「チャレンジャーのつもりで頑張る。ゼッタイ、ゼッタイ、ゼ~ッタイ勝つよ」・・・WBA世界S・フェザー級王者“ゴールデン・ボーイ”ホルへ・リナレス(帝拳)にWOWOW独自インタビュー

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 WOWOWが開局以来初めて行う一大イベント「WOW FES!」の一環として10月10日(土)、東京・国立代々木競技場第二体育館ではプロボクシングのダブル世界戦が行われる。WBC(世界ボクシング評議会)スーパー・バンタム級チャンピオンの西岡利晃(33歳=帝拳)と、WBA(世界ボクシング協会)スーパー・フェザー級チャンピオンのホルへ・リナレス(23歳 ※試合時は24歳=帝拳)が揃って防衛戦に臨むのだ。
 20代前半の若さですでに世界2階級制覇を成し遂げているリナレスは、「日本のみんなに見てもらえることが嬉しい。試合が楽しみ」と戦いの日が待ち遠しい様子だ。

 南米ベネズエラで輝かしいアマチュア実績を残したリナレスが、地球の真裏にある日本にやってきたのは7年前のこと。
「まだ私が17歳のとき。最初は言葉も分からないし、食べ物も違うからタイヘンだった。ホームシックで泣いたこともあったよ。でも、世界チャンピオンになりたかったから頑張った。いまは友達もたくさんいるよ。食べ物? 刺身がいちばん好き! 納豆にもチャレンジしたことがあったけれど、あれだけはダメだった。休みのときには浅草やアメ横(上野)に行くこともあるし、夏は花火もいいネ」
 リナレスは一つひとつの質問に次から次に日本語で答えていく。「もう半分は日本人なんだから当たり前でしょ?」と人懐こい笑顔をみせる。強くて優しいチャンピオンは、人間的な魅力にも溢れている。
 そんなリナレスだが、当然のことながらリングではまったく違う一面を見せる。素早いステップと高速ジャブで間合いと角度をつくり、十分なセッティングができたところで右ストレートを一閃。チャンスには一気に回転の速い連打を叩き込む。冷静で獰猛――獲物を袋小路に追い込む猛獣の狩りにも似た趣が感じられる。
 02年のプロ初陣から27連勝。2年前にWBC世界フェザー級タイトルを獲得し、昨年11月には2階級制覇を達成した。最近は4度の世界戦を含めて6連続KO勝ちと乗りに乗っている。将来の目標でもある4階級制覇も、すでに視野に入ってきたといえよう。
「KOはいつも狙っているわけではないけれど、チャンスがあれば倒すつもり。やっぱりKOは気持ちいいからネ」
 V2戦の相手は近日中に決定する予定だが、誰が来ても警戒心を緩めることはない。
「ベルトを狙ってくる選手はみんな強いでしょ。だから私もタイトルを取ったときのようなチャレンジャーの気持ちで頑張るよ。ゼッタイ、ゼッタイ、ゼ~ッタイ勝つよ」(文・原功)

 リナレス選手の防衛戦は、10月10日(土)WOWOWで無料放送にて生中継される。


ホルへ・リナレス
1985年8月22日、ベネズエラ生まれ。父親の勧めで5歳のときにボクシングを始め、ベネズエラの国内タイトルを3度獲得するなどアマチュアで161戦155勝6敗の戦績を残す。帝拳ジムと契約を結び来日。02年12月に大阪でデビュー。07年7月、WBC世界フェザー級タイトルを獲得。1度防衛後にスーパー・フェザー級に転向し、昨年11月にWBAタイトルを獲得。身長173センチ。スピードと卓抜した技術と強打を誇る右のボクサーファイアー型。戦績は27戦全勝(18KO)。兄ネルソン、弟カルロス(帝拳)もプロボクサー。

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設立
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