国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016 注目のプログラム紹介 

今回20回目を迎えるTPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)は、2011年より横浜市が推進する「創造界隈」の拠点となる文化施設を中心に、多様な演目の公演や、舞台芸術に関する国際会議を多数開催しております。今回は中でも注目の公演プログラムをご紹介します。TPAMだからこそ実現できる多様なプログラムを是非お楽しみください。

TPAMの公演プログラムについて:

TPAMでは、【ショーイング・プログラム】と【ネットワーキング・プログラム】があります。
多様な演目の公演を、観て楽しんでいただくのが【ショーイング・プログラム】であり、
さらに、このショーイングプログラムは、4つの柱で構成されています。

[1. TPAMコプロダクション]
舞台芸術を「つくる」人の国際的な集まりの場であるTPAMは、その特性を活かして、アジアの複数のプレゼンター(製作側)がアーティストと共同で作品を製作します。上演にとどまらず、リサーチプロジェクトやその報告などを行い、同時代のアジアの作品へのアプローチを学び合います。
[2. TPAMコンテンポラリー・クラシックス]
同時代的古典と名づけたこのプログラムでは、成熟した経験を持つ作家が歴史や社会に対して今、ダイナミック且つ、新たな挑戦として柔軟に取り組む作品を紹介します。
[3. TPAMディレクション]
選任されたディレクター達が自由なコンセプトと新鮮な目線から作品を紹介します。それぞれのディレクションを通して同時代に関する思考や課題を共有し、ともに舞台芸術の可能性を考察します。
[4.TPAMショーケース]
期間中、横浜・東京エリアでの公演です(公募)

今回はその中から、TPAMコプロダクションとTPAMディレクションのプログラムを紹介します★

 

[1. TPAMコプロダクション]
世界初演
ピチェ・クランチェン『Dancing with Death』(バンコク)

タイ北東部ルーイ県の伝統的な祭事、ピーターコーン・フェスティバルからインスピレーションを得た作品。ピーターコーンでは、地元住民がさまざまな精霊をまつるために色彩ゆたかな仮面や衣装、小道具で仮装し、通りを練り歩いて陽気に祝い、精霊と人間が自由に交流し、2つの世界が混在となってダンスが生まれる。『Dancing with Death』では、これまでクランチェンがタイ古典舞踊をもとに作り上げてきたコンテンポラリーダンスの技法と、ピーターコーンの即興的、有機的、直観的な性質とが融合して、新たな舞踊言語が生み出されている。これにより、ダンサーたちはさまざまに異なるポーズ、身振り、姿勢を常に更新しながら即興で踊り続ける。それゆえこの作品の振付は創造性が永遠に循環し、あたかも「死後の生」のイメージを想起させるものとなっている。

日時:2月7日(日)14:00開演、2月8日(月)18:00開演
会場:KAAT神奈川芸術劇場 ホール
料金:3,000円 
振付/演出/出演:ピチェ・クランチェン
出演:ピチェ・クランチェン ダンスカンパニー
製作:ピチェ・クランチェン ダンスカンパニー、エスプラネード - シアターズ・オン・ザ・ベイ
委嘱:エスプラネード - シアターズ・オン・ザ・ベイ(dan:s series 2016、シンガポール)
共同製作:国際舞台芸術ミーティング in 横浜、アーツ・センター・メルボルン

 

Photo Nattapol Meechart

 

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[1. TPAMコプロダクション]
日本初演
マーク・テ『Baling』 (クアラルンプール)

1955年12月28日に北マラヤの小さな教室で行なわれ、後に「バリン会談」と呼ばれることになる会談は、戦争で荒廃したマレー半島に和平をもたらすための異例の試みだった。公開されている記録を用いてこの歴史的会談を再現することで、マーク・テは、会談参加者たちと政治的見解を共有する、あるいは異にするパフォーマー=リサーチャーたちと共に、国(民)・忠誠・テロリズム・和解・犠牲・降伏・独立といったネーションの形成をめぐる諸概念が、絶えず変形され修正されてゆくプロセスを検証し、彼らが演じる「役」も不明瞭さの中で横滑りし続ける。韓国・光州に2015年に開設されたアジアン・アーツ・シアターのオープニング・フェスティバルで最も注目された作品のひとつ。

日程:2月9日(火)18:00開演、2月10日(水)16:00開演、19:30開演
会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
料金:2,500円
企画/演出:マーク・テ
製作:ファイブ・アーツ・センター[クアラルンプール]
委嘱:アジアン・アーツ・シアター[光州]
共同製作:アジアン・アーツ・シアター、TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)[横浜]、
     KYOTO EXPERIMENT [京都]
助成:ロイヤル・アーツ・ガラ[マレーシア]、サイム・ダービー財団[クアラルンプール]

 

Photo Courtesy of Asian Arts Theatre (2015)

 

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[3. TPAMディレクション]
タン・フクエン/恩田晃(音楽プログラム)ディレクション 日本初演 
ジ・オブザバトリー『Continuum』 (シンガポール)

 ガムランに用いる青銅楽器をフィーチャーし独自に考案した6音階が絡み合う、妖艶かつダークな作品。バリで活動する作曲家との出会いを通して得た「文化は博物館ではなく、常に変わり続けている」という感触を、シンガポールの多文化的アイデンティティに重ね、ロックに留まらない包括的な音楽性を獲得した。

日時:2月9日(火)20:00開演
会場:神奈川県民ホール 小ホール
料金:2,500円



☆その他、充実のプログラムはHPをチェック!!  https://www.tpam.or.jp/2016/


 



国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016開催概要
 主催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016 実行委員会
(国際交流基金アジアセンター、公益財団法人神奈川芸術文化財団、公益財団法人横浜市芸術文化振興財団、
 PARC - 国際舞台芸術交流センター)
後援:外務省、文化庁、神奈川県、横浜市
会期:2016年2月6日(土)〜14日(日)
会場:KAAT神奈川芸術劇場、横浜赤レンガ倉庫1号館、BankART Studio NYK、
   YCC ヨコハマ創造都市センター、神奈川県民ホール 小ホール、AMAZON CLUB ほか


【お問合せ】
PARC - 国際舞台芸術交流センター 
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-1-2-3F
Tel:03-5724-4660 Fax:03-5724-4661 
 
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