出光興産㈱及び住友商事㈱のベトナム南西海上における石油等の探鉱事業の出資採択について
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野 博文)は、出光興産㈱(以下「出光」)及び住友商事㈱(以下「住商」)が、それぞれ設立する子会社を通じて実施するベトナム南西海上39及び40/02鉱区における探鉱事業について、出資対象として採択しました。
2015年8月11日、出光及び住商は、ベトナム南西海上39及び40/02鉱区の石油等の探鉱事業について、出光をオペレーターとしてベトナム国営石油会社(以下「ペトロベトナム」)と生産分与契約(以下「PS契約」)を締結しました。JOGMECは、両社が子会社を通じて負担する探鉱事業費のそれぞれ50%を上限に出資を行います。
JOGMECは、2010年に出光の提案を受け、ペトロベトナムと当該鉱区の共同スタディ契約を締結し、2011年10月から2013年8月までの間に「知見活用型海外地質構造調査」として、物理探査データの取得・地表地化学調査を実施しました。本調査により当該鉱区の有望性が確認されたため、出光は本契約に基づき付与を受けたPS契約に係る優先交渉権を行使し、住商をパートナーに加えてペトロベトナムと交渉を行った結果、今般の調印に至ったものです。
ベトナムは我が国のエネルギーセキュリティー上重要な国であり、我が国企業は長年にわたり同国の石油開発分野で活動しています。出光及び住商による本プロジェクト成功の際には、我が国のエネルギーセキュリティーへの貢献とともに、我が国企業の石油等の探鉱開発事業の発展への寄与が見込まれます。
■出資先会社の概要
JOGMECは、2010年に出光の提案を受け、ペトロベトナムと当該鉱区の共同スタディ契約を締結し、2011年10月から2013年8月までの間に「知見活用型海外地質構造調査」として、物理探査データの取得・地表地化学調査を実施しました。本調査により当該鉱区の有望性が確認されたため、出光は本契約に基づき付与を受けたPS契約に係る優先交渉権を行使し、住商をパートナーに加えてペトロベトナムと交渉を行った結果、今般の調印に至ったものです。
ベトナムは我が国のエネルギーセキュリティー上重要な国であり、我が国企業は長年にわたり同国の石油開発分野で活動しています。出光及び住商による本プロジェクト成功の際には、我が国のエネルギーセキュリティーへの貢献とともに、我が国企業の石油等の探鉱開発事業の発展への寄与が見込まれます。
■出資先会社の概要
名称 | 出光ベトナム南西石油開発株式会社(仮称) |
JOGMEC出資比率 | 今後JOGMECは対象事業費の50%を限度として出資予定。 |
名称 | サミットベトナム石油開発株式会社(仮称) |
JOGMEC出資比率 | 今後JOGMECは対象事業費の50%を限度として出資予定。 |
■鉱区概要
鉱区名 | ベトナム南西海上39&40/02鉱区 |
鉱区面積 | 約11,620平方Km |
水深 | 50~60m |
■権益保有比率
出光興産(株) (オペレーター) | 75% |
住友商事(株) | 25% |
※両社のプロジェクト子会社設立後に権益を移転予定。
■採択の内容
採択年月日 | 平成27年8月4日 |
出資見込額 | 約57億円(二社合計) |
採択理由 | 本事業については、(1)技術的事項、(2)経済的事項、(3)政策的事項、 (4)事業実施関連事項等の観点から構成されるJOGMECの採択審査基 準を満たすと判断されることから、出資対象事業として採択すること とした。 なお、本件の採択に際しては、経済産業大臣と協議し、同意を得ている。 |
【参考:鉱区図】
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_06_000024.html?mid=pr_150812
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