住宅向けエコ地盤改良“HySPEED工法”によるCO2削減量、累計10,000トンを突破

ハイアス・アンド・カンパニー株式会社（本社：港区　代表：濱村聖一　以下ハイアス）が全国で代理店を募集し、事業展開を行っている住宅向けエコ地盤改良「HySPEED工法」の全国における施工実績から算出したCO２削減量が、2009年11月末までで累計10,000tを突破いたしました。

ハイアスでは、「HySPEED工法」の施工によるCO２削減量の実績を、「HySPEED工法」公式WEBサイト（URL: http://www.hyspeed.jp）にて公表してきましたが、2009年11月度のCO２削減実績が965.4tとなり、2007年4月から2009年11月末日までのCO２削減量の累計が10,111tとなりました。

「HySPEED工法」は、天然砕石のみを使用するため、セメント系の地盤改良工法で危惧される有害物質（六価クロム）が発生することもなく、建て替え時に撤去の必要が出てくる地下埋設物扱いにもなりません。また、使用重機以外からはCO２を一切排出しないため、環境にも優しい地盤改良工法になります。「HySPEED工法」とセメント系地盤改良とを比較した場合、平均的な1戸建の改良工事では、約3000Kg～5000KgのCO２削減効果があります。（※セメント1000Kg製造時にCO2発生量を723Kgとして試算）

「HySPEED工法」は、天然砕石と空気のみを活用した住宅向け地盤改良工法で、環境負荷が極めて低いエコ工法になります。2007年4月から施工代理店制度により全国展開を開始し、現在までで全国122社（2009年12月14日現在）の施工ネットワークとなっています。

住宅業界における環境指向の高まりを背景として、国内の住宅着工戸数が減少する中で、「HySPEED工法」の施工棟数は順調に伸びており、2009年度（2009年4月～11月）の施工実績は1041棟（前年同期比308.9%）となっています。また、2009年12月には技術審査証明（*）の取得が確定しており、今後も、地盤改良業界では随一となる環境対応型のエコ改良工法として、HySPEED工法の普及拡大を目指していきます。

（*）財団法人日本建築総合試験所（GBRC）より技術審査証明書（性能証明番号：GBRC性能証明 第09-20号）を取得済