「保活」に関する実態調査

0歳~3歳児の母親の3人に1人が、「保活」を実施!

「就活」や「婚活」、「終活」など、「〇活」は広がり続けている。なかでも、今最もシビアな「〇活」のひとつが、子どもを保育園に入れるための活動、「保活」ではないだろうか。今年の「保活」もいよいよラストスパート。保育園・幼稚園について、母親たちの希望と現実を調査した。
今回、オウチーノ総研(株式会社オウチーノ/本社:東京都港区/代表:井端純一)は、子どもがいる首都圏在住の20歳~45歳既婚女性826名を対象に、「『保育園・幼稚園』に関するアンケート調査」を行った。まず、「希望していた、もしくは希望している園」と「実際に通った、もしくは通っている園」をそれぞれ聞いた。結果、実際に通った、もしくは通っている園が希望通りの人は89.1%、希望通りにはいかなかった人は10.9%だった。次に、「保育園・幼稚園を選ぶ際のポイントは何ですか?」という質問をした。結果「立地」が最も多く67.1%、「園内環境」が38.2%、「料金」が35.0%と続いた。最後に「希望の保育園や幼稚園に入園するために、ご自身やご家族が行ったことはありますか?」と聞いた。結果、「自分の就労条件を変えた」が4.9%、「引っ越しのタイミングで、希望の保育園・幼稚園に入園できるエリアを選択した」が4.1%、「出産後の職場復帰を早めた」が2.9%だった。また、子どもの年齢別に見ると、0歳~3歳児の母親で、保育園・幼稚園に入れるために「自身の就労条件を変えた」という人は13.8%、「出産後の職場復帰を早めた」という人は9.2%だった。


0歳~3歳児の母親の16.7%が、希望通りの保育園・幼稚園には入れなかった。

まず、「希望していた、もしくは希望している園」と「実際に通った、もしくは通っている園」をそれぞれ聞いた。「希望していた、もしくは希望している園」は「認可保育園」が29.4%、「認証保育園」が1.9%、「認定こども園」が2.1%、「保育ママ」が0.5%、「無認可・認可外保育園」が0.7%、「幼稚園」が53.7%、「通わせたくない」が1.4%、「分からない」が10.3%だった。「実際に通った、もしくは通っている園」は「認可保育園」が21.5%、「認証保育園」が2.5%、「認定こども園」が2.1%、「保育ママ」が0.5%、「無認可・認可外保育園」が1.9%、「幼稚園」が48.0%、「通わせなかった」が1.1%、「まだ通っていない」が22.4%だった。「まだ通っていない」という人を除いた場合、「希望していた、もしくは希望している園」は「認可保育園」が31.4%、「認証保育園」が2.3%、「認定こども園」が2.3%、「保育ママ」が0.6%、「無認可・認可外保育園」が1.0%、「幼稚園」が60.2%、「通わせたくない」が1.4%、「分からない」が0.8%。「実際に通った、もしくは通っている園」は「認可保育園」が27.7%、「認証保育園」が3.1%、「認定こども園」が2.7%、「保育ママ」が0.6%、「無認可・認可外保育園」が2.4%、「幼稚園」が62.1%、「通わせなかった」が1.4%だった。実際に通った、もしくは通っている園が希望通りの人は89.1%、希望通りにはいかなかった人は10.9%だった。また、子どもの年齢別に希望通りにいかなかった人の割合を見ると、0歳~3歳では16.7%、4歳~6歳では15.6%、小学生では10.1%、中学生以上では4.5%と、現役に近いほど希望通りにいかなかった人が増えている。徐々に、「保活」は深刻化してきていることが分かる。

保育園・幼稚園を選ぶ際、重視するポイントは、「立地」、「園内環境」、「料金」!

