「暗闇で踊る高齢者」73歳～88歳の高齢者が若者に人気の暗闇エクササイズを体験

【暗闇シニアエクササイズ第二弾 開催レポート】

リハビリ・機能訓練型デイサービス「ゆずりは」は、日常生活動作（ADL）の機能向上を目指した新しい筋力トレーニング法『暗闇シニアエクササイズ』の第二弾を“ドレミの日”である2017年6月24日（土）に、「ゆずりは学芸大学」で実施しました。最年少73歳、最高齢88歳の高齢者13名が参加し、暗闇の中でマイケル・ジャクソンの楽曲に合わせて、踊るようにエクササイズを楽しみました。参加者は、自分の携帯で“自撮り”するなど、非日常空間を満喫。暗闇で運動することで、体を動かす高揚感・達成感を体感し、運動の習慣化へとつなげました。

実施日：2017年6月24日（土）13：30～16：00
場所：ゆずりは学芸大学（東京都目黒区中央町2-7-5ロイヤルエクセレント学芸大１Ｆ）
参加者：13名（女性/70代～80代/最年少73歳・最高齢88歳）
ゆずりは：https://www.rf-yuzuriha.com/

【レッスン内容】
明るい状態で体をほぐす運動からスタート。
後半の暗い状態で行うエクササイズのための動きを練習していきます。

じんわりと汗をかく位、体を動かした後は、休憩しながら水分補給。その間に、暗闇エクササイズ用の衣装が渡されると参加者から「え～！わ～！」と声が上がりました。普段は着ることがないTシャツや光る腕輪、髪飾りなどを、鏡を見ながら嬉しそうに着飾る姿は、まるで少女のように楽しげ。参加者自身の携帯電話で自撮りの撮影会が始まるなど、暗闇前から“非日常”はスタートしていました。

 

衣装でテンションが上がった状態で、エクササイズの場所に移動し、照明がオフになり会場は暗闇に。マイケル・ジャクソンの「スリラー」が大きな音で流れ出し、いよいよ暗闇でのエクササイズがスタート。手足を動かしながら声を出すことで、脳トレの要素もあり認知症予防、日常生活動作（ADL）の機能向上にも効果的なエクササイズを行っていきます。明るいところでは、周りと自分を比べたり間違ったら恥ずかしいという思いから、動きが小さかった参加者も、暗闇ではその気持ちが軽減され、思い切り体を動かしていました。

「みなさんお疲れ様でした！部屋を明るくしますね」というインストラクターの声と共に明るくなった室内では、みんなでハイタッチしながら、とびきりの笑顔が広がりました。

【参加者感想】
・周りの人が見えないから、間違っても恥ずかしくなかったわ。楽しかったです。
・こういうキラキラした中で動いたり、髪飾りをつけるなんて、若い頃も今もやったことがなかったから、ドキドキしました。良い体験をさせて貰いました。
・また、こういう機会があったら、ぜひ参加したい。楽しく運動できることがとても良いと思います。
・マイケル・ジャクソンの「スリラー」知っていたから、「あ！マイケル」と思いました。みんなで一緒に動けると楽しくなりますね。

【暗闇エクササイズを企画した理由】
「ゆずりは」を運営する株式会社ベンチャーバンクは、暗闇バイクエクササイズ「FEELCYCLE」暗闇トランポリンフィットネス「jump one」を成功させてきた暗闇市場のパイオニア。暗闇が持つ非日常感、周りを気にせず体を動かす達成感、皆と盛り上がる一体感を、高齢者の方にも体感して貰い、運動へのモチベーションＵＰと習慣化につなげて貰いたいという想いから“暗闇シニアエクササイズ”を実施しました。

【暗闇シニアエクササイズで期待できる効果】
・非日常を体験することで、楽しく、明るい気持ちになる
・暗闇で周囲が気にならないため、周りの人や過去の自分と比較することなく恥ずかしさが軽減され、思いっきり体を動かすことができる（運動効果もUP）
・洋楽ヒットソング（レディー・ガガの楽曲など使用予定）でエクササイズすることで「若者と同じように楽しんでる自分！」と気持ちも若返る
・子供や孫との会話のネタ（自慢）になる
・手足を左右別々に動かすエクササイズは、筋力UPだけでなく脳トレにもなり認知症予防にも効果的

【暗闇シニアエクササイズを安全に行うために配慮した点】
・足元も暗くなるため、エクササイズは座りながら行う
・ミラーボールや点滅する照明は、目の疾患など人によっては体調を崩してしまうシニアもいるため使用せず、
固定のブラックライトとスタッフが手持ちの照明を使用
・消灯点灯の際は、しっかりとアナウンスし、目が慣れてから次の行動へと移る
・前方インストラクターだけでなく、周りのスタッフも参加者の安全をしっかりと確認しながら行う

 

 

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