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メドピア株式会社
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【医師アンケート調査】「医師過剰時代は本当に来るか?」について、医師の7割は「大都市圏のみ医師過剰になる」と回答

メドピア株式会社

医師10万人以上(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」(https://medpeer.jp)を運営するメドピア株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長:石見 陽)は、会員医師を対象に、「医師過剰時代は本当に来るか?」(※)についてのアンケートを実施いたしました。以下、結果をご報告します。

※参考:厚生労働省「医師の需給推計について」(2016年3月31日)

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000120213.html
 

 

■サマリー

  • 「医師過剰時代は本当に来るか?」の質問に対し、4,022人の医師が回答した。結果、7割の医師が「大都市圏のみ医師過剰になる」と回答した。都市部で働く医師、地方で働く医師、共に「医師数が増えても、地域での医師の偏在は解消されない」という意見が多く見られた。
  • 「全国的に医師過剰になる」と回答したのは13%であった。「人口が減少しているのに医学部の定員が増えている」ことを理由に挙げる声が多く、「特に開業医が過剰となる」という意見もあった。
  • 一方で、「医師過剰にはならない」と回答した医師も15%いた。コメントを見ると、「以前から医師過剰時代が来ると言われていたが、結果過剰にならなかった」、「医師の働き方の変化や離職の増加などで、医師数が増えても過剰にはならない」という声が多かった。
  • 「医師不足になる」と回答した医師はわずか2%であり、「医療の高度化と専門分化によって、より多くの人手が必要になる」という意見があった。


■回答コメント(一部を抜粋)

「全国的に医師過剰になる」  514件
・団塊の世代に合わせて医師を養成しているのだから、団塊の世代がほぼ消滅する2035年移行になれば、当然、医師は過剰になる。これに、ITやロボット技術の進歩を加えれば、相当深刻な医療提供者の過剰時代が来る。(60代、消化器内科、兵庫県)
・当院では高齢者の数は頭打ちで減ってきています。団塊の世代が亡くなった後は全国的に医師過剰になるのではないかと危惧しています。(50代、アレルギー科、北海道)
・人口減少しているのに医学部を増やしているので当然過剰になり、歯科医師、弁護士と同じ運命をたどる。(50代、一般内科、その他)
・始めは大都市が過剰になるが次第に地方に分散することになるだろう。よって、最終的には全国的に過剰になって行くのではないかと考えます。(40代、小児科、岩手県)
・病院の数が減り勤務医は減るが、開業医が増えるでしょう。(50代、呼吸器内科、山口県)

「大都市圏のみ医師過剰になる」  2,820件
・北海道在住です。以前、道東の僻地にいた時には医療過疎を切実に感じましたが、5年前に札幌に出てきて今は医師過剰を感じます。(50代、腎臓内科・透析、北海道)
・現在も平均すれば、実は過剰なのではと思います。偏在しているだけかと。偏在しているが故に、私の現在いるような田舎では、医師は足りません。大都市でも開業医は、もうとっくに飽和しているかと。(50代、精神科、広島県)
・このままの状態で医学部卒が増えるならば増加すると考えられる。しかし、現在のいわゆる僻地へ行く医師数はあまり増えることは期待できないので、都市部に集中することとなると思われる。(70代、小児科、北海道)
・私が学生だった時に医師は余っているからいらないと言われましたが、研修制度が変わり、急に医師が足りないと言われだしました。偏在しているのだと思います。(30代、精神科、大阪府)
・かなり前から過剰になるといわれているが、地方ではいつまでたっても医師が足りているとは言えない状態が続いている。(50代、小児科、群馬県)
・大都市およびある特定の診療科では過剰になるかもしれませんが、少なくとも病理では過疎状態が続くと思います。(50代、病理、神奈川県)
・少なくとも、質を重視した医療現場、医師の負担が重過ぎない労働環境を真面目に考えたら、今の倍いても現場目線ではまだまだ足りないと思っています。ただし、都市部に偏る傾向はあり、実際問題ローカルに医師が余る現象はありえるは思いますが。(40代、小児科、埼玉県)

「医師過剰にはならない」  618件
・医師も高齢化してリタイアするので、過剰にはならない。(60代、一般内科、宮城県)
・30年前、私が大学に入学した時も「医師過剰時代が来る。」と学長が予言されていました。人口に対する医師の人数ということであれば、すでに過剰でありこれからますます過剰になるでしょう。でも「仕事ができる」医師の数は常に不足しています。これからも「名目過剰、実質不足」が続くと思います。(50代、脳神経外科、愛知県)
・医療職の待遇は悪化の一途であり、現場のモチベーションは低下しているように感じられ、医師についてもそうそう過剰になるほど定着率が維持されるようには思えない。女性医師の増加とまたその離職の増加も、その表れに思える。(50代、一般外科、愛知県)
・医療に対する要望の多様化と、医師自身の仕事に対する価値観の変化から医師の人数のみでは測れない社会的変化が起こりつつあります。(50代、一般内科、福井県)
・女性医師の増加とそのサポート体制が十分にならないこと、科毎の偏りを考えると医師過剰にはならないと思います。(50代、一般内科、大阪府)
・昭和50年代にも医師過剰と言われたことがありましたが、結果医師不足となりました。(40代、脳神経外科、静岡県)

「医師不足になる」  70件
・働くドクターとあまり働かないドクターの二極化が進むだけで、医療需要には追いつけず医師不足は加速すると思う。(50代、一般内科、福島県)
・女性医師が多くなっていることや、いつまでも働けるわけではない。医学の進歩により専門分化されるため、より多くの人出が必要だと思う。よって過剰どころか医師不足になるのでは?(40代、精神科、山形県)
・アルバイトで生計を立てている医師が増えているので、なかなか難しいでしょう。(50代、リウマチ科、滋賀県)
・診療科の細分化で不足すると思います。(40代、呼吸器外科、秋田県)

■調査概要

調査期間:2016/4/18 ~ 2016/4/24
有効回答:4,022人(回答者はすべて、医師専用コミュニティサイトMedPeerに会員登録をする医師)
調査方法:MedPeer内の「ポスティング調査」コーナーにおいて、医師会員からご投稿頂いたテーマをもとに、以下の質問を投げかけました。
 厚生労働省は3月31日、医師の需要は2033年頃に均衡し、2040年には全国で約1万8000人の医師が過剰になるという推計結果を公表しました(需要が最も大きな場合)。この推計を文字通りに受け止めると、かなりの「医師過剰時代」が来ると予測されますが、実際の医療現場は本当に医師過剰になるでしょうか。皆さまの考えをお聞かせください。下記選択肢の中から皆さまの考えに最も近い回答をお選びいただいた上、コメント欄にはそのように考えた理由をお書きください。

※参考:厚生労働省「医師の需給推計について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000120213.html

1. 全国的に医師過剰になる
2. 大都市圏のみ医師過剰になる
3. 医師過剰にはならない
4. 医師不足になる

 

■記事引用時のお願い

ž ・医師専用コミュニティサイト「MedPeer」調べ、と明記ください。
ž ・WEB上での引用に際しましては、「MedPeer」にhttps://medpeer.jpへのリンク付与をお願い致します。

 

【メドピア株式会社について】
・社名:メドピア株式会社( https://medpeer.co.jp )
・代表者:代表取締役社長 石見 陽 (医師・医学博士)
・設立:2004年12月
・運営サービス:医師専用サイト「MedPeer(メドピア)」( https://medpeer.jp 

メドピア株式会社は、「Supporting Doctors, Helping Patients.」を理念として、現在10万人以上の医師(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用サイト「MedPeer」を運営しています。医師同士が臨床現場で得た知見を「集合知」として共有する場を提供することで、医師の診療を支援するとともに、MedPeerの医師会員および集合知を源泉として、製薬企業をはじめとした企業に対して医師向けのマーケティング支援サービスを提供しています。

【お問い合わせ先】
メドピア株式会社 広報担当 藤野
電話:03-6447-7961 | メール:pr@medpeer.co.jp

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種類
調査レポート
ビジネスカテゴリ
医療・病院医薬・製薬
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URL
https://medpeer.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア9階
電話番号
03-4405-4905
代表者名
石見 陽
上場
東証プライム
資本金
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設立
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