ビッグデータを効率よく管理、分析するための「Teradata Unified Data Architecture」を発表

―Teradata、Teradata Aster、Hadoop上のデータを統合しビジネスに活用

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日本テラデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:吉川幸彦、以下日本テラデータ)は、データ分析のための新たな枠組みである「Teradata Unified Data Architecture (以下Teradata UDA)」を本日発表します。

Teradata UDAは、統合データウェアハウスのTeradata、ビッグデータ分析プラットフォームのTeradata Aster、そしてオープンソースのApache(TM) Hadoopの3つのデータ・プラットフォームを相補的に活用するために、プラットフォームへの透過的なアクセスやプラットフォーム間での自在なデータ移動、さらには各プラットフォームの一元的な管理を実現するアーキテクチャです。  

Teradata UDAには、各プラットフォーム製品と、透過的なデータアクセスを実現する機能として「Teradata SQL Assistant」および「Aster SQL-H」が、データ移動に関する機能として「Aster-Hadoop Adapter」、「Aster-Teradata Adapter」および「Teradata Connector for Hadoop」が、さらには各プラットフォームの統合管理機能として「Teradata Viewpoint」が含まれています。Teradata UDAを構成する新しいハードウェアとしては「Teradata Aster Big Analytics Appliance」および「Teradata Data Warehouse Appliance 2700」を本日より販売開始します。これにより、リレーショナル・データとして構造化されたデータとアクセスログやセンサーデータなどの多構造化データ(※1)の両方を効率的に管理し、有機的に統合して、誰もが分析に活用できるようになります。

今日の企業における分析対象データは、多岐にわたっています。そしてそれらを取扱い分析するために、リレーショナル・データベース、Hadoop分散ファイルシステムとMapReduce処理といった、それぞれ得意分野の異なるデータ管理および処理のプラットフォームが存在し、個別に運用されています。また、企業における分析ユーザーは、専門的な分析を行うアナリストやデータサイエンティスト、プログラミング言語に精通するエンジニア、さらには経営層から現場の担当者まで含めたビジネスユーザーなど、多様な役割とスキルレベルを持つユーザーが存在し、さまざまな分析ニーズを持っています。

Teradata UDAの環境下では、企業はこのように異なる構造のデータを、物理的にそれぞれ適したプラットフォームに移動、蓄積し、処理することで合理的な投資が可能となります。また、データアクセスとその管理では、各分析ユーザーと情報システム担当者に対して、論理的に統合された分析および管理環境が提供できるようになり、データ活用の利便性が大幅に向上します。導入企業はTeradata UDAに基づき機器やソフトウェアなどを導入することで、構造化データと多構造化データを効率的に合理的に利用できるようになり、分析範囲とその対象を広げることができます。

日本テラデータでは、今後、Teradata UDAに基づいたプラットフォーム製品、ツール類を順次追加していく予定で、多様なデータを総合的に活用するための分析環境のさらなる充実を図ります。また、エンジニアやコンサルタントの育成、海外事例を踏まえた実現ノウハウの提供を進めていきます。
構造化データと多構造化データの両方を効率的に管理し、有機的に統合させ、分析に活用したい企業向けにTeradata UDAに基づいたさまざまな提案をしていきます。

■Teradata UDAを構成する並列処理プラットフォームと、その上で蓄積されるデータの「アクセス」、「移動」、「管理」を実行する機能は次のとおりです。

【並列処理プラットフォーム】
Teradata: リレーショナル・データとして構造化されたデータを格納し、全社規模で活用するための統合データウェアハウス・プラットフォームです。
Teradata Aster: リレーショナル・データベースとMapReduceの技術を統合した探索的分析プラットフォームです。Aster SQL-MapReduce(※2)を用い、SQL文から関数として事前定義されたMapReduceプログラムを呼び出すことにより、多構造化データに対する処理や反復的な分析が可能です。
オープンソース Apache(TM) Hadoop: Hortonworks社から提供されるApache HadoopのディストリビューションHDP(Hortonworks Data Platform)をTeradata Asterアプライアンスと合わせて提供します。各種ソースから集められた多構造化データの変換や加工処理を行います。

