サンディスク、発売10周年でmicroSD(TM)カードの出荷数量が20億枚を突破
microSDフォーマットがスマートフォン、エクストリームフォトグラフィーなどの市場拡大に貢献
カリフォルニア州ミルピタス・中国上海、2015年7月13日– フラッシュストレージソリューションで世界をリードするサンディスクコーポレーション(SanDisk Corporation、NASDAQ: SNDK)は、本日、microSD™カードの発売から10年を迎え、その出荷数量が20億枚を突破したことを発表しました。上海で開催されるモバイルワールドコングレス上海2015で記念のイベントが行われました。
2004年にサンディスクが発明したmicroSDフォーマットは、当初はTransFlash™という名称で知られていました。翌2005年にこの技術はSDアソシエーションに移転され、7月13日に名称をmicroSDに変更して、フォーマットの最終仕様が公開されました。このフォーマットは、サンディスクの創業以来最も普及しているリムーバブルメモリーカードです。20億枚のmicroSDカードをすべて合わせたストレージ容量はおよそ11兆1,030億MBで、地球上の今までの累積総人口1人あたりに換算すると100MB以上のフラッシュストレージ容量に相当します(1)。
サイズを従来のリムーバブルメモリーカードから約75%小さくしたmicroSDカードは、あらゆるコンシューマー製品において極めて重要な役割を担ってきました。1つの例がデジタル撮影で今もっとも急速に伸びているPOV(Point of View)カメラやアクションカムですが、その大多数でmicroSDフォーマットが標準となっています。
また、メーカーやユーザーに高い柔軟性や自由度を提供することで、microSDフォーマットはスマートフォン市場の拡大にも貢献してきました。Strategy Analytics社のデータ(2)では、市販されているスマートフォンモデルの約75%がmicroSDスロットを搭載しています。Googleは同社のモバイル製品の中で最大かつ最速の成長を遂げている、200ドル以下の携帯電話向けモバイルOS「Android One」と新興国市場向け携帯電話の2つの製品でmicroSDスロットを標準としました。Googleの次期モバイルOSである「Android M」、そして「Windows Mobile」は、双方ともにmicroSDカード上でのアプリの実行と端末上のメインストレージの容量増のいずれかまたは両方を実現した仕様となっています。
コーポレートマーケティング担当シニアバイスプレジデント兼リテール担当ゼネラルマネージャーのシュキ・ニールは、「ストレージへの需要は留まるところを知りません。今後、可変絞りレンズを搭載したスマートフォンが発売され、Ultra HD規格の動画撮影機能やバーチャルリアリティの作成・視聴用アプリも搭載されるようになります。microSDカードはIoT(モノのインターネット)についても、実証実験のハードルを下げるという点でその成長に寄与します。出荷数20億枚は単なる始まりにすぎません。サンディスクは、microSDフォーマットが実現する未来のテクノロジーの発展にさらなる貢献を果たしていきたいと思います」と述べています。
サンディスクmicroSD技術の10年の歴史:
5,000件以上の特許を有するサンディスクは、フラッシュメモリーのイノベーションによってあらゆる市場にプラスの影響をもたらしました。その業績が認められ、サンディスクはトムソン・ロイター社の『Top100 グローバル・イノベーター2014』に選出されました。4年連続となる栄誉です。
■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。
※1MB = 1,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
※※1GB=1,000,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
(1) 出典:http://www.prb.org/Publications/Articles/2011/HowManyPeopleHaveEverLivedonEarth.aspx
(2) Strategy Analytics社SpecTraXサービス
(3) 出典:Gartner Market Share Analysis「Flash Cards and USB Flash Drives Worldwide, May 2014 – (2001-2014)」
2004年にサンディスクが発明したmicroSDフォーマットは、当初はTransFlash™という名称で知られていました。翌2005年にこの技術はSDアソシエーションに移転され、7月13日に名称をmicroSDに変更して、フォーマットの最終仕様が公開されました。このフォーマットは、サンディスクの創業以来最も普及しているリムーバブルメモリーカードです。20億枚のmicroSDカードをすべて合わせたストレージ容量はおよそ11兆1,030億MBで、地球上の今までの累積総人口1人あたりに換算すると100MB以上のフラッシュストレージ容量に相当します(1)。
