中国浙江省杭州市に家電リサイクル会社を設立~日本の家電メーカーによる先進リサイクル技術を導入~

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パナソニック株式会社(*1本社:大阪府門真市 社長:大坪 文雄 以下、パナソニック)、杭州大地環保有限公司(本社:中華人民共和国浙江省杭州市 董事長:張 元啓 以下、杭州大地)、DOWAホールディングス株式会社(*2本社:東京都千代田区 社長:山田 政雄 以下、DOWA)と、住友商事株式会社(本社:東京都中央区 社長:加藤 進 以下、住友商事)の4社は、中国浙江省杭州市において、新たに廃家電のリサイクル事業を行う合弁会社、「杭州パナソニック大地同和頂峰資源循環有限会社」(仮称。以下、杭州パナソニック大地)を設立することで合意しました。

中国では、2011年1月1日、廃家電の適正処理を目的として「廃棄電器電子製品回収処理管理条例」が施行され、廃家電5品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、PC)のリサイクルが義務化されました。
近年の経済成長により、電気電子製品の普及ならびに高品位製品への置き換えが急速に進む中、廃家電の量も増大しており、杭州市を省都とする、人口約5,000万人の浙江省では、2009年から2010年の1年間には約290万台の廃家電が回収され、今後も回収量の高い伸びが見込まれています。
このような背景のもと、パナソニックグループ、杭州大地、DOWAグループ並びに住友商事は、条例に則った廃家電の回収・解体処理・資源売却の事業を行うことを目的とする新会社、杭州パナソニック大地を設立し、同社は中国の先進家電リサイクルモデル企業を目指します。日本の家電メーカーによる中国でのリサイクル事業進出は初めてのことです。

杭州パナソニック大地は、上記5品目を対象に、廃家電を回収業者等から買入れ、自社工場にて先進のリサイクル技術・設備を活用して解体処理を行い、取り出した資源を製錬会社、樹脂再生業者、メーカーなどへ提供します。
この事業活動を通じ、パナソニックグループ、杭州大地、DOWAグループ並びに住友商事は、中国国内の環境保全、資源の有効活用に貢献します。
各出資者の杭州パナソニック大地設立と運営における役割・責任は、次の通りです。

パナソニックグループ:
1.日本国内のリサイクル事業で培った、先進リサイクル技術の活用
例】・CRTテレビガラスのレーザー分割技術
・CRTテレビガラスの乾式洗浄設備
・コンプレッサー(冷蔵庫、エアコン)分割機、銅コイル回収技術
・冷蔵庫断熱材フロンの安全な回収技術
2.設備調達に関する情報収集
3.生産管理・職場環境改善(5S等)に関する情報収集

杭州大地:
1.関連法令情報他、市場情報(回収業者・資源関連業者等)の収集
2.政府当局との折衝(諸種許認可取得等)
3.廃棄電器電子製品回収量確保のための回収システム・ルートの構築

DOWAグループ:
1.日本や中国の事業経験・知見を活かした、高効率なリサイクル工場運営
2.設備調達に関する情報収集

住友商事:
1.リサイクル事業に関する国際的情報収集
2.資源売却に関する有用情報(市場動向・価格等)の収集
3.豊富な中国での事業経験で蓄積した事業運営ノウハウの活用

なお、杭州パナソニック大地については、中国政府関係当局の各種認可を取得次第、正式設立となります。本格的な稼動は2012年の春から開始する予定です。

*1)パナソニックの100パーセント出資子会社「パナソニックチャイナ(有)」を通じ、杭州パナソニック大地に出資。
*2)DOWAの100パーセント出資子会社「DOWAエコシステム株式会社」を通じ、杭州パナソニック大地に出資。
            
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