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NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
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【緊急支援】フィリピン台風ライ被災者に食糧・水・日用品・衛生用品を届けるための緊急支援をスタート

比北東のシャルガオ島民約1,400世帯に食糧・水・日用品・衛生用品などを配布予定

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(所在地:東京都世田谷区南烏山6-6-5-3F、代表中島早苗、以下略称「FTCJ」と表記)は、2021年12月中旬にフィリピンを横断し、甚大な被害をもたらしたスーパー台風「ライ(現地名オデット)」による被災者を救済するための緊急支援に取り組むことを決定しました。
詳細:https://ftcj.org/archives/28550
寄付受付:https://ftcj.org/donate/emergency

シャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJシャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJ

【フィリピンの被災概況】
気候変動などの影響により、フィリピン(及び近隣諸国)では、2013年の巨大台風ヨランダなど、猛烈な勢力を有する台風の接近・上陸が近年相次いでいます。2020年11月にはヴァムコーなどの台風がコロナ禍のフィリピンに追い討ちをかけるかのごとく連続接近・上陸し、大きな被害が出ました。

今回の2021年台風22号「ライ」は、2021年12月13日に発生、「スーパー台風」と呼ばれる記録的勢力へ発達した後、12月16~18日にかけてフィリピン全土を覆うように横断しました。

被害が甚大かつ各地の物流・インフラ網も寸断されているため、被災状況の全容把握はいまだ困難な状況ですが、国際連合人道問題調整事務所(OCHA)が1月13日に発表したレポートには下記のような被災状況が記載されています。
  • 被災者:約800万人
  • 死者:405人
  • 負傷者:約1,300人
  • 行方不明:65人
  • 避難民:約20万人
  • 被災した家屋:約140万軒 →2013年のハイエン(ヨランダ、当時約110万軒が被災)の被災状況を上回る
  • 被災した教育機関:2,085校
引用:国際連合人道問題調整事務所(OCHA)「Philippines: Super Typhoon Rai (Odette) Situation Report No. 2 As of 13 January 2022」(英語)
https://reliefweb.int/sites/reliefweb.int/files/resources/OCHA%20PHL_Typhoon%20Rai%20Sitrep2%2013Jan2022.pdf
 

シャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJシャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJ


多くの家屋・公共施設が被災し、水・電気・ガス・インターネットなどのライフラインや陸路・海路といった物流網も寸断されている状況のため、現在、フィリピン全土で何百万人もの人々が深刻な食糧難・水不足・新型コロナウイルスなどの感染症リスクに直面しており、支援物資や人員を被災地まで運ぶことが難しい状況も続いています。

【被災者が直面している困難・問題(一例)】
  • 住む場所、お金や着るもの、食べるもの、日用品など全て流され、新しく買うことも困難
  • 避難所も被災者が極めて多い(被災して使えなくなった避難所も多いため、収容できる人数がさらに限られている)ことや、物流の停滞で医療物資が届かないことから、ソーシャルディスタンスの確保、感染者の隔離や除菌・消毒などの新型コロナウイルスの感染対策ができない状況になっている
  • 水道が無い、寸断されている避難所・被災地では衛生状況が悪化しており、新型コロナウイルス以外の感染症のリスクも急激に高まっている
    →水道が無い=手を洗えない・用を足す場所がない・お風呂、シャワーに入れない
    →被災地を裸足で歩くとがれきで怪我をする可能性が高く、傷口を洗浄・消毒できない以上、傷口が悪化したりウイルス感染したりするおそれもある
    →他にも、洪水で流れ込んだ汚泥や生物の死骸などから酷い悪臭が立ち込めている被災地もあるとのこと
  • 物流の停滞で生活物資の流通も滞っている
  • 水や食糧の供給体制にも被害が出ているため、フィリピンのほぼ全土で深刻な食糧危機・水不足が発生し、飢餓・脱水状態に陥っている人(特に子ども)が日に日に増えている
  • (上述のとおり)学校も被災したため、コロナ禍で悪化していた、「子どもたちが教育を受けられない状況」がさらに悪化している
  • 「復興には2~3年かかる」と報じられているが、船や漁場、畑なども被災した(=収入源も断たれた)ため、被災者の生活・生計再建にはそれ以上の期間・困難を要する

【支援事業内容(予定)】
フィリピンのパートナー団体からの救援要請を受け、フィリピン国内でも被害が大きく、支援の手がまだまだ行き届いていない、北スリガオ州のシャルガオ(シアルガオ)島の約1,400世帯に、水・食糧のほか、タオル・マスク・石鹸・応急処置セットなどの日用品・衛生・生理用品などを配布します。

シャルガオ(シアルガオ)島の場所シャルガオ(シアルガオ)島の場所

世界有数のサーフスポットとして有名な観光地であるシャルガオ島も、今回の台風で甚大な被害を受けています。これらの支援活動を実施するため、2022年1月13日から緊急募金の呼びかけを行っています。皆さまのご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
 

シャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJシャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJ

シャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJシャルガオ(シアルガオ)島の被災状況 (C)KPACIO・FTCJ

※シャルガオ(シアルガオ)島の詳細は、フィリピン政府観光省HPをご覧ください。
https://philippinetravel.jp/areainfo/siargao-island/

※地域別の被災地域数・世帯数・人数の詳細内訳は、国際連合人道問題調整事務所(OCHA)HPの最新レポート(Situation Report)をご覧ください。
https://reliefweb.int/updates?advanced-search=%28C188%29_%28F10%29 (英語)

【寄付受付】
https://ftcj.org/donate/emergency で受け付けています。お支払い方法は、クレジットカード(MASTER・VISA・JCB・AmericanExpress)、銀行振込、郵便振替、PayPayをご利用いただけます。
※当団体は認定NPO法人です。当団体に対する寄付・募金は「特定寄附金」として「寄附金控除」の対象となります。
詳細:https://ftcj.org/wp/donate/deduction/

【認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンについて】

団体ロゴ団体ロゴ

ホームページ:https://ftcj.org/
当団体のフィリピン支援事業詳細:https://ftcj.org/freethechildrenprogram/area/philippines

 

1995年、貧困や搾取から子どもを解放することを目的に、カナダのクレイグ・キールバーガー(当時12歳)によって設立された「Free The Children」の理念に共感し、1999年に日本で活動を始めました。

開発途上国の自律支援・緊急支援活動の他、教育機関などへの出前授業、講演・教材販売、貸出・フェアトレード商品販売・書き損じ葉書の回収・支援先の子どもたちとの文通プログラム・国内外でのワークキャンプ、国内のひとり親家庭・経済的課題のある子育て家庭への支援、ソーシャルアクション(社会貢献活動)を起こした子ども・若者をエンパワーするイベント「Change Makers Fes」の開催(2022年は3月19日開催予定、詳細リリースを間もなく配信予定)などを主な事業としており、活動内容は公民・英語教科書などの学校教材に掲載されています。

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URL
https://www.ftcj.org/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都世田谷区南烏山6-6-5 安藤ビル3階
電話番号
03-6321-8948
代表者名
中島早苗
上場
未上場
資本金
-
設立
1999年01月
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