。

 今後も、ブレインパッドはデータ活用のリーディングカンパニーとしてさまざまな顧客に対し分析業務支援からデータ活用のソリューション提供まで、ワンストップでご提供してまいります。

注1 Controller Area Networkの略。自動車の速度、エンジンの回転数、ブレーキの状態、故障診断などの情報の転送に使用されている技術。
注2 テレコミュニケーション(Telecommunication=遠距離通信)とインフォマティクス(Informatics=情報工学)から作られた造語。車などの移動体に通信システムを組み合わせリアルタイムでの情報収集やサービス提供を行う。
注3 エムツーエム、Machine-to-Machineまたは、Machine-to-Management の略。コンピュータネットワークにつながったマシン同士が、人間を介さずに相互に情報を交換し、自動的に最適な制御が行われるシステム。
注4 テキスト、画像、音声、動画、センサーデータなど「整理しにくい(非構造化)データ」のこと。基幹システムやデータベース内の業務データのように「整理しやすい(構造化)データ」に対して呼ばれる。
注5 情報家電、スマートメーターなどの家電機器や車両などに組み込まれるセンサーから取得される情報。
注6 特許出願中(5件)

■ご参考情報
●株式会社ブレインパッドについて http://www.brainpad.co.jp/
(東証マザーズ:証券コード 3655)
本社所在地:東京都品川区東五反田5-2-5 KN五反田ビル
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 草野 隆史
資本金:3億2,661万円(2012年9月現在)
従業員数:117名(2012年12月現在)
事業内容:顧客企業のさまざまなデータを利用して成長・革新を支援するビジネスパートナーとして、アナリティクス事業、ASP関連事業、ソリューション事業を展開しています。「Big data, Big innovation ~次のイノベーションは、ビッグデータから~」をビジョンとし、金融・小売・メーカー・サービスをはじめとする幅広い業種の企業データ活用を強力に支援しています。

●株式会社テクトムについて http://www.techtom.co.jp/
本社所在地:東京都中野区中央5-3-11 柴ビル
設立:1989年11月
代表者:代表取締役 富田 直樹
資本金:7,705万円(2012年11月現在)
従業員数:11名(2012年11月現在)
事業内容:自動車の電子制御及びCAN通信に関する独自の技術力をもとに、燃費向上・事故削減を目的としたリアルタイムデジタル燃費計「燃費マネージャー」や、車両情報取得用無線LAN端末「CAR~Wi®」などのカーエレクトロニクス製品を展開しております。これまでに、国土交通省の「エコドライブ講習機器」や、経済産業省の「スマートフォンITSによる次世代型自動車向けサービス創出事業」「プローブ情報の集約化・共有化の推進事業」など、数多くの企業や自治体に製品やデバイス技術の提供を行っています。

●株式会社スマートバリューについて http://www.smartvalue.ad.jp/
本社所在地:大阪府大阪市西区靱本町2-3-2 なにわ筋本町MIDビル4F
設立:1947年6月
代表者:代表取締役会長 渋谷 一正
代表取締役社長 渋谷 順
資本金:1,000万円
従業員数:226名(2012年5月現在)
事業内容:自社IDC基盤によるプラットフォームビジネス、テレマティクスソリューション“CiEMS”を始めとしたフィールドクラウドや、公共分野を視野に入れた地域情報化クラウドを展開するクラウドビジネス、そしてモバイルショップ運営などを行なうデバイスビジネスの三事業を推進しています。スマートデバイスの普及に伴うモビリティネットワークの拡大と、所有から利用へとシフトして行く市場動向を受け、これからも社会資本の課題解決のためのソリューション提案を続けてまいります。

■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
経営企画室コーポレートコミュニケーションチーム 広報担当
TEL:03-5791-4210 e-mail:pr@brainpad.co.jp

株式会社テクトム
事業推進グループ
TEL:03-3229-1161 e-mail:postmaster@techtom.co.jp

以上

※記載されている商品名、会社名等は、各社の商標または登録商標です。
※本リリースに掲載されている情報は発表日現在の情報です。

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