サイズを従来のリムーバブルメモリーカードから約75%小さくしたmicroSDカードは、あらゆるコンシューマー製品において極めて重要な役割を担ってきました。1つの例がデジタル撮影で今もっとも急速に伸びているPOV(Point of View)カメラやアクションカムですが、その大多数でmicroSDフォーマットが標準となっています。
また、メーカーやユーザーに高い柔軟性や自由度を提供することで、microSDフォーマットはスマートフォン市場の拡大にも貢献してきました。Strategy Analytics社のデータ(2)では、市販されているスマートフォンモデルの約75%がmicroSDスロットを搭載しています。Googleは同社のモバイル製品の中で最大かつ最速の成長を遂げている、200ドル以下の携帯電話向けモバイルOS「Android One」と新興国市場向け携帯電話の2つの製品でmicroSDスロットを標準としました。Googleの次期モバイルOSである「Android M」、そして「Windows Mobile」は、双方ともにmicroSDカード上でのアプリの実行と端末上のメインストレージの容量増のいずれかまたは両方を実現した仕様となっています。
コーポレートマーケティング担当シニアバイスプレジデント兼リテール担当ゼネラルマネージャーのシュキ・ニールは、「ストレージへの需要は留まるところを知りません。今後、可変絞りレンズを搭載したスマートフォンが発売され、Ultra HD規格の動画撮影機能やバーチャルリアリティの作成・視聴用アプリも搭載されるようになります。microSDカードはIoT(モノのインターネット)についても、実証実験のハードルを下げるという点でその成長に寄与します。出荷数20億枚は単なる始まりにすぎません。サンディスクは、microSDフォーマットが実現する未来のテクノロジーの発展にさらなる貢献を果たしていきたいと思います」と述べています。
サンディスクmicroSD技術の10年の歴史:
- 最初のmicroSDカードの記憶容量は32MBでした。現在microSDXC™カードは最大容量が200GBとなり、わずか10年で容量が6,250倍となりました。
- 仕様の発表以来、平均で毎秒6.34枚のmicroSDカードを出荷していることになります。
- サンディスクのmicroSDカード20億枚を並べた場合の距離は、地球の4分の3周分に相当するおよそ3万kmとなります。
- 2014年、サンディスクは新しい発想でカード内に16枚のメモリダイをスタックし、製品サイズを変えずに容量拡大を実現した128GB版※※サンディスク ウルトラmicroSDXC™ UHS-I カードを発表しました。microSDXCカード内のメモリダイの厚さは、髪の毛1本よりも薄くなっています。
- 2015年には、わずか1年で容量を56%増大させた小型大容量のプレミアムエディションの200GB版※サンディスク ウルトラmicroSDXC™ UHS-I カードを発表しました。
- サンディスク製フラッシュメモリーカードは、13年連続で世界シェアNo1を維持しています(3)。
5,000件以上の特許を有するサンディスクは、フラッシュメモリーのイノベーションによってあらゆる市場にプラスの影響をもたらしました。その業績が認められ、サンディスクはトムソン・ロイター社の『Top100 グローバル・イノベーター2014』に選出されました。4年連続となる栄誉です。
■サンディスクについて
フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。
サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。
※1MB = 1,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
※※1GB=1,000,000,000バイト。実際に利用できる容量はこれより少なくなります。
(1) 出典:http://www.prb.org/Publications/Articles/2011/HowManyPeopleHaveEverLivedonEarth.aspx
(2) Strategy Analytics社SpecTraXサービス
(3) 出典:Gartner Market Share Analysis「Flash Cards and USB Flash Drives Worldwide, May 2014 – (2001-2014)」
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