【実行可能な機能】
ーアクセス
Teradataに対してクエリーを実行するクライアント製品「Teradata SQL Assistant」をTeradata Aster向けに拡張します(2013年4月提供予定)。また、Teradata Asterの「Aster SQL-H」(※3)機能によって、Hadoop分散ファイルシステムへの透過的なアクセスを実現します。これにより、分析ユーザーはSQLとAster SQL-MapReduceを利用するだけで、3つのプラットフォーム上の構造化データ、多構造化データのいずれにもアクセス可能となります。
ー移動
Teradata Asterが提供する「Aster-Hadoop Adapter」、「Aster-Teradata Adapter」の機能が利用可能です。またTeradataとHadoop間のデータ移動には「Teradata Connector for Hadoop」を提供します。これにより、データ構造に適したプラットフォーム上で処理を行いつつ、必要に応じて自在にデータを移動することが可能となります。
ー管理
Teradata用のデータベース監視ソフトウェア「Teradata Viewpoint」をTeradata AsterおよびHadoop向けに拡張し、複数のプラットフォームを一元的に管理できる環境を提供します(2013年6月提供開始予定)。また、3つのプラットフォームはいずれも弊社のリモートサポートを通じて監視されるため、一貫した保守サービスを受けることができます。

以上

(※1)多構造化データ
アクセスデータやセンサーデータも各単体では構造をもったデータであることから、非構造化ではなく多構造化と呼びます。

(※2)Aster SQL-MapReduce
Aster SQL-MapReduceは、基本的にSQLの文法で記述されます。Asterに事前に用意されている約70のMapReduce関数もしくは開発者がJavaなどで記述し、Aster内に配したMapReduce関数をSQL文の中で呼出し、実行することで処理がなされます。代表的な関数は、シーケンシャルな物事の順序や経路を分析するためのnPath関数、順序に基づいて番号を付与していくSessionize関数、文章などのデータをキーワードに分解するTokenize関数が用意されています。

(※3)Aster SQL-H
Aster SQL-HはHadoop分散ファイルシステム(HDFS: Hadoop Distributed File System)に対して、SQLおよびSQL-MapReduceを利用してアクセスするための機能です。Asterが提供するSQL-Hは、オープンソースで提供されているHadoopの関連ソフトウェア「HCatalog」が提供する、HDFS内ファイルのデータ定義情報を読み取ります。そのためAsterからは、テーブルとカラムを指定するのと同じ方法でHDFS管理下のデータにアクセスし、SQLもしくはAster SQL-MapReduceを実行することが可能です。Aster SQL-Hを介して実行された命令に基づき、HDFS内の該当データはAster内に転送され、そのデータに対してSQL、Aster SQL-MapReduceが実行されるため、Asterの並列パフォーマンスを最大限に生かした処理が可能となります。

■関連リンク
Teradata Unified Data Architectureについて
http://www.teradata-j.com/product/unified-data-architecture/index.html
Teradataについて
http://www.teradata-j.com/product/db/index.html
Teradata Asterについて
http://www.teradata-j.com/Aster/

■関連リリース
テラデータと Hortonworks が提携 ビッグデータ・テクノロジーからビジネス価値の創出を加速
http://www.teradata-j.com/press/2012/20120307.html
日本テラデータ、ビッグデータ分析プラットフォーム「Teradata Aster MapReduce Appliance」を販売開始
http://www.teradata-j.com/press/2012/20121011.html

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◆ Teradata Corporationについて
テラデータ・コーポレーションは、統合データウェアハウス、ビッグデータ分析、およびビジネスアプリケーションにフォーカスした、データ分析ソリューション分野における世界最大規模の企業です。革新的な製品とサービスによってデータ統合とビジネスの洞察力を実現し、企業を競争優位へと導くベストな意思決定を可能にします。

http://www.teradata.com/

◆ 日本テラデータについて
日本テラデータ株式会社はテラデータ・コーポレーションの日本法人です。データベース・ソフトウェアおよび関連製品を中心に、ハードウェア・プラットフォーム、データウェアハウスに関するコンサルティング、構築支援、教育、メンテナンスサポートなど各種サービスを提供しています。

* Teradataは、米国テラデータ・コーポレーションの米国およびその他各国における商標または登録商標です。 Aster SQL-MapReduce、Aster SQL-Hは、米国テラデータ・コーポレーションにおける商標または登録商標です。

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