次に、「保育園・幼稚園を選ぶ際、重視するポイントは何ですか?」という質問をした。結果、「立地」が最も多く67.1%、「園内環境」が38.2%、「料金」が35.0%、「保育環境・保育方針」が24.5%、「教育環境・教育方針」が23.0%と続いた。

「立地」を重視する理由を聞いた。最も多かったのは、「近い方が良いから」で、なかでも「自宅から徒歩圏内」、次いで「通勤経路内」という声が多く挙がった。具体的には「何かあった時すぐにかけつけられるように、自宅から近いほうが良いから」(45歳/専業主婦)や「自宅から駅までの通り道にないと出社やお迎えに間に合わないから」(32歳/会社員)などが聞かれた。次いで、「安全面を重視するから」という声が多く、例えば「交通量が少なく、治安が良い場所」(33歳/専業主婦)や「あまり車が通る道に近くなく、工場がない場所」(21歳/会社員)などが挙がった。

「園内環境」を重視する理由については、「広い方が良いから」という声が最も多かった。特に「園庭があり外遊びがしっかりできるところ」(33歳/専業主婦)や「プールや園庭などが広く充実していてほしいから」(37歳/パート・アルバイト)など、園庭を重視するという声が多く聞かれた。次いで「清潔感があるかどうか」という理由が多く挙がった。例えば「掃除が行き届いているところは信用できるから」(40歳/専業主婦)や、「綺麗で、耐震面がしっかりしているかどうか」(28歳/会社員)などが挙がった。

「料金」を重視する理由では、「安い方が良いから」が最も多かった。具体的には「他の条件も考えるが、安いにこしたことはない」(38歳/専業主婦)や「姉弟で通わせたので、比較的料金が良心的なところを探した」(42歳/パート・アルバイト)などが挙がった。次いで「平均的な値段かどうか」という声が多く、具体的には「高すぎず安すぎず、あまり家計を圧迫しない程度の料金」(31歳/専業主婦)や「近隣と比較して同程度かプラス20%まで」(42歳/専業主婦)などが挙がった。

0歳~3歳児の母親の3人に1人が、「保活」を実施!

最後に「希望の保育園や幼稚園に入園するために、ご自身やご家族が行ったことはありますか?」と聞いた。結果、「自分の就労条件を変えた」が4.9%、「引っ越しのタイミングで、希望の保育園・幼稚園に入園できるエリアを選択した」が4.1%、「出産後の職場復帰を早めた」が2.9%、「引っ越した」が2.8%、「旦那の就労条件を変えた」が0.7%、「その他」が2.0%、「特になし」が84.2%だった。子どもの年齢別に「特になし」と回答した割合を見ると、0歳~3歳は67.0%、4歳~6歳は85.8%、小学生は85.8%、中学生以上では92.0%だった。0歳~3歳児の母親の3人に1人が、希望の保育園や幼稚園に入園するための対策を実施していることが分かった。希望の保育園・幼稚園に入るための「保活」の必要性は、年々増しているようだ。0歳~3歳児の母親で、保育園・幼稚園に入れるために「自身の就労条件を変えた」という人は13.8%、「出産後の職場復帰を早めた」という人は9.2%だった。

「自身の就労条件を変えた」という人に、具体的に何を行ったか聞いた。「勤務時間を伸ばした」という声が最も多く、具体的には「フルタイムで復帰し、認可保育園の前に無認可保育園に通わせた」(28歳/パート・アルバイト)や「内職から外勤にした」(32歳/会社員)などが挙がった。次いで「勤務時間を短縮した」という人が多く、例えば「延長保育のない園だったため、勤務時間を短縮するしかなかった」(30歳/専業主婦)などが挙がった。「引っ越しのタイミングで、希望の保育園・幼稚園に入園できるエリアを選択した」という人は、「新居を決める際、幼稚園から徒歩で行ける距離で探した」(39歳/専業主婦)や「賃貸の更新のタイミングもあり、希望の園の近くに引っ越した」(43歳/専業主婦)などの声が聞かれた。「出産後の職場復帰を早めた」では、「0歳の4月じゃないと待機児童になる可能性があったので、生後4カ月、4月時点で職場復帰した」(28歳/会社員)や「0歳から預ければ、入りやすいと聞いたから」(43歳/パート・アルバイト)などの理由が挙がった。

 

共働きが一般化した現在、希望条件を満たす保育園に子どもを入れられるかどうかは死活問題だ。そんななか、2015年度より「子ども・子育て支援新制度」が導入された。だんだん深刻化している「保活」の現状が改善されることを願う。
 

■調査概要

有効回答 子どもがいる首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の20歳~45歳既婚女性826名

調査方法 インターネットによるアンケート調査
調査期間 2015年9月16日(水)~9月23日(水)

 

 オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/kurashi/20150929-souken/

 

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