プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

国立大学法人千葉大学
会社概要

千葉大学環境ISO学生委員会が「低炭素杯2016」で「ユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞」を受賞!

~学生を主体とした大学の環境マネジメントシステム運用活動​~

国立大学法人千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会が「低炭素杯2016」に初挑戦し、全国から応募のあった1993団体の中からファイナリスト38団体に選ばれ、2月16日の最終審査プレゼンテーションを経て、2月17日に行われた表彰式で「ユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞」に選ばれました。
  • 企業/団体賞「ユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞」を受賞

 

 「低炭素杯2016」は、次世代に向けた低炭素社会の構築を目指し、平成22年度から開催されている地球温暖化対策活動の全国大会です。全国から応募があった1993団体(学校・企業・NPO 等)からファイナリスト38団体が選ばれ、2月16日の最終審査にて4分間のプレゼンテーションを行い、翌17日の表彰式で、環境大臣賞、文部科学大臣賞のほか、企業/団体賞、オーディエンス賞が発表されました。
 千葉大学環境ISO学生委員会から3名の代表者(千葉敦(園芸学部1年)、日隈壮一郎(工学部1年)、鷺谷駿(法政経学部1年))がプレゼンテーションを行い、見事、企業/団体賞「ユニ・チャーム最優秀エコチャーミング賞」を受賞しました。

左から 日隈壮一郎、鷺谷駿、千葉敦左から 日隈壮一郎、鷺谷駿、千葉敦
<喜びの声>
●「このような賞をいただき、大変嬉しく思います。受賞をきっかけに、ますます千葉大学と環境ISO学生委員会の発展に貢献できればと思います。千葉大学と学生委員会の関係者の皆様に感謝いたします。」(千葉)
●「数ヶ月にわたる準備を含め、この発表を通じて改めて環境ISO学生委員会の活動の多様性と重要性を学びました。これからもこのような外部への発表の機会に積極的に参加したいと思いました。」(鷺谷)
●「大勢の前でプレゼンテーションしたことは、とてもいい経験となりました。前日までの練習では制限時間の4分を越えなかったにも関わらず、本番では少し過ぎてしまったのが悔しいです。」(日隈)
 

  • 千葉大学環境ISO学生委員会の発表内容
 

発表の様子発表の様子

※発表内容についてはYouTubeでご覧いただけます。

https://youtu.be/22UiU7qitKw
(以下、内容)
 私たち千葉大学環境ISO学生委員会は2003年に設立されました。千葉大学では環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001を2004年度に取得、またエネルギー効率に特化したISO50001を全国の大学で初めて取得しました。

 本委員会の特長は3つあります。その1つ目は、千葉大学の環境ISOを主体的に運用していることです。
環境マネジメントシステム運用の根幹はPDCAサイクルです。私たち環境ISO学生委員会は、Planでは、千葉大学全体の「環境目的・環境目標・実施計画」をつくります。また、私たちが年度初めにすべての学生と教職員に対してISOに関する研修を行います。
 Checkでは、私たちが教職員とチームになり100以上の研究室等に対して内部監査を行い、監査で使用する書類も作成します。Actでは、必要に応じてISOのマニュアルの改訂を行います。また、大学が発行する環境報告書の編集長も学生が務めるなど、徹底して学生主体で行っているのが特徴です。

これらの活動により、10年間でエネルギー8%、水を13%、一般廃棄物を50%削減しました。
 2つ目の特長は、「単位化と資格認定」です。環境の知識や実務など様々なノウハウが学べるこの活動は、大学の授業としても単位化されています。また、3年間の活動で大学独自の「環境エネルギーマネジメント実務士」の資格を取得することができます。この制度により、低炭素化に実務的に取り組むことができる人材を今までに約350人輩出しました。

 

3つ目はNPOとして地域と協働していることです。私たちは2009年にNPO法人格を取得し、大学で培った知識や能力を地域に還元し、幅広い活動が可能となりました。最大の特徴は、この委員会の理事長や役員全てが学生であるということです。

 

PDCAサイクルのDoの部分の中の、地域と協働した活動に絞って説明します。まず省エネ啓発活動では学内にステッカーやポスターを貼るなど、地域にもOPENな省エネイベントを毎年行っています。省エネイベントでは、自家発電の体験やマイボトルの使用を推奨しています。緑化活動では、園芸学部と共に被災地に出向き、花壇作りを通じた被災地支援を行っています。また、大学付近でも地域の方々と花壇を作っています。

企業と協働した緑化活動も行っており、2012年より、川崎汽船様が所有する森を社員の方と一緒に整備しています。この他にも「出張ECO教室」という近隣の小中学校への環境教育活動も行っています。レクチャー後のグループワークでは、自分達がどのように環境に貢献できるかを考えてもらいます。
 

 

 

私たちは、大学と地域社会に密接に関わっています。私たちが大学の環境のISOを運用することで大学の低炭素化に貢献します。それに対して大学が単位と資格を認定し、環境問題に実務的にアプローチできる人材を地域社会に輩出します。一方で私たちはNPOとして地域の方々と協働し、低炭素社会づくりに貢献します。これらの3つの特長を活かし、私たちはより低炭素な社会を目指します。
 

  • 千葉大学環境ISO学生委員会

 

2003年10月、千葉大学においてISO14001認証取得への動きが始まるとともに発足し、環境マネジメントシステムの構築・運用に貢献。現在では学部1~3年生約150名が所属し、学内の研修講師、目的目標実施計画の原案作成、内部監査、外部審査対応、環境報告書作成、省エネ省資源・緑化・堆肥化等の活動、地域との連携、学内への啓発活動などを行っています。


<関連リンク>
千葉大学 http://www.chiba-u.ac.jp/
千葉大学の環境への取り組み http://www.chiba-u.ac.jp/environment/
千葉大学環境ISO学生委員会 http://env.chiba-univ.net/
 

  •  本件に関するお問い合わせ

 千葉大学環境ISO事務局
TEL: 043-290-3572
メール: kankyo-iso@office.chiba-u.jp


 

すべての画像


種類
その他
関連リンク
http://www.chiba-u.ac.jp/environment/
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

国立大学法人千葉大学

55フォロワー

RSS
URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
中山俊憲
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード