世界経済フォーラム年次総会でTABLE FOR TWOを採用 ~日本発の社会貢献活動を世界のリーダーが集まる場でアピール~
会場昼食とダボス市内のホテル10箇所で寄付つきヘルシーメニュー提供
日本発、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人TABLE FOR TWO International(東京都港区、代表 小暮 真久、以下TFT)の趣旨に賛同した世界経済フォーラムは、2016年1月20日から1月23日にスイス ダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会に際し、会場の昼食を通じてTFTプログラムを採用しています。また、ダボス市内のホテル10箇所のレストランでも、TFTへの寄付つきヘルシーメニューが提供されています。
世界経済フォーラムで採用されたTFTプログラムは、メイン会場(コングレスセンター)のランチビュッフェと、市内の数十箇所の会場で開催されるプライベートセッションのランチビュッフェで、会期中の1月20日から1月23日に提供されています。また、ダボス市内の10ホテル内にあるレストランでもTFTへの寄付つきヘルシーメニューが提供されています(寄付金:レストランによって異なるが1食につき最大4スイスフラン)。寄付金は、TFTを通じてヨルダンのシリア難民キャンプで暮らすシリア人の子どもを対象にした給食支援に用いられます。給食は、避難によって学業を中断してしまった児童・生徒が再び通学するきっかけになっています。
世界経済フォーラム年次総会には、40か国の政府首脳や2500人余りの経済界のリーダーが参加し、250以上のセッションで世界のさまざまな問題をテーマに議論が交わされています。TABLE FOR TWOのコンセプトは、2006年にカナダで開催された世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダー(YGL)会議で、世界の食料問題と健康問題をテーマに討論された会で日本人のYGLによって生み出されたものです。このYGL会議で生まれたTFTは、2008年から毎年開催される世界経済フォーラム年次総会のビュッフェで採用されてきました。この場でTFTを知った世界のリーダーがTFTを自国で広め、これまで、世界経済フォーラムをきっかけに、ノルウェーの3病院の職員食堂や、サウジアラビアのヘルスケア関連企業の社員食堂、韓国と香港の飲食店などにTFTが導入されました。この日本発の社会貢献活動は14カ国に広がり、2007年の設立以来、TFTは約3,723 万食の学校給食を届けています。
これまでは公式会場のみで導入されていたTFTプログラムが、今回はダボス市内のホテル内にあるヒルトンホテル、シュタイゲンベルガーホテル、コングレスホテルなど10ホテルのレストランでも導入されることになりました。また、メイン会場では、デジタルスクリーンでTFTの活動を紹介するスライドが放映されています。
2016年の世界経済フォーラム年次総会を通じた寄付は、ヨルダンのシリア難民キャンプでの給食支援にあてられます。2011 年に発生したシリア危機以後、400万人以上が難民として国外へ逃れました。難民の半数以上が18歳以下の子どもたちです。学校給食は、避難によって学業を中断してしまった児童・生徒が再び通学する きっかけになっています。
NPO法人TABLE FOR TWO International 代表 小暮真久コメント
「世界経済フォーラムのYGL会議で、日本人によって考案された社会貢献活動であるTABLE FOR TWOを、世界のリーダーが集まる世界経済フォーラム年次総会の場で大々的にアピールすることができ、大変うれしく思います。これを機にさらに世界展開を加速していきたいと思います」
※写真のメニュー:
有機豆腐の全粒タリアテーレ 季節の野菜添え
(コングレスホテル内レストラン・エクストラブラットで提供 25.5スイスフラン、うち寄付金 1スイスフラン)
■ NPO 法人 TABLE FOR TWO International について
http://jp.tablefor2.org/
2007 年 10 月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗で TFT ヘルシーメニューを 購入すると、代金の内20 円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1 食分をプレゼントできます。これまで企業や官公庁、大学、病院など約 700 団体が参加。気軽に社会貢献とメタボ予防ができるという一石二鳥な取り組みが人気を呼び、約3,723 万食をアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのミャンマー、フィリピンに届けました。
■ 世界経済フォーラムについて
www.weforum.org
1971年にNPO法人を設立(本部:スイス ジュネーブ)。世界経済フォーラムは、「世界市民としての責任がある」という考えのもと、官民が協力して世界をよりよくすることを目指す国際機関です。ビジネス、政治、学術をはじめ、世界のさまざまなリーダーが、世界、各地、各業界の課題をテーマに、課題解決へ取り組んでいます。どの組織とも利害関係のない独立した中立的な機関で、世界の主要な全ての国際機関と密に連携しています。
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