「チャレンジャーのつもりで頑張る。ゼッタイ、ゼッタイ、ゼ~ッタイ勝つよ」・・・WBA世界S・フェザー級王者“ゴールデン・ボーイ”ホルへ・リナレス(帝拳)にWOWOW独自インタビュー

20代前半の若さですでに世界2階級制覇を成し遂げているリナレスは、「日本のみんなに見てもらえることが嬉しい。試合が楽しみ」と戦いの日が待ち遠しい様子だ。
南米ベネズエラで輝かしいアマチュア実績を残したリナレスが、地球の真裏にある日本にやってきたのは7年前のこと。
「まだ私が17歳のとき。最初は言葉も分からないし、食べ物も違うからタイヘンだった。ホームシックで泣いたこともあったよ。でも、世界チャンピオンになりたかったから頑張った。いまは友達もたくさんいるよ。食べ物? 刺身がいちばん好き! 納豆にもチャレンジしたことがあったけれど、あれだけはダメだった。休みのときには浅草やアメ横(上野)に行くこともあるし、夏は花火もいいネ」
リナレスは一つひとつの質問に次から次に日本語で答えていく。「もう半分は日本人なんだから当たり前でしょ?」と人懐こい笑顔をみせる。強くて優しいチャンピオンは、人間的な魅力にも溢れている。
そんなリナレスだが、当然のことながらリングではまったく違う一面を見せる。素早いステップと高速ジャブで間合いと角度をつくり、十分なセッティングができたところで右ストレートを一閃。チャンスには一気に回転の速い連打を叩き込む。冷静で獰猛――獲物を袋小路に追い込む猛獣の狩りにも似た趣が感じられる。
02年のプロ初陣から27連勝。2年前にWBC世界フェザー級タイトルを獲得し、昨年11月には2階級制覇を達成した。最近は4度の世界戦を含めて6連続KO勝ちと乗りに乗っている。将来の目標でもある4階級制覇も、すでに視野に入ってきたといえよう。
「KOはいつも狙っているわけではないけれど、チャンスがあれば倒すつもり。やっぱりKOは気持ちいいからネ」
V2戦の相手は近日中に決定する予定だが、誰が来ても警戒心を緩めることはない。
「ベルトを狙ってくる選手はみんな強いでしょ。だから私もタイトルを取ったときのようなチャレンジャーの気持ちで頑張るよ。ゼッタイ、ゼッタイ、ゼ~ッタイ勝つよ」(文・原功)
リナレス選手の防衛戦は、10月10日(土)WOWOWで無料放送にて生中継される。
ホルへ・リナレス
1985年8月22日、ベネズエラ生まれ。父親の勧めで5歳のときにボクシングを始め、ベネズエラの国内タイトルを3度獲得するなどアマチュアで161戦155勝6敗の戦績を残す。帝拳ジムと契約を結び来日。02年12月に大阪でデビュー。07年7月、WBC世界フェザー級タイトルを獲得。1度防衛後にスーパー・フェザー級に転向し、昨年11月にWBAタイトルを獲得。身長173センチ。スピードと卓抜した技術と強打を誇る右のボクサーファイアー型。戦績は27戦全勝(18KO)。兄ネルソン、弟カルロス(帝拳)もプロボクサー。
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