モルゲンロットがGPUを使った数値流体シミュレーションの研究開発を開始
モルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 森本 竜英、以下モルゲンロット)は工業製品の設計に必要不可欠な数値流体シミュレーションの研究開発に着手します。Lattice Boltzmann method を用いて大規模計算を対象に高速で高忠実度なシミュレーターを目指します。
モルゲンロットは、自動車・建設・機械などの産業界に於ける設計開発の高速化及び大規模化へのニーズに応えるため,弊社の強みであるアクセラレーター(GPU)の知見を活かし、高忠実で高速な数値流体シミュレーションの研究開発を開始します。この研究開発はカールスルーエ工科大学(Karlsruher Institut für Technologie)にある研究グループであるopenLBに博士課程学生として社員を1人派遣、openLBと共同で行います。研究成果は随時論文としてまとめ、学術誌への投稿を予定しています。
■モルゲンロット株式会社について
モルゲンロット株式会社は、「必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現する。」をミッションに掲げ、企業の計算リソースの可視化・管理・最適化の実現、計算力のシェアリングにより、最適な計算環境の提供を目指すスタートアップです。大企業や研究機関などにおいてイノベーションのための計算力に対する需要が増大しており、今後更に計算力の不足が深刻化していくと予想されています。当社は大企業などが有する計算力の適切な管理を実現するとともに、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立により計算力不足という課題解決に取り組んでいます。
■モルゲンロット株式会社 会社概要
社名: モルゲンロット株式会社(MORGENROTとはドイツ語で”朝焼けの山頂”という意味)
設立:2019年4月
本社:東京都千代田区麹町4丁目4−3 ピネックス麹町 6階
代表取締役:森本 竜英
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