大手に匹敵する実績をもつ地域密着の工務店組織「JAHBnet(ジャーブネット)」 2015年度グッドデザイン賞特別賞「未来づくりデザイン賞」受賞
来るべき社会の礎を築くと認められるデザインに対して贈られる
大工出身の宮沢は当初、家づくりの約7割を担う地域工務店が互いに切磋琢磨することで、「高い」といわれている日本の家づくりを変えることができると考えました。全国工務店ネットワーク「ジャーブネット」はスタートから17年間の住宅供給累計総数が11万棟を突破しました。そして年間約7000棟の供給実績は大手メーカーにも匹敵するほどの規模となっています。「ジャーブネット」発足からこれまで17年間にわたる様々な活動実績がここで高く評価されるとともに、その受賞理由として「来るべき社会の礎を築くと認められるデザイン」ということで、その将来性が認められてこの度の特別賞受賞となりました。
■グッドデザイン・未来づくりデザイン賞(経済産業省商務情報政策局長賞)」
受賞カテゴリー「ビジネスモデル」
「JAHBnet(ジャーブネット) 全国工務店の相互支援ネットワーク」
「ジャーブネット」とは、1998年に発足した全国250社の工務店による相互支援ネットワークです。アキュラホームが1994年に独自の住宅建設合理化ノウハウを体系化した「アキュラシステム」※1を開発し、これまでに約2700社の全国の工務店に導入されると共に、その仕組みを基盤に設立しました。工務店の長所である地域の気候風土・文化・人を熟知した家づくりを最大限活かしつつ、旧態依然な建築技術や提案力の欠如などの問題点を克服するため活動しています。 “永代住み継ぐ住まいを提供して永代家守りを行い、その技を伝承していく” ことが重要と考え、企業の仕組みや人材を育成する「永代ビルダー塾」※1を立ち上げたり、「ジャーブネット」から生まれたリーダー達が師範代・世話人として各地で成功事例を共有して、会員工務店の成長を後押しするなど、さまざまな活動に取り組んでいます。また、「各界の名匠」や「住まい手」「建築家」「有識者」「行政」などとの連携も強化し、垣根を越えて成功事例を共有する、好循環の仕組みとしています。
※1 過去にグッドデザイン賞を受賞した作品となります。
<ジャーブネットの仕組み>
■2015年度にグッドデザイン賞を受賞したその他の作品
「AQレジデンス」がデザインとビジネスモデルの2つのカテゴリーでダブル受賞
<AQレジデンス 瀬田モデル>
「木造在来工法」「職人の手仕事」「自然」といった日本の伝統を見つめなおし、現代都市における空間活用の可能性を提案。左官壁など職人技を活かした「美しく古びる」デザインが評価された。
<AQレジデンス ニーズを充足する選択的住宅建築>
匠職人と建築家を組み合わせ、アキュラホームのノウハウを加えて、独自のこだわりや価値観をもつお客様を満足させる仕組みをビジネスモデルとして完成させたことが評価されました。
■これまでの受賞実績
「住みごこちのいい家~暮らしを豊かにするソリューション~」(2014年)「顧客と育つナレッジネットワーク―永代ビルダー塾―」(2014年) 「リーディングプロジェクト」(2013年)「リリーフ住宅」(2013年) 「木望の未来プロジェクト」(2012年/BEST100)「木和美(きわみ)LCCM」(2012年) 「アキュラシステム」(2010年) 「オプティス・サスティナブル」(2008年)「JAHBnet・リノベーションデザインプロジェクト」(2008年) 「ガラスウォール(耐力壁)」(2006年) 「匠階段」(2005年)
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