転職ドラフト結果報告レポート2018 ー 2018年のプログラミング言語別の市場人気や年収の集計結果 ー
このレポートは、2018年に開催された第10〜15回の転職ドラフトで送られた、実際の指名(スカウト)、6536件を対象に、今現場で使われているプログラミング言語の経験者人数、また指名(スカウト)に対する提示年収についての平均値を集計したものです。
■ プログラミング言語と指名数
2018年の転職ドラフトにおいては、JavaScriptが開発者がもっとも現場で使用しているプログラミング言語となっており、2番目がJava。
そして次の3位にPHP。4位以降はRuby、Node.js、Pythonと続いています。※1、※2
1位の「JavaScript」は、ウェブブラウザ上で動作し動的なウェブサイト構築やリッチインターネットアプリケーションの開発に用いられるプログラミング言語です。
また、2010年以降はnode.jsなどのサーバサイドJavaScript実行環境や各種ライブラリの充実により、Web開発の全ての領域で活用されるようになってきています。※3
■ プログラミング言語と指名金額
Scalaがトップで678万円、続いてGoが667万円、そしてPerlが663万円という3位までの結果になりました。
4位以下は、C、C++、Pythonと続いています。
1位の「Scala」は、「開発生産性を高める簡潔な表記が可能である。」「Javaの豊富なライブラリが使える」などが代表的な特徴で、Javaプラットフォーム(Java仮想マシン)上でも動作し、既存のJavaのプログラムと容易に連携させることができます。※4
TwitterやLinkedInでも利用されていることがよく知られています。
ScalaやGoともに、現場の需要に対してそれぞれの言語を扱える人材が少ないといわれており、年収も高まる傾向にあるようです。
※1 本記事の調査の結果や画像を引用する際は【競争入札型転職サービス「転職ドラフト」調べ】とご記載ください。
※2 10位以下のより詳しいランキングはこちら(https://job-draft.jp/articles/311)。
※3 Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/JavaScript)より引用
※4 Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/Scala)より引